では収録内容の詳細を

黄金のプロレスラー列伝 @ (約1時間収録)
 私どものHPによく遊びに来ていただいている『キングコングニーさん』
が、収録内容の情報を報告して下さいました。

・全編白黒で、字幕のON/OFFが選択可能。
・日本語による解説等はありません。

@:ディック・ベイヤー vs. ボブ・スタンリー
  ベイヤーはデビュー間もない頃のザ・デストロイヤーで勿論
  素顔です。でも頭髪の状態はドリー並み。
  3連続でプライド式?のニーを叩き込みフォールを奪っています。
A:ディック・ベイヤー vs. ブロンコ・ルービッチ
  今回のベイヤーはジャイアント・スイングやエアプレーン・
  スピンなどを披露。でもフィニッシュはドロップ・キック。
B:F・V・エリック vs. ユーコン・エリック
  実況で「ユーコン・エリックは二年前にキラー・コワルスキーの
  ニー・ドロップで左耳を削ぎ落とされた」と触れられています。
  最後は今時の若者風にキレタユーコン・エリックがレフリーに
  暴行を働きDQ。
C:F・V・エリック vs. ホイッパー・ビリー・ワトソン
  この試合の主役はハッキリ言って、特別レフリーの元・ボクシ
  ング世界ヘビー級チャンプ=ロッキー・マルシアノです。
  小鉄並みの厳正なレフリングを見せます。
  ワトソンは2回もNWA王者になってる経歴の持ち主。
  そのワトソンが再三スリーパーで追い込みますが、スタンディン
  グでの胴締め式に行ったところをジン・キニスキーが乱入して
  きて襲われてしまいDQ勝ち。
D:エドワード・カーペンティア vs. マイク・ギャラガー
  マットの魔術師カーペンティアは、まず身体がズバ抜けてビル
  ドアップされています。
  異名通り様々な動きを見せますがジャックナイフで固めたとこ
  ろを返され、逆にフォールを奪われる→が、足はサード・ロー
  プに掛かっていた→判定は覆らず。
E:ベアキャット・ライト vs. サイクロン・スミス
  本DVD唯一の凡戦。二人共デク...。
F:フレッド・アトキンス vs. ビッグ・ムース・ショーラック
  本戦の見所はショーラックの被り物(笑)。
  本物のムース=ヘラジカの頭部の剥製を試合前に被っている
  のですがそのデカさときたら!!
  怪力ショーラックが相手をロープに振るとトップ・ロープが
  外れてしまいそのまま押さえ込んで(レフリーも判断したん
  でしょう)3カウント。
G:NWA世界王者戦(三本勝負)
  王者/パット・オコーナー vs. バディロジャース
  61年に行われたタイトル戦。本試合のみ実況がありません。
  1本目はロジャースがカウンターでニーを当ててピンをゲット。
  2本目はオコーナーが電光石火の丸め込み。
  3本目はドロップキックをすかされたオコーナーをロジャース
  がフォールして王座奪取。本作で元祖ネイチャー・ボーイの
  フレアー・ステップ(っていうのもおかしいですが)が観れます。
H:馬場正平 vs. ハンス・シュミット
  裸足の馬場さんが初々しい。年代が判らないのですが余裕の
  負けっぷりを見ると結構後年ではないでしょうか?

―総評のようなもの―
 どれも古い映像なのですが画質は良好です。
 ただ「貴重な映像を発掘!」と謳っているからには各試合とも
 背景とか年代を入れて欲しかったところです。


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