では収録内容の詳細を

黄金のプロレスラー列伝 B (約59分収録)
 私どものHPによく遊びに来ていただいている『キングコングニーさん』
が、収録内容の情報を報告して下さいました。

・シリーズ第三弾の本作はこれまでと一変して全編カラーの近代プロレ
ス、テキサスはダラスで一時はその隆盛を誇ったフォン(ヴォン)・エリッ
ク王国=WCCW(World Class Championship Wrestling)での試合の数
々が収録されています。
・字幕のON/OFFが選択可能。

@:キングコング・バンディ vs. フリッツ・フォン・エリック
  ‘82.6.6にテキサス・スタジアムで行われた鉄の爪引退試合と同
  時に、対戦相手バンディ(髪の毛フサフサ!)の保持するアメリカン・
  ヘビー王座を賭けたタイトル戦ともなっています。
  短い試合ですが、使いどころを心得た伝家の宝刀=アイアン・クロー
  を巡る攻防でこれぞプロレスのスタンダード、最後は場外でイス攻撃
  からそのままフォールを奪い老体フリッツが有終の美を飾りました。
A:ケビン/ケリー・フォン・エリック vs.
  ビル・アーウィン/キングコング・バンディ
  会場の黄色い声援が凄まじい、アメリカン・タッグ王座を保持する
  リック兄弟。ケビンの突き刺すようなドロップキックから首投げ、ボディ
  プレスと畳み掛けたところをアーウィンのダイビングエルボーで逆転
  負け。
B:ケビン/デヴィッド/ケリー・フォン・エリック vs.
  マイケル・ヘイズ/テリー・ゴディ/バディ・ロバーツ
  プロレス史上最高のユニットの一つ、ザ・ファビュラス・フリーバーズ。
  入場から収録されていないのが少々惜しまれます。
  この顔合わせは当時のドル箱カードの一つでしょう。
  ワールド・シックスメン・タイトルの掛かったこの一戦、一人ヘッドギア
  着用のロバーツが鍵を握っていました。
C:ケビン・フォン・エリック vs. ジム・ガービン
  ガービンはマネージャーのサンシャインを帯同。テキサス・へビー王
  座が掛かったこの一戦、ケビンの並外れたバネが際立ちます。
D:ケビン・フォン・エリック vs. テリー・ゴディ
  アメリカン・ヘビー王座戦、王者である長兄ケビンが伝承された鉄の
  爪を解禁。最後はフライング・クロスボディで決めました。
E:ザ・グレート・カブキ/マジック・ドラゴン vs.
  キム・ドク/ケン・マンテル
  若い頃のカブキはペイントの乗りも良くカッコいいですねぇ。
  ハル・園..いや、マジック・ドラゴンの奇声も凄いですが、この試合
  での一番の芸達者は後背筋という微妙な場所にクロー攻撃を受けた
  マンテルの受け、その表情に惚れて思わず何度もリピートして観てし
  まいました(笑)。
  カブキ対ドクの展開になると一変してアタリの激しいチョップの打ち合
  いになりピリッっと引き締まります。試合はノーコンテストへ。
F:ザ・グレート・カブキ vs. ケリー・フォン・エリック
  コーナーに上ったカブキを捉えそのままケリーがパワースラムで3カ
  ウント、ゴング開始から僅か40秒!
  文字通り秒殺、パンクラスかって!(笑)。
G:ザ・グレート・カブキ vs. デヴィッド・フォン・エリック
  この頃のカブキはマネージャーにゲイリー・ハートを帯同していました
  が、この試合では黒人のフセインが付き添い。
  が、案の定コレが災いして介入してきたところに毒霧を誤爆、DQ負け。
H:ザ・グレート・カブキ vs. ケビン・フォン・エリック
  ランバージャック・マッチということで数人のレスラーがエプロンを取り
  囲みます。ケビンのクローがカブキの額を捕らえたところでゲイリー・
  ハート介入、カブキを振りほどきハートにクローを見舞ったところを今度
  はエプロンからバンディが介入、機を逸せずトラースキックからのフィスト
  ドロップでカブキがピンをゲット。
I:ザ・グレート・カブキ vs. トラ・ヤツ
  この試合の前ヤツ(谷津)がカブキを6週間欠場に追い込んだというこ
  とで遺恨決着の剣道スティックマッチ、お互い片手に篭手状のものを嵌
  めています。またヤツは黒い袴に歌舞伎調の絢爛たる羽織となかなか
  凛々しい御姿で。ゴング前、互いの手にした木刀とヌンチャクが交錯し
  緊迫感を与えます。試合開始早々ドンピシャのタイミングでトラースキック
  をヒットさせ竹刀を手にしたカブキでしたが最後はトップロープからの手刀
  を狙ったところを竹刀でブロックされ、そのまま場外転落カウントアウトの
  憂き目に。


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