では収録内容の詳細を

STONE COLD STEVE AUSTIN : WHAT?
(約2時間20分収録)
 何やらガラガラ蛇がWWFから解雇されたようで、それが
ホンマなら個人ものDVDとしては、これが最後となる可能性
もあるんやな。ま、感傷に浸っていても仕方ないから、プレイ
ボタンを押してみましょか...。

@The Rattlesnake
 ・オースチンの個人ものDVDでは相手役として定番の
  『唯一の友人』JRを相手に、ボチボチと語り始めます。
AWrestleMania X-7
 ・アストロ・ドームにて行なわれたロックとの大一番を振り返っ
  ております。ダイジェスト収録とはいえ、やはり見応えのある
  場面はキチンと収められており、土壇場でのビンスとの結託
  といった、その後のオースチンを語るには欠かせないシーン
  等へコメントを。
BGoing with Vince
 ・『レッスル・マニア』翌日、HHHとも結託して再度ロックを血海
  に沈めましたんや。観客からは何故?の大合唱なんやけど、
  ガラガラ蛇には知ったことやおません。そしてこれまでのビンス
  との抗争の歴史についてもコメントを。
CTriple H
 ・オースチン、HHH、ビンスの連合軍は史上最悪のトライアン
  グルでしたなァ。
DNo Way Out 2001
 ・そもそもオースチンがHHHと結託したのは、この試合のせい
  なんですワ。変則試合形式の3本勝負で、最初が通常のル
  ール。次がストリート・ファイト戦。これで決着とならない場合
  は金網戦、と正に地獄のような試合です。
  これを戦い抜いた事で、俺のベルトを脅かす最大の可能性を
  持っている奴はHHHとオースチンが認識。それなら戦うより
  手を組んでおいた方が安心との発案やったみたい。
  尚、この試合は特典映像として収められとるから、詳細は後
  でゆっくりと。
EWhooping-@$$
 ・一度頭に血が上ると止まりません、『唯一の友人』JRを始め、
  マイケル・コール、タジリ、タズ、スパイク、ケイン、テイカーと
  目に付く奴は全てボコボコに。
Fvs Chris Benoit
 ・やりたい放題のガラガラ蛇の前に立ちふさがったのは、クリス・
  ベノワ。ここでは『キング・オブ・ザ・リング』でのベノワ&ジェ
  リコを相手にした3WAY防衛戦の前振りとして、スマック・ダウ
  ンで組まれたベノワとのシングル戦を収録。これがまたなかな
  かの内容の試合となったんですワ。気分の乗らん時はアカン
  けど、反対に気分の乗ったオースチンはやっぱりやりよるなァ
  と、当時再認識させられたモンでした。
GEarly Years
 ・WCW時代の貴重な映像がてんこ盛り。語るはフレアー御大と
  AAことアーン・アンダーソン。ポールEをマネに、花道を歩む
  シーンなんか、ワシには滅茶苦茶新鮮でしたワ。
  WCWを買い取った際に映像関係の権利も獲得した事で収録
  可能となったんやろな。あと、影響を受けたレスラー達にも触れ
  られております。
  また、オーエンのパイル・ドライバーにより首を負傷した事も、
  少しだけコメントしてましたワ。
HMad TV
 ・MTVの悪乗り番組に出演しましたんや。
  あの、あの、あのキッツイ嫁のデブラと一緒にね...。
  得意の弾き語りも披露してやったデ(笑)。
ICrazy Time
 ・弾き語りといえば、やっぱりこれは外せません。
  傷心のビンスを癒すため、自慢の喉をここでも披露。
  でしゃばり男のカート君と、ギター漫談で勝負をしましたんや。
  しかしカート君もなかなか引き下がらんワ。それどころか、
  ビンスからの愛を受けるのはどちらかで大モメに。
  ワシ個人としては、この頃の米国版レッツ・ゴー3匹が今で
  も忘れられまへん。
  エッ、レッツ・ゴー3匹師匠を知りはりまへんか。
  関西の重鎮漫才トリオですワ。
  で、この当時、WWFは漫才化していたかというと、それが
  そうでもおまへん。シェインとステフが手を組み、親父である
  ビンスの追い出しを計画しとるんやから。それやのに頼みの
  綱のオースチンとカート君がギター漫談では、ビンスの血圧
  も上がりますわな。「昔の怒れるガラガラ蛇に戻って、ワシに
  スタナーをかましてくれ!」とビンスが懇願する場面なんか、
  涙モンでっせ。そしていよいよ、怒れる南部男の復活や。
JWhat ?
 ・説明不要でっしゃろ。何故か大ウケの『WHAT?』ですワ。
KSummerSlam 2001
 ・WWFを守るために立ちあがったかと思いきや、何とビンス
  が俺よりカートを大事にしていると嫉妬し、WCW&ECW
  連合軍へ寝返ったオースチン。カート君相手の防衛戦も
  小悪党の専売特許である反則防衛を堂々と実行ですワ。
LPost 9/11 Show
 ・同時テロ直後のスマック・ダウンより。
  番組内ではテロリストに怒りを表明していたオースチンも、
  ショー収録後は、会場に詰め掛けた客相手に大サービス。
  ここでも自慢の喉が大活躍ですワ(笑)。
MIf there's one thing…
 ・ネット情報で知ってたんやけど、この頃オースチンは番組
  放送終了後、客をいじってやる事を頻繁にやっていたらしく、
  ここではその一部始終が収録されております。
  本来ライヴの客しか知らない、言わばボーナス・トラックが
  こうして日の目を見たんですな。
NGiving 120%
 ・オースチンとビールは切り離せぬ仲。番組内で何時も絶妙
  のコントロールによりビールを投げ込むタイム・キーパー氏
  のコメントに始まり、オースチン流ビールの呑み方ってプロ
  モ風の小特集もあり。
  まだまだこれからもガンガンやりまっせって感じで本編は幕に。

以下はDVD特典映像ですワ。
@vs. HHH (No Way Out 2001)
 ・ここの欄を埋めるため、再度この試合を見終わったとこです。
  やはりこの試合は、2001年を代表するものとしてWWFは
  もとより、広くプロレス界を見渡してみても、堂々と最高位に
  ランクさせてエエものやないやろか。通常ルール、ストリート・
  ファイト戦、金網戦とめまぐるしく舞台は変化しよるけど、長
  丁場(40分以上!!)を戦いつつも、一瞬たりとて休む暇な
  く攻防が続くんやモンな。
  互いのフィニッシュ・ホールドには最大の敬意を示し、1本
  づつ獲り合った後の3本目の幕の引き方なんて、もはや芸術
  の域に達っしとるデ。これを衆人監視の下、ライヴでやって
  しまうんやから、オースチンとHHHには敬服してしまうな。
AKing of the Ring 1996
 ・96年のキング・オブ・ザ・リングに輝いたオースチン。
  決勝で下したJ・ロバーツが花道を退いていくのを見つつ、
  聖書を茶化した暴言を吐きよりました。
  敬虔なクリスチャンであるロバーツ相手のこの発言により、
  世に言う『オースチン書3章16節』が誕生したんやね。
Bvs. Ricky Steamboat (Bash At The Beach 1994)
 ・WCW時代にUS王座防衛戦をリッキー(懐かしいね)とやった
  ものですワ。後半のパイル・ドライバーの体勢の取り合いから、
  ロープ悪用のフィニッシュまで、なかなか魅了してくれる内容や。
COrigins of 3:16
 ・『オースチン書3章16節』について語っております。
DArn Anderson
 ・重鎮AA、オースチンを語る
EThe Camera Guy
 ・この作品のカメラマンもやっぱり語る
FWildlife
 ・やっぱり自然暮らしが一番とでも喋っているのやろか。
GBack at the Ranch…
 ・『唯一の親友』JR(←しつこくてスンマセン)相手に、大団円。

<総評> DVDを見終わって思う事は、オースチンとWWFの
 これから。『仕事の拒否』はアカンけど、それにしてもこれだけの
 演者の首を飛ばしたのは、やはり会社にとっては損失や。
 ネットの情報によると『次代の大物』君に負けてやれと言われた
 ことで、溜まり溜まった鬱憤が爆発って事らしいけど、会社側も
 オースチンがそこまで嫌がるなら、もうちょっと別の『お話』
 書けたんやないやろか。DVDにもあるように、本人が納得した
 ならアホな芝居かてこなしてくれる貴重な人材やったのにな。
 ま、何が起こっても不思議ではないプロレス界やよって、ワシら
 オースチン・ファンはこのDVDでも鑑賞しながら、気長に復帰を
 待ちましょうや。そのうち、またガチャーンってガラスの割れる音
 を聞くこともありますって...。


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