では収録内容の詳細を

このDVDはリージョン『1』なので注意して下さい!

BACKLASH 2002                    (約3時間15分収録)
 2002年4月21日のPPV『BACKLASH2002』をDVD化したも
のですワ。開催地はミズーリ州のカンサス・シティやそうです。

@オープニング・プロモ
ACruiserweight championship :
Billy Kidman vs Tajiri w/Torrie
 ・横浜大会でも組まれたカードですな。最近続々と刊行されるアメ
  プロ系の本によると、どうやらタジリのマネージャー役であるトリ
  ーこそがキッドマンの実生活での恋人やそうで、誰が『配役』を
  決めるのか知らへんけど、なかなかいやらしい事をするもんで
  すワ(笑)。試合内容に文句はなし。やっぱり何度も同じ相手と
  試合をして徐々に完成形に近付けていくんやって事が伺えます。
  しかし試合後、タジリが日本語で喋った「金髪女を陵辱するのが
  云々」って台詞には驚きました。PPVとは言え、陵辱なんて言葉
  が米国の放送電波に乗って、世界各国へ中継されたんでっせ。
  2002年4月21日を、日本国も『陵辱記念日』に制定せんとな。
B場面は変わって...
 ・2部制実施に伴い、別々の番組に配置替えとなった元APAの
  ブラッドショーとファルークがバックステージで再会を。
CBradshaw vs. Scott Hall
 ・『僚友』ケインの忘れ形見であるマスクを片手にぶら下げたX−
  PACを引き連れホールがリング・イン。それならばとファルーク親
  分がブラッドショー代貸の援護に登場。これは多分ホール側から
  の提案やったんやろね。脇を固める者が居ないと、試合を構築す
  る自信がないんやと思うワ。ワシはホールの全盛期の試合を観た
  事がないよって、どうしても酷評してしまうんやけど、僅か10分
  程度の試合を相手の協力により丸め込みで勝っただけで、これ
  だけ息が上がってしまうようではもう現役は無理やな。
  ま、この息も絶え絶えな仕草がホール一流の演技なのなら、ワ
  シもホールを見直すけど。
D場面は変わって...
 ・ビンス、今夜の特別レフリーを務めるフレアーに一言。
EWomens championship : Trish vs. Jazz
 ・本PPVに先立つRAWにてトリッシュとひと悶着起こしたモーリー
  ちゃんが、この時の憂さ晴らしにと試合前のトリッシュを襲撃!
  強豪ジャズとハンディを負ったトリッシュの一戦の行方は...。
Fハーディーズ&リタとレスナー&ヘイマンの抗争史
 ・リタ御愛用のピンクのTバックを弄ぶ、ヘイマンのネットリした演技
  に注目。リタを脅迫しながらもTバックの股間部を押し広げる姿な
  んて、マニアの皆さんにはたまらんのやないですか(苦笑)。
GBrock Lesner vs. Jeff Hardy
 ・人間誰にでも破壊欲ってのがあり、その究極のターゲットが具合
  悪い事に人間であるよって、殺人や自殺ってのは後を絶ちよらん。
  で、その手の暗い欲望を、束の間具現化してくれるのがレスナー
  の試合なんやないやろか。この試合を観て、ワシもあんな様に他
  人を軽々と投げ飛ばしてみたいと思わなかったら、それこそアンタ
  は変わりモンですワ。決して好きなタイプの映画やないけど、『その
  男、凶暴につき』と似た手触りの試合でした。
  尚、この試合を観て延々受身を取り続けていたジェフに心ひかれ
  たアナタ。多分ミック・フォーリーのDNAを受け継いでいるはずな
  ので、すぐにレスラーになって下さいな。
Hカート君とエッジの抗争史
 ・爆笑ネタを仕込んだプロモ。実力があってアホのできるカート君に
  は脱帽もの。こんなスキルを持った選手は滅多に出ませんデ。
IEdge vs. Kurt Angle
 ・『KING OF THE RING 2000』の覇者カート君と、『KING OF
  THE RING 2001』の覇者エッジの試合ですワ。
  しかしエッジも会社の大プッシュでKORを獲ったけど、どうにも後
  が続きませんな。クリスチャンやリーガル興がかわるがわる憎ま
  れ役を務めてやっているんやけど。
  それならと、新たに憎まれ役として選ばれたのがカート君て寸法。
  でも試合内容は良いでっせ。カート君の懐深さを再認識してや。
J場面は変わって...
 ・タズがWWF・NY(今は名称変更されたらしいですな)にて本日の
  メインの勝者はどちらかを訊ねております。
K場面は変わって...
 ・Y2Jがリングに上がり、今夜試合が組まれていない事を嘆いとり
  ますワ。けどどうもY2Jがやると、ホンマにスネているんやない
  かって捉えてしまい、ワシには笑うに笑えんのやけど。
L場面は変わって...
 ・テイカー、特別レフリーを務めるフレアーに警告を。
MIntercontinental Championship :
Rob Van Dam vs.Eddie Guerrero
 ・飲酒運転により謹慎処分(?)を受けていたらしいゲレロのPPV
  復帰戦。相手がRVDなんやから、期待するなって方が無茶やな。
  これまた内容に文句はなし。しかし腕の良い両者だけに、これが
  完成形とは言って欲しくおまへんな。ワシらファンは強欲なんや。
Nオースチンとテイカーの抗争史
 ・五割オーナーのフレアーも加わり、複雑な人間模様が...。
OUndertaker vs. Stone Cold Steve Austin
Special Referee:Ric Flair
 ・統一王座への挑戦権を懸けた重要な一戦。これはワシが直々に
  裁かんとアカンのやとフレアーがレフリーを買って出よりました。
  この試合、ワシはMの試合と同様期待して観戦したモンです。
  理由は簡単。『WRESTLEMANIA X8』にてポンコツ男ホールの
  相手をさせられ腐っていたオースチンが、どこまで気持ちを転換
  する事が出来たのかを推測したかったからですワ。
  結果、試合は過去のテイカー戦の名場面集とはなったけど、決っ
  して決定項とはなりませんでしたな。と言う事は、ワシはオースチ
  ンは試合にメンタルな部分が大きく影を落とすタイプのレスラーや
  と考えとるので、やはりまだまだ復調ならずってとこやろかな。
  あと、レフリーを務めたフレアーの土壇場での大チョンボやけど、
  オースチンもあんなケチな幕の降ろし方で納得したらアカン。
  もっともっと自ら良いシナリオをどんどんプレゼンしていかんと。
  それともそんな意欲さえ失っていたんやろか...。
PTag team championship :
Billy and Chuck w/Rico vs.Maven and Al Snow
 ・ビリチャキ&リコ、ワシは大好きでっせ。今夜もズル勝ちや。
QHHHとホーガンの抗争史
RUndisputed championship : Triple H vs.Hulk Hogan
 ・『WRESTLEMANIA X8』におけるロック対ホーガン戦では、
  ロックをレスリングの『未来』、ホーガンをレスリングの『過去』
  評したJRやけど、このHHH対ホーガン戦ではHHHを『若獅子』
  ホーガンを『老獅子』と評しており、上手いこと形容しよるなと感心
  したものです。
  さて、ここで究極の難問を一つ。
  『ホーガンから王座を引き継ぐ』『ホーガンへベルトを引き継ぐ』
  のどちらか一つを選択せよと迫られたらどちらを選びます?
  どちらもホーガン世代のレスラーに憧れるHHH世代のレスラー
  には最高の名誉ですな。で、HHHは後者を選択したんやろね。
  尚、今夜試合のなかったY2Jや、王座挑戦権を得たテイカーの
  賑やかしの乱入もありまっせ。

以下はDVD特典映像です。
@B.Show vs. S.Richards & J.Credible
 ・多分HeAT枠で放送された試合やと思います。
Aキングのトリッシュへのインタビュー
Bババ&Dボンの再会シーン(しかし聖Dボンと化しており...)
Cレスナーの暴れっ振りを集約したプロモ
Dバックステージでの『素』のインタビュー
 ・キッドマン、ババ、APA、アル&メイヴェン(2本立て)の合計
  5つが収録されておりますワ。


トップへ
戻る