では収録内容の詳細を
このDVDはPAL方式で収録されており、通常の国産モニターでは
鑑賞できませんので、ご購入の際はご注意下さい。
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PHILLY STAKE ! (PAL版)(約2時間3分収録) |
ECWの映像が米国に比較して非常に充実しとる英国で新たに編まれた
ハードコア・TV・シリーズ。このDVDはその第3弾となるもので、どうやら
95年2月頃の映像がまとめられているみたいですワ。
○まずは掴み...
ベノワの独白。アル・スノー(シリーズ第2弾DVDで名勝負を)、
タリー・ブランチャード、フォー・ホースメン等についてボソボソと。
@Mikey Whipwreck vs. Paul Lauria
まだこの2人の遺恨、続いてたんやね。よく子供同士の喧嘩で勝つま
でやめんってどうにもしつこい子が居るけど、まさにマイキー君がそれ。
試合はローリアのマネであるジェイソンの介入を受けながらも、やっとの
思いでマイキー君が逆さ押さえ込みにて勝利。良かった良かった。
あ、この試合は95年2月4日のECWアリーナにおけるハウス・ショー
『Double Tables』にて収録されたものです。
ADeath Match : Cactus Jack vs. Sandman (with Woman)
シリーズ第2弾DVDでもあった顔合わせで、やはりフロリダ巡業から
収録されたもの。デス・マッチとありますが、どうやらエニイ・ウェア戦
のようですワ。試合はサンドマンの竹刀がビシビシとカクタスに降り注ぎ、
勝利を確信したサンドマンは試合中なのに煙草を一服。ここでカクタスが
蘇生し、スタンド席(当夜の会場はロデオ場みたい)に戦場は移行。
ひとしきりスタンド席で暴れたところで再び戦場はリングへと戻り、カク
タスはリング下にサンドマンを突き落としてエプロンからの飛び付き逆さ
押さえ込みでサンドマンをフォール。なにやらシリーズ第2弾DVDの
同カードと内容も結果も酷似しており、実に巡業っぽさが出てますワ。
○場面は変わって...
サンドマンのインタビュー。ECWアリーナでカクタスとテキサス式の
デス・マッチで決着やそうです(結局、本DVDには未収録や!)。
BTommy Dreamer vs. Stevie Richards (with Raven)
親分格のレイヴェンがリング下で見守る中、リチャーズ君とドリーマー
の一戦はゴングを迎えました。しかしリチャーズ君の蛍光ピンク色のコス
チュームといい、ドリーマーの黒の中途半端なサイズのトランクスといい、
プロレスよりも互いに己のダサさを競い合っているようや(苦笑)。
試合はレイヴェンが介入するも、リチャーズ君のスーパー・キックをかわ
したドリーマーが絶妙の急所パンチをお見舞い。レイヴェンとの直接対
決に向けて気勢を上げる格好となりました。
あ、この試合も@同様に95年2月4日のECWアリーナにおけるハウス
・ショー『Double Tables』にて収録されたものです。
CRaven vs. Tommy Dreamer
で、レイヴェンとドリーマーの対戦。しかしシリーズ第2弾DVDで煽り
に煽った試合やのに、それがこの内容?。
いや、そもそもこれは正式な試合なんやろか。ほとんど試合らしき試合
もなく、リチャーズ君らを絡めて短時間暴れただけやで...。
まだまだこのストーリーは続いて行くって理解した方がエエんやろね。
○場面は変わって...
悪漢ダグラスの提唱により結成されたトリプル・スレット。ダグラス、
ベノワ、マレンコが各々コメントしとりますワ。
○場面は変わって...
インチキ臭いバロック音楽に乗せて、“エクストリーム”選手紹介。
カクタスと“ミステリアス”な選手をご紹介や。
DCactus Jack vs. D. C Drak
さてこの試合は95年2月25日のECWアリーナにおけるハウス・ショ
ー『Return Of The Funker』にて収録されたものなんですワ。
で、ファンの方々ならこの興行名だけで上に記載した“ミステリアス”な
選手の正体はお分かりになりますやろ(笑)。
試合はカクタスがドレイクっていかにもボンクラそうなレスラーを短時間
で得意のダブル・アーム式DDTにより葬ったところで、ずっとリング下
にて試合を観戦していたサンドマンが突っ掛けて番外戦へと発展。
そして何故(苦笑)かリング横に設置されていた巨大ゴミ箱の中へサン
ドマンが叩き込まれ、それをむんずとカクタスが引っ張り出すとあら不思
議、なんとサンドマンがテリー・ファンク御大へとすり替わってますんや。
後はテリーとサンドマンがカクタスに椅子と竹刀の雨あられ、カクタスは
50発以上は脳天等を殴られているはずや...。
最後はダグラスがカクタスを救出に現れて、テリー&サンドマンとの新た
な抗争物語が火蓋を切って落とされとります。
尚、この模様は米国版のカクタス特集DVDにも収録されとりましたな。
EPitbulls vs. Chad Austin & Joel Goodhart
ピット・ブルズを売り出すためのジョバーさんとの試合。ピット・ブルズの
必殺技スーパー・ボム(コーナー最上段からの投げっ放しのパワー・ボ
ム)を喰らって全身イレズミのグッドハートが葬られました。
○場面は変わって...
カクタスをド突き過ぎて先の潰れた竹刀を持ち、テリー、サンドマン、マ
ネージャーのウーマンがコメントを。
○場面は変わって...
カクタス&ダグラスもコメント。こいつらレスリング学校の同期生なんで
すワ。エエもんやね、竹馬の友ってのも。
FShane Douglas vs. Tully Blanchard
Dと同日の収録。シリーズ第2弾DVDに収録されたフロリダ巡業にて
ブランチャードの急襲を受けたダグラスが、改めてブランチャードの挑戦
を受けました。荒れた展開になるんやないかって思ったけど、やはり職人
肌のお2人さん、なかなか渋い試合を見せてくれましたデ。両者、幻のフ
ォールを一度ずつ取った後、ブランチャードのロープ越のブレン・バスタ
ーを切り返したダグラスが電光石火の3カウント。グッド・マッチでした。
○場面は変わって...
パブリック・エネミー、すごく怒ってますワ。理由はと言うと、『Double
Tables』にて組まれたサブゥ&タズとのタッグ王座戦において仲間のは
ずのベノワの蛮行によりベルトを手放す事になったため。
それでも最後はラリラリーって歌って踊ってますが(苦笑)。
○場面は変わって...
シリーズ第2弾DVDに収録された試合にてタッグ・チーム解消〜壮絶
なる仲間割れを演じた(←そう、正に演じたんやろね)“劣悪品種軍”の
イアン・ロットンとアクセル・ロットン。『Double Tables』にて両者が激突
した際にアクセルが有刺鉄線バットを持ち出したことから、『Return Of
The Funker』にてどうやら有刺鉄線バット戦が決定した模様。
で、両者が口汚くコメントしとりますワ。
GChris Benoit & Dean Malenko vs. Sabu & Taz
シリーズ第1弾〜第2弾とDVDを2枚通して煽りまくった試合がこれ。
収録はDやFと同日で、まずはベノワ&マレンコに苦汁を飲まされたパ
ブリック・エネミーが試合前のベノワ&マレンコに文句を付けに登場。
けどパブリック・エネミーの片割れロッコー・ロックは腹部を負傷している
ようで車椅子に乗ったまま。そやのにベノワのマレンコが問答無用と攻
撃するものやから傷口が開いたようで、白いシャツの下から血が染み出
て来よりました。で、ここにサブゥ&タズが現れてタッグ王座戦開始。
試合は中盤タズの右膝裏側にマレンコが掟破りの攻撃を仕掛け、これだ
けでも厳しいはずやのにあろうことか膝十字固めを繰り出したため、タズ
は戦闘不能となってポールEの指示により巨漢911(←米国で救急車を
呼ぶための電話番号)がタズを担いで控え室へ。ここからはサブゥが1人
でベノワ&マレンコの相手をする展開となったんやけど、サブゥは自殺ダ
イヴの4連発(全てバージョン違い)を繰り出して大活躍。最後こそコーナ
ー上に設置した机の上からベノワにパワー・ボムで投げられてベルトを手
放しましたが、なかなかの熱戦でしたな。後、試合決着後にベノワの挑発
に乗ってパブリック・エネミーが再登場、タズまで911に担がれてリン
グに戻ったものやからまたまたリング周辺はカオス状態へ突入や。
○場面は変わって...
ピット・ブルズの飼い主ジェイソンをパブリック・エネミーが脅していると、
ここに当のピット・ブルズが登場。どうやら次の土曜日にベノワ&
マレンコを加えた3WAY式タッグ戦が決まった模様。
○場面は変わって...
ダグラスとカクタスのコメント。ここでの注目は94年8月27日にECW
アリーナで行われたNWAヘビー級ベルト争奪ワン・ナイト・トーナメント
の模様。伝統のベルトを復活させようとの趣旨の興行やったんやけど、
ベルトを奪取したダグラスが「こんなカビ臭いベルトは要らん、ワシが必
要なのはこのベルトや!」(注:こんな大阪弁ではないと思います)とNW
Aのベルトを投げ捨てて隠し持っていたECWのベルトを披露。
いくらダグラスが悪辣な事をやってもファンが【御本家】って敬意を込め
て呼ぶのは、こんなシーンがファンの胸に焼き付いているからやろね。
○場面は変わって...
ダグラス&カクタスとの遺恨が生まれたテリー御大、サンドマン、ウー
マンのコメント。風雲急を告げるECWマット、続きはシリーズ第4弾DV
Dでって寸法や。この商売上手!!。 |

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