では収録内容の詳細を
このDVDはPAL方式で収録されており、通常の国産モニターでは
鑑賞できませんので、ご購入の際はご注意下さい。
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WHODA THUNK IT ? (約2時間1分収録)
(PAL版) |
突然質問ですが、皆様はWWEの番組について、『RAW』や『SD』と
PPVのどちらが好きでっしゃろか。
現代アメ・プロ・ビジネスにおいては無料放送で視聴者を虜にし、有料
放送であるPPVを買わせてガッポリ儲けるってのが常套手段。
そやから『RAW』や『SD』は【ネタを振る場】で、PPVは【オチを付ける
場】であるんですな。けど当然無料で見せるネタがつまらなければ、誰
も有料放送なんて申し込みまへん。よって無料で見せるネタの『質』が
問われるんですワ。
そやからPPVよりも無料放送が面白いって事もしばしば起こります。
で、ECW。無料放送⇒PPVの展開は勿論この団体も使用したのや
けど、なにせ初のPPVが97年やったよって団体発足当時は無料放送
はPPVではなく大きな興行への【ネタを振る場】として位置づけられて
ましたんや。
けど策士ポールEが采配を振る【ネタを振る場】としての無料放送、面
白くないはずがないのは、以前GAORAで放送された定期放送をご覧
になった方なら既にご存知のはず。
そしてなんとECWもののDVDが米国に比べて充実しとる英国で、遂
にECWのTVシリーズのDVD化が始まりましたんや。
これはその第一弾で、94年末〜95年初頭の頃の放送よりチョイスさ
れた映像で構成されとります。
@911 vs. The Pitbulls
お馴染みの司会者、ジョーイ・スタイルスの紹介でサンタクロース
がリング上に。客席に向けグッズ(多分、売れ残り)を投げ込んでい
ると、巨漢911とポールEが登場。911が何故かサンタをチョーク・
スラムで葬ったところでピット・ブルズ(withジェイソン)が出てきてハ
ンディ戦開始。試合はジェイソンの介入に怒り心頭の911が、ピット
・ブル二匹を同時に得意(って言うかこれしかない)のチョーク・スラム
で切って捨てました。
○場面は変わって...
控え室に戻ったピット・ブルズにバッド・ブリードの2人が、「お前ら
2人掛りで1人に負けるんか、ホンマ情けないのゥ」って言い掛かり。
当然両チームは乱闘となり、新たな遺恨が生まれましたんや。
○場面は変わって...
先週の放送中、カクタスがサンドマンに襲撃されました。
またこの流れから、カクタス&ドリーマー対サンドマン&カリロが組ま
れて、両チーム間には緊張感が漂ってます。
ACactus Jack & Tommy Dreamer
vs. Tommy Cairo (w/the Virgin Princess Angel)
& Sandman (w/Woman)
上記の流れから改めて組まれた一戦。これは94年12月17日の
『HOLIDAY HELL』大会からの映像で、DDT一発でカクタスがカリ
ロをフォール。試合後はカクタスが、カリロの女子マネで純白のウエ
ディング・ドレスを着たエンジェルに情け無用の竹刀を!。
○場面は変わって...
タッグ王者のハブリック・エネミー、ウキウキでX’mas。
○場面は変わって...
ピット・ブルズのマネであるジェイソン(北野まことにそっくりや!)が
バッド・ブリードを挑発。
○場面は変わって...
ピット・ブルズ、廃屋の中で不気味に宣戦布告。
BStevie “The Body” Richards vs. J T Smith
ヘタレ同士のダメダメな一戦。特にスティーヴィ君は色白で頼りない
感じ。でもスーパー・キックからロープ悪用のフォールでズル勝ちや。
○場面は変わって...
先日行われたECW式のバトル・ロイヤルの模様。まだ原人ギミック
のタズが活躍し、ベノワ&マレンコが格の違いを見せつけ、最後はロ
ン・シモンズ(現ファルーク)がベノワ&マレンコを同時にリング下へ投
げ捨てて勝利を得とります。
○場面は変わって...
またもハブリック・エネミー。けど余り浮かれているとアカンよ。
○場面は変わって...
ポールE、ECWマットを席巻するベノワ&マレンコを挑発!
「お前らなんか怖くないワ、ワシにはサブゥとタズが居とるんやデ!」。
CECW television Championship match
Dean Malenko vs. The Surfer
“ザ・シューター”、マレンコ先生のありがたい試合。ゴム・ジャケット
着用のサーファー(そのまんまやんけ)をテキサス式の四葉固めにて
あっさりと料理しとります。
DChris Benoit vs. Hack Myers
ファイト・スタイルからコスチューム、ヘア・スタイルにいたるまでダイ
ナマイト・キッドのコピーであったベノワさん。投げっ放しのドラゴン(ワ
シ、基本的に投げっ放しは大嫌いです!)でマイヤースを戦意喪失に
至らしめましたが、担架に乗せられたマイヤースをマレンコ先生がまだ
追撃。リングではベノワがサブゥ&タズを挑発し、遂にポールEに先導
されてECWの両輪(←サブゥ&タズね)がリングへ。
けどここに現行タッグ王者チームのパブリック・エネミーが現れ、あろ
うことかサブゥ&タズを襲撃。リング上はカオス状態へと突入ですワ。
尚、ベノワ&マレンコ対サブゥ&タズは、95年2月25日に開催され
た『RETURN OF THE FUNKER』大会にて行われ、米国版DVD
である『HARDCORE HISTORY』に収録済。
レビューも当HPに掲載してあるので、こっちも見てやってね。
EMikey Whipwreck vs. Paul Lauria
何やらECW最弱キャラのマイキー君、場外フェンス越にお客と言い
争っているなと思っていると、お客はもろ肌脱いでマイキー君を攻撃。
何とマイキー君を流血に至らしめる大暴走や。何処にも悪い客が居て
るんやなってちょっと怒り気味のワシ。でも安心してや、このお客こそ、
ローリアなるレスラーでしたんや(苦笑)。
○場面は変わって...
ベノワ&マレンコ対サブゥ&タズへ向けた煽り。ベノワのスープレッ
クスを受けそこなって脳天からマットに落下するサブゥ(94年11月5
日のNovember to Remember '94より)の姿には、さすがのワシも背
筋が凍り付いてしまいましたワ。
FSabu & Taz vs. Public Enemy
Dの遺恨を引きずったタッグ戦。多分A同様に94年12月17日の
『HOLIDAY HELL』大会からの映像のはずで、タズの切れ味の鋭い
数々のスープレックス、サブゥ十八番のアラビア殺法、ハブリック・エネ
ミーの繰り出すフライパン攻撃(苦笑)等々が堪能できますワ。
で、当然試合後半にはベノワ&マレンコも現れサブゥの首からギブスを
外してDDTをお見舞い。これはアカンと判断したか、ポールE差し向け
の“紛争処理係”911も出て来て以下次週へと...。
○場面は変わって...
ポールE、ベノワ&マレンコの悪行に激怒。どうやらサブゥ&タズ&
911対ベノワ&マレンコ&パブリック・エネミーの3対4戦が決まった
模様。しかしポールEも自分でネタを書いて、自分で怒って。ホンマ、
大変ですなァ(笑)。
GShane Douglas vs. Ron Simmons
ロン・シモンズ(現ファルーク)は先日ベノワのダイビング・ヘッドを肩
に受け、三角巾で右腕を吊った状態。私服姿でリングに出て来るんや
けど、悪漢ダグラスにはそんなの知った事やないわね。
三角巾を外して痛めた右腕に集中攻撃ですワ。シモンズもNFL仕込み
のタックルを見舞うんやけど、ダグラスが寸でのところでこれを回避。
やはり右腕負傷は大きなハンディでした。で、シモンズの右腕、ホンマ
のところは?マークですが、流石に両人とも職人やなって感じた次第。
○場面は変わって...
どうもタリー・ブランチャードから挑戦状が届いた模様や。
HStevie Richards vs. Hack Myers
何か攻撃を繰り出す度に客席から“シャー!”って声が掛かるのがお
約束であるマイヤースが今夜のスティーヴィ君の対戦相手。
スティーヴィ君には少々荷の重い相手なんやけど、ラッキーなことにD
の試合においてマイヤースは首にダメージを受けたばかり。
ま、チャンス到来ですわな。で、客席からはマイヤースの身体を案じた
『シャーに神の御加護を!』ってプラ・カード(嫌味やなァ)も上がる中、
運命のゴング。スティーヴィ君、マイヤースの首からギブスを外す猛攻を
見せたもののやはり後半はガス欠気味。で、もうこれ以上醜態を晒す
なとスティーヴィ君の親分であるレイヴェンが現れて、凶器が仕込まれ
ているらしい編み上げブーツでマイヤースにキックを一発。
レイヴェンもなかなか子分思いのエエ親分やんか(苦笑)。
○場面は変わって...
インチキ臭いバロック音楽に乗せて、“エクストリーム”選手紹介。
サンドマン、ウーマン、2コールドのプロフィールをどうぞ。
○場面は変わって...
ロン・シモンズ(現ファルーク)、非常に怒ってます。
ISandman (with Woman) vs. 2 Cold Scorpio
2コールド、恐れ多くもベノワ&マレンコを呼び出し。けど最初こそ勢い
良く攻撃したものの、すぐに両名の逆襲にあってボコボコに。
ここに正式な対戦相手であるサンドマンが現れ、しめしめこれは助かっ
たとグロッキー気味の2コールドに攻撃開始。しかしこんな展開で弱っ
たヤツがそのまま負けるってことがないのがプロレス界の鉄則や。
今夜もその例に習って、余裕持ち過ぎのサンドマンが2コールドの月面
水爆をモロに浴びてフォール負けとなっとりますワ。
あ、試合後はまたもベノワ&マレンコが2コールドを襲撃でっせ。
JMikey Whipwreck vs. Paul Lauria
Eの遺恨精算戦。マイキー君も大一番(これが?)にビビりながらも
場外フェイス越えのダイヴを披露するなどと大いに奮闘や。
けど試合はローリアのマネでもあるジェイソン(こいつ、何人の選手に
付いてるんやろ。さっきはベノワにも付いてたし...)がちょっかいを出
して残念ながらマイキー君、復讐ならずの結果に。
けど小兵同士の一戦、マイキー君の振り上げた椅子を奪い取ったレフリ
ーのジョン・フィネガンが一番強く見えたのはワシだけやないはず。
またマイキー君の着用する上着の柄、何とも形容しがたいものなんで
すが、これって似たようなものを派手好きの大阪のオバハンどもがよく
着ているのを思い出しましたワ(苦笑)。
○場面は変わって...
またも“エクストリーム”選手紹介。今度は@からの流れで遺恨の生
まれたバッド・ブリードとピット・ブルズのプロフィール。
で、試合が見たい方は追って発売されるDVD第二弾を購入してくれっ
て事みたい。ウーン、商売が上手いやないの。 |

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