では収録内容の詳細を

THE ROCK : JUST BRING IT ! (約3時間収録)
 早いもので、ロック様の個人ものDVDもこれが3作目。
ここではロック様直々(着用してるハンチング帽がお茶目やね)
『皆の王者』からムーピー・スターへの道程を語ります。
では皆さんもDVDをセットし、「かかって来い!」

(01)Just Bring It!
 ・まずは、ロック様の軽いご挨拶から。
(02)King of the Ring 2000
 ・番外戦でビンスにロック・ボトムをお見舞い
(03)Never Before…
 ・この日は、ルイジアナの会場へビデオ撮影部隊が移動。
  シャワー・ルームではS・リチャーズ、スコッテイらが急な撮影
  に驚いており、ロッカー・ルームではサタンが腋毛を剃っている
  シーンもあり。ただ爆笑ではすまないのが、シャワー・ルームの
  先客カート君。シャワーで上気したのか、変に色っぽい目付き
  で、ロック様の挨拶に応えるんやけど、正直言ってオマエは
  やっぱりホモかって感じで、少々気持ち悪かったですワ(笑)。
  またこの日は、いわゆるハウス・ショーの様なんですが、何と
  オースチンと仲良く肩を組んで歌を唄う〜突然のロック・ボトム
  へってシーンが収録されとりました。多分直後のRAWでの本
  番に向けた舞台練習なんやろけど、これは貴重な映像や。
(04)The Mummy Returns
 ・映画『The Mummy Returns』について語っておられますワ。
(05)The Rock Says…
 ・マイク・アピールについて語っておられますワ。
  料理されたのはブック様、カート君、ベノワなどなどです。
  メンフィスの会場では、最前列に陣取ったロックン・ロールの
  始祖である“キラー”ジェリー・リー・ルイスに捧げるマイクも。
(06)Fully Loaded 2000
 ・ベノワとシェインの画策でWWF王座ベルトを略奪されそうに
  なったもののコミッショナー、ミック・フォーリー氏が登場し...。
(07)Picture The Rock
 ・シェア・スタジアムにニュー・ヨーク・メッツのピアザを訪問。
(08)No Mercy 2000
 ・カート君相手に防衛戦。何かと小うるさいステフにはロック・
  ボトムをお見舞い。しかしこれに激怒したHHHの介入と、
  カート君抹殺に現れたリキシの誤爆が加わって...。
(09)Survivor Series 2000
 ・99年の同大会でオースチンを轢き逃げした実行犯はリキシ
  と判明。しかもリキシは、ロックのためを思ってやった事だと
  動機を吐露。根底には人種問題までが絡み、紆余曲折の
  末、ロック様とリキシが決着戦へ。
(10)"Pie"
 ・WWFのテーマCDにボーナスとして収録される”Pie”の録音
  風景。歌ってよりも、軽いラップって感じやね。
(11)No Way Out 2001
 ・遂に巡って来た、カート君への挑戦の機会。直後に控えた
  『レッスル・マニア』を視野に、B・ショーの介入もはね返して
  手堅くベルトを奪取
(12)Road to WrestleMania X-Seven
 ・オースチンとの試合は、やはり特別なものらしいですワ。
(13)WrestleMania X-Seven
 ・大一番、遂にゴング。アストロ・ドームを舞台に、宿命の両者
  が激突。しかし何とオースチンがビンスと手を組むという、
  大どんでん返しがここに用意されていたんですワ...。
(14)WrestleMania Aftermath
 ・『レッスル・マニア』翌日のRAW。ビンスをボコッてオースチン
  との王座戦をゲット。しかしこれにはビンスから金網戦でやれ
  と注文が付く。しかも試合後半にはHHHまでが介入し、哀れ
  ロック様は病院送りにされてしまうんや。
(15)No Time…
 ・けど、心配したらアカンよ。ホンマは、映画『蠍王』撮影のため、
  長期欠場する理由が必要やっただけやから(笑)。
(16)The Scorpion King
 ・映画『蠍王』のメイキング風景ですワ。
(17)Mummy Returns Premiere
 ・映画『蠍王』の試写会に出向きました。
(18)Movies vs WWF
 ・どうやら、映画とWWFとのお話みたい。
  そして遂にロック様、WWFへご帰還。フィラデルフィアの
  会場前には映画『ロッキー』でスタローンが演じたロッキー・
  バルボアの銅像であるんやけど、この前でロック様が格好
  良く見栄を切っております。
(19)Finaly…
 ・当時はビンス率いるWWF軍と、シェイン率いるWCW&ECW
  軍が抗争の真っ最中。当然戦力確保にビンスとシェインは躍起
  となるんやけど、ロック様が選んだのはWWF。
  しかし『ビンスのWWF』ではなく、『皆のWWF』を選択。
  やはりビンスとシェインには、ロック・ボトムが待ってました。
  以降、ベビー街道まっしぐらのロック様となります。
(20)SummerSlam 2001
 ・ロック様が復帰後標的としたのは、ロック・ボトムそっくりのブッ
  ク・エンドなる技を十八番とするブック様。得意のマイクで兆発
  し、夏の本場所『サマー・スラム』でWCW王座を奪取ですワ。
(21)The Rock Says More…
 ・またまたマイク・アピールについて語っておられますワ。
  ここではケビン・ケリー苛めの特集って趣き(笑)。
  後世まで語り継がれるであろう、『ケビ子、鼻くそインタビュー』
  の全貌は、特典映像で確認できまっせ。
(22)Weight a Minute…
 ・ジムで鍛えるロック様。
(23)Make a Wish
 ・障害を持っている子供達を慰問するロック様。
(24)Rock On
 ・プロレスも映画も、『かかって来い!』

以下はDVD特典映像ですワ。
@vs. Kurt Angle
 ・本編(11)でも触れていた試合の完全版。
  実はこの試合の一つ前に組まれていた試合ってのが、オース
  チンとHHHによる変則3本勝負で、これが歴史に残るであろう
  好勝負となったんですワ。そうなると割りを食うのがメイン。
  WWF王座を懸けた試合がセミ・ファイナルより見劣りするなん
  て問題やモンな。けどキッチリと締めた内容に仕上げたのは、
  流石でしたな。ロック様はこれでベルトを奪取し、『レッスル・マ
  ニア』に歩を進めるんですワ。
AUnforgiven 2001
 ・ロック様によるWCW王座防衛戦。このPPVは同時多発テロ直
  後に行なわれたものとして、やる側も観る側も特別な感情があ
  あったと思いますワ。
  ロック様にチャレンジするは、元王者のブック様とシェイン・マクマ
  ホン。3WAYとは言うものの、実質的にはロック様に不利なの 
  は見え見え。ただし敵陣も一枚岩ではなく、シェイン本人が実は
  ブック様を、チャンスがあるなら出し抜いてやろうと虎視眈々
  WCWから来た『悪のレフリー』であるニックもエエ味を出してお
  り、充実の一戦となっておりますワ。
Bvs. Rvd
 ・DVD内のチャプター表示には現れませんが、同封の冊子に記さ
  れている様に、キチンと試合は収録されております。
  ワシの再生機の場合やと、特典映像再生時に、次のチャプター
  へ飛ぶボタンを押し続けると、これも再生されよりましたワ。
  内容は、ステフの誕生日記念で組まれた、当時大注目株と化し
  ていたRVDとの一戦ですワ。
Cvs. Shane McMahon
 ・映画『蠍王』撮影から復帰し、一番最初にやった試合ってのが
  ハードコア・ルールでのこの試合。やはり試合勘が鈍っていた
  ロック様、しかしここでは試合巧者のシェインが大活躍や。
  ゴミ箱を頭から被って花道を転がり落ちる場面なんて、そこら
  のレスラーには出来ない芸当ですワ(笑)。
DLilian thinks about…
 ・リング・アナ(って肩書きでエエんやろか)のリリアンに、スケベ
  トークを爆発させました。
EKevin Kelly interviews…
 ・本編(21)でも触れていた『オカマのケビ子』苛めの頂点。
  インタビューの間中、ずっとケビン・ケリーに鼻くそをほじってい
  ろと命令しよるんやけど、この直後から画面にケビ子を観る事
  がなくなったよって、多分これが原因で裏方に回ってしもうた
  んやないかな。子供に、「お父ちゃん、最低」と言われてたり
  して。仕事とは言え、ホンマに辛い内容やモンな...。
FBig Jugs & Pie
 ・ロック様の控え室を訪ね、試合後に一緒に遊びに行こうと言い
  出したカート君。何処に行くのかとロック様に尋ねられて...。
GSingin' in the…
 ・上のコントの続き。今度は自伝の『ホントにホントだよ』を自慢
  するカート君。すかさずロック様も自伝の『かかって来い!』
  持ち出して応戦。ここから今度は喉自慢大会へと雪崩れ込む
  両雄。カート君の『失恋ホテル』の替え歌に注目や。
HPick a Partner
 ・マイケル・コール相手のインタビュー。この夜はステフの謀略
  により、テスト&『?』とのハンディ戦を組まれたロック様。
  『?』はアナタが誰でも選びなさいとのステフの命令に、ロック
  様が選んだのは、何とステフ本人。元々テストとステフは婚約
  していた間柄であり、待ってましたとロック様によるウエディン
  グ・ソングの替え歌も飛び出して...。
IRock and Bill
 ・マイクロ・ソフト社が発表したXBOXの発表会にお呼ばれした
  我らがロック様。ビル・ゲイツ氏相手に堂々の立ち振る舞いや。

<総評> これまでの既発個人ものDVDには完全収録の試合が
  なく、やはりロック様は口で勝負のレスラーなんやなって思って
  いましたが、やっとしっかりした試合を完全収録し、併せてロッ
  ック様の多彩な芸を多角的に楽しめるDVDが発売されました。
  若干映画の宣伝っぽいところもおますが、レスラーからムービ
  ー・スターへの変遷期であった2000〜1年という、ロック様に
  とって重要な時代を鮮やかに振り返ることができ、ファンには
  必携の作品となるはずですワ。

★★特典映像のRVD戦について★★
  私どものHPによく遊びに来ていただいている『ドゥエイン・ジョン
 ソンさん』情報を報告して下さいました。
 それによるとチャプター表示のないRVD戦は日本版の場合、
 エクストラ画面のLilian thinks about... で←ボタンを押すと再生で
 きるとのこと。
 で、ワシの所有する米国版でも試したところ同じ結果となりました。
 ただしワシとこの再生装置の場合、←ボタンは2度押さないとダメ
 みたい。で、これって隠しトラックとして扱ってエエんやろか。


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