では収録内容の詳細を

THE PEOPLE’S CHAMP (146分収録)
 4部構成になっており、@約90分の本編、A約3分の静止画面集、
Bリング上のアピール場面集、C各番組でのやりとり場面集から
成り立っているDVDですワ。

まず@の本編ですが、99年キング・オブ・ザ・リングでのテイカー戦から
始まり、フリー・ローデッドでのHHHとの革紐戦、
夏の本場所サマー・スラムでのビリー・ガンとのKISS MY ASS戦、
00年WMでの遺恨につながる00年ランブルでのB・ショーとの絡み
などがダイジェストで、Dロウやエッジ、キングらの証言を交えて収録
されとります。
またミック・フォーリーとのデコボコ・コンビがお茶の間受けしたであろう、
ロックン・ソック・コネクションについても当然収められており、
ミックが主催したロックのズッコケ誕生記念会も完全収録ではない
ものの、それなりの時間が割かれております。
Aの静止画面集はどうってことのない写真ばかりでした。
って言うか、DVDに静止画を入れてどないするんや。
Bのリング上のアピール場面集は合計9場面入っており、どれも
皆様お馴染みの「遂にロック様が?」で始まるもので、
笑えるものとしてはHHHとブリティシュ・ブルドッグの一戦をロックが
裁いて当然の事ながらひと悶着起こすところやろかなァ。
Cの各番組でのやりとり場面集は合計8場面入っており、
主にマイケル・コールへのイジメ特集といった趣のものですワ。
ワシとしてはケビン・ケリー(マニアの皆様にはオカマのケビ子で
有名?)へのイジメを特集して欲しかったんやけど。

<総評>合計146分も収録されているのに、プロレスラーの本業である 
べき試合そのものがどれも完全収録されていないって内容のDVD。
そやけどこれこそがロック様の本質を的確に表しているんやろね。
また若きロック・ファンの皆様には、僅か数年前の姿さえ新鮮に映る
のやないかなと思いますワ。
最近はトレード・マークのもみ上げも短くなってしもて、いよいよ
ムービー・スターと化して行きそうなロック様やけど、
スコーピオン・キングのDVD(もう発売されとるんでっか?)と一緒に
レジまでお持ちいただいたらどないでっしゃろ。
最後にワシの乱暴な点数付けやけど、
ロック様の試合が観たい人には、☆☆
ロック様の喋りが観たい人には、☆☆☆☆☆(☆一つで20点)で。


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