では収録内容の詳細を
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世界のプロレス
〜カリブ編#4〜 (約2時間47分収録) |
私どものHPによく遊びに来ていただいている『キングコングニーさん』
が、収録内容の情報を報告して下さいました。
・以前VHSでリリースされた3巻分をDVD一枚に収めた第四弾。
・‘83〜89年頃のプエルトリコ・マットで行われた試合の数々が
収録されています。
・解説は流智美氏、今作は試合内容よりも氏の語る数々のエピソードが
秀逸です。
@:インベーダー#3 vs. チッキー・スター
‘83頃。カリビアンヘビー級選手権。インベイダーがスティックで奇襲。
スター早々に流血。一方的に攻めたインベイダーがモンキーフリップ
を潰したところにエルボードロップでピン。
A:ロニー・ガービン vs. アイアン・シーク
‘86。元NWA(ガービン)/WWF(シーク)王者対決。シークのラフ
ファイトでスタート。これといった技の攻防はなし。ガービンのリング
アウト勝ち。
B:バッテン・ツインズ vs. ザ・シープハーダーズ
‘84。タッグ王座戦。ツインズに獲られたタイトルのリターンマッチ。
結構長めの試合ですが両チームともこれといった技の攻防はなし。
レフリーを巻き込んだクロスボディでツインズがフォールの体勢に
入るもレフリー失神の隙をつきNZ国旗で後頭部を殴打、3カウント
奪うもサブ・レフリーから物言いがつき、ハーダーズのDQ負け。
流氏のシープハーダーズに関する興味深いコメントがあり。
C:ミゲル・ペレスJr./ヒューラカン・カスティーロJr.Vs.
ボビー・ジャガーズ/ダニー・クロファット
‘86。テキサス・レッドネック風の出で立ちのジャガーズとクロファット。
カリビアンタッグ戦。この時のクロファットは初来日の旧UWF参戦と
全日初来日前の間だそうです。
序盤の駆け引きから後半はお互い(特にクロファット)めまぐるしい
技の攻防、フォールの奪い合い。制したのはベビー組。髪切りマッチ。
D:バリー・ウインダム vs. アル・ペレス
‘85。なかなか両者噛み合った良い試合。結末はペレスのブラス
ナックル攻撃でピン。
E:ザ・カンザスシティー・ジェイホークス vs.
ロックンロール・エクスプレス
‘86頃。ジェイホークスはCのジャガーズ/クロファット組のタッグ
チーム名。純アメプロ的展開。
F:ワフー・マクダニエル vs. ダニー・スパイビー
‘88。スパイビーの全日初来日時。ラフ攻撃でワフー早々に流血。
スパイビー攻勢もスクールボーイで酋長が3カウントをゲット。
H:アブドーラ・ザ・ブッチャー vs. カルロス・コローン
‘88。ユニバーサル王者(コローン)vs. ノース・アメリカン王者
(ブッチャー)の激突、ノンタイトル戦。この両者の定番、殴る蹴るで
流血の展開。コローンのトップロープからのヒップドロップで勝負あり
にみえたものの肝心のレフリーがリング下で失神。
息を吹き返したブッチャーのフォーク刺しからラリアットでなぎ倒した
ところに毒針一閃、サブ・レフリーが3カウント。がレフリーからの
ものいいで判定が覆る。
I:$5,000争奪バトルロイヤル
‘89。一角のコーナーに括りつけられたポールを昇り縛りつけられた
$5,000入りの袋を取った者が勝者ということで皆そこに殺到し
通常のようなアチコチでのバトルは見られません。
と、ここに白袴に足袋、顔面ペイントの(弁慶ササキ)健介が!
でも、ブロディ刺殺事件の後ということで勇気があるというか
只単にジャパン・プロの会社命令か。
J:ドミンゴ・ロブレス vs. ジェイ・ヤングブラッド
‘82頃。若くして豪州遠征中に心臓発作で亡くなったヤング
ブラッドの在りし日の姿を。格下相手に華麗なチョップ攻撃で快勝。
K:チッキー・スター vs. インベーダー#3
地上5mに設置された足場上にて闘うスキャッフォールド・マッチ。
落下した方が負け。この高さで安定しない場所での戦いは基本的に
殴る蹴る、チッキー・スターが流血の末リング上に転落。
L:ジャイアント・キマラ vs. リック・マーテル
‘86。巨体のキマラ相手にも引けをとらないマーテル、再三の
クロー攻撃も凌いで反撃。ジャンピング・ボディプレスをかわされた
キマラは勝負を捨ててコーナーに逆さ吊りにしたマーテルへ執拗な
ストンピング攻撃で結果反則負け。
M:テリー・ファンク vs. TNT
‘86。ゴング前に場外(球場)を縦横無尽の乱闘。試合開始しても
ほぼ乱闘状態でテリーのやられっぷリがいつもながらお見事。
それが見所の全て。 |

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