では収録内容の詳細を

DOCUMENTARIES AND SPECIAL
INTEREST WRESTLING Vol.T
(約2時間収録)
 私どものHPによく遊びに来ていただいている『キングコングニーさん』
が、収録内容の情報を報告して下さいました。

・カナダで以前リリースされたらしいレトロものの第一弾。
・全編白黒映像で、画質・音はそれなりに劣化しています。
・オークションサイトのeBayで購入。

@:Lou Thesz vs. Antonino “Argentina” Rocca
  リバース・スープレックスされたところをブリッジで返したり、
  ルー・テーズによるジャックナイフ・パワーボムが拝めます。
  試合はエプロンに出たテーズをトップロープ越しにアルゼン
  チンで担ぎ上げたロッカのDQ負け。
A:Lou Thesz vs. Antonino “Argentina” Rocca
  上記戦のリマッチでロッカのアルゼンチンやドロップキック連射は
  拝めますが、惜しむらくはテーズのバックドロップが2戦とも出なか
  った事。恐らく後のタイトルマッチ用に温存されたのでしょうか?
B:Killer Kowalski “The Polish Giant”
   vs. Gene Stanley “Mr. America”
  コワルスキーって若い頃は今のスポック顔(笑)と違いハンサム
  だったんですね。その場飛びの膝爆弾でフォールをゲット。
C:Killer Kowalski vs. Verne Gagne
  ボビー・ヒーナン曰く、「当時UFCがあったら活躍していたで
  だろう」AWAの帝王=ガニア。必殺のアナコンダ殺法炸裂!
D:Dick The Bruiser vs. Pepper Gomez
  生傷野郎ブルーザー相手にゴメスは執拗なストマッククローで
  追い詰めますが、仕掛けたエアプレーンスピンを切り返され
  フォール負け。
E:The Fabulous Kangaroos
  vs. Moos Cholak & The Mighty Atlas
  ネイサン・ジョーンズの大先輩、豪州タッグチームのカンガルース。
  入場時にはブーメランを片手になにやらカードらしきものを観客に
  投げ入れています。
  4人中一番の巨体ショーラックが間抜けキャラの3本勝負ですが、
  2本目でいきなり「この勝負は引き分けに終わった」のテロップが
  流れ強制終了。
F:Haystacks Calhoun vs. Killer Brooks
  人間空母カルホーンは以外に足が細かったんですね。ヒールの
  ブルックスはそんな動けないカルホーンを補う良い仕事っぷりで、
  昔観ていた時の偏見が消えました(笑)。
  何気に様々なエルボーを使いこなすブルックスがリングアウト勝
  ちを拾います。
G:Lord Littlebrook & Rollie Hawk
   vs. Handy Andy & Beau Brummel
  ミゼットによる三本勝負のタッグマッチ戦。
H:Gorgeous George vs. Jesse James
  伝説のゴージャス・ジョージ!リングインから惜しげもなく収録され
  ていまして、そのパフォーマンスは噂には聞いていましたが正に
  早すぎたWWE!
  本人登場前にまず執事がリングインして噴霧器で香水を撒き散ら
  し、足元にマットを用意。豪勢なテーマに乗って本人登場、絢爛た
  るガウンを纏いレイ(花の首飾り)を手にしてリングイン。
  そのレイを会場の女性ファンに投げ入れ、御自慢のカールが掛か
  った髪を止めるヘアピンを執事に取らせるとこれまた会場に投げ
  入れます。因みにコレ“ゴールド・ゴージャス・ジョージー・ピン”と
  いうそうです(笑)。
  執事にガウンを脱がさせ三本勝負の試合開始。
  脱ぐとショボイ身体、が駆け引きは飄々としていて芸達者。
  ローリング・フライング・ヘッドロック二連発から一本目をゲット。
  二本目が始まる前のインターバル、トレイに“フロリダの空気”が
  詰まった箱を乗せた執事登場、甲斐甲斐しくジョージの汗を拭き
  先の“空気”を吸わせます。その成果もなくジェームスの連続ド
  ロップキックで二本目は失います。
  三本目はジェームスのインディアン・デスロックに苦しめられるも、
  一瞬の隙をつき丸め込んで3カウントをゲットのらしい勝ち方。
I:Ms.June Byers vs. Ms.Betty Hawkins
  女子王座戦らしいのですが技の攻防がないキャットファイト風。
  最後だけ王者ジューンのクラッチホールドで王座防衛。
J:“The Sheik” vs. Bobo Brazil
  「黄金のプロレスラー列伝A」に収録されているのと同じモノです。
  散々ココバットを喰らいグロッキー状態のシークがリングアウト勝ち
  をゲット。
K:“The Sheik” vs. Mark Lewin
  ルーインのUSヘビー王座を賭けてのタイトルマッチ及び敗者
  追放マッチ。 
  序盤はシーク御得意の凶器攻撃でルーインを血だるまに、
  が逆に凶器を奪われ血の返礼を受けます。
  ルーイン必殺のスリーパー炸裂で万事休す、乱入してきた
  シークのマネージャーにもスリーパー→止めに来たレフリーが
  突き飛ばされた隙にシークの十八番・火炎攻撃でルーインが
  リングアウト。シークが王座奪取。
L:Lou Albana & Jack Owen
  vs. Sweet Daddy Siki & Sailor Art Thomas
  三本勝負でシキ/トーマス組が二連取。


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