では収録内容の詳細を
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AUSTIN VS.McMAHON (約80分収録) |
アティテュード・コレンションと銘打ち、以前VHSのみで
発売されていた作品をDVD化。一挙に12枚が廉価版
として発売されたんや。これはその中の一枚ですワ。
基本的にこのシリーズにはDVD特典映像はなく、過去の
VHSテープがそのまんまDVDとなったと理解していただ
いて結構です。ただしなんぼ過去のVHSのフォーマットを
変えての発売でも、DVDの最大の機能である頭出し信号
まで入っていないのは大きな欠点。
従ってチャプター番号もなく、観たい場所があるなら、ひた
すら早送りボタンを押し続ける事になってしまいますんや。
仕方がないよって、以下はワシが勝手に段落と思える
場所に区切りを入れて解説しまっさ。
内容は、WWF最大のヒット作となったビンスとオースチン
との抗争史を、関係者の証言も交えてドキュメンタリー・タッチ
に仕上げたもので、最近WWFウォッチャーとなられた方には
是非ご覧になっていただきたい作品ですワ。
・ビンス・マクマホンの歴史
・オースチンの歴史
・97-12-8 RAWより
インターコンチのベルトをロックに譲渡すると騙して大暴れ。
ビンスをリング下に叩き落す。
・本年一番のPPV『レッスル・マニア』に向けて
オースチン、ビンスの仕掛ける王座挑戦妨害工作を
ことごとく撃破。
・98-3-29 PPV『レッスル・マニア』より
HBKを破って、オースチンがWWF王者に。
・98-3-30 RAWより
ベルト授与式でビンスにスタナー一閃。
・98-4-6 RAWより
王者は紳士たれとのビンスの忠告でなんとスーツ着用で
現れるも、ビンスの飼い犬にはならないとスーツを破り捨て
ビンスに暴行。
・98-4-13 RAWより
右手を縛られたハンディを背負い、ビンスとの王座戦。
ここにドュード・ラヴが現れて...。
・PPV『アンフォーギヴェン』より
ドュード・ラヴとの王座戦。介入するビンスに椅子で一発。
・98-5-4 RAWより
ミックとテリー・ファンクの第1挑戦者決定戦に乱入。
なぜかビンスと組んで、ロック&Dロウ組と対戦。
・98-5-18 RAWより
ブリスコとパターソンの長老コンビ相手にひと暴れ。
・98-5-25 RAWより
ビンス、ブリスコ、パターソン、三人まとめて逮捕される。
・PPV『オーバー・ザ・エッジ』より
またもやドュード・ラヴとの王座戦。
・PPV『キング・オブ・ザ・リング』より
ケインを相手に先に流血した方が負けってルールで
王座戦。遂に王座から転落。
・98-6-29 RAWより
ケインとの再戦に臨み、僅か一晩で王座に返り咲き。
・98-9-27 PPV『ブレイク・ダウン』より
テイカー&ケインを相手に王座戦を行なうも、これに敗れる。
ただし新王者はまだ決まらず。
・98-9-28 RAWより
新王者はテイカー&ケインの二人?
オースチン、ベルト授与式を襲撃するも逆に逮捕される。
またビンスは授与式での振る舞いに激怒したテイカー&
ケインに襲われ、足を折られてしまう。
・ビンス、只今入院中。
でも医者に扮したオースチンがビンスを襲い、なんと
点滴を浣腸代わりにお見舞い。
・ビンスの高級スポーツ・カーをコンクリート詰めに。
・テイカー対ケインの火炎マッチ。
・98-10-28 PPV『ジャジメント・デイ』より
テイカー対ケイン王座戦にレフリーとして参戦。当然
まともな試合にはならず、激怒したビンスが解雇宣言を。
・98-10-29 RAWより
ビンス主催によるオースチン解雇を祝う会。しかし黙って
解雇されるオースチンではなく、ビンスを銃で脅すと...。
なんとビンスは恐怖の余り、リング上で失禁を!!
・自我に目覚めたらしいシェイン・マクマホンのお陰で復職。
・PPV『ロイヤル・ランブル』より
ビンスの仕掛けた罠で満載のランブル戦。オースチンも健闘
するものの、なんとランブル戦を制したのはビンス!。
・HBKのお陰で、ビンスとの金網戦が決定。
・ビンス率いるコーポレイト軍団と、理不尽極まりない
コーポレイト・ガントレッド戦を。
・99-2-14 PPV『バレンタイン・ディの大虐殺』より
ビンスと金網戦で激突。金網から実況席にビンスが転落する
シーンは必見。また試合中のマットを突き破り、ポール・ワイト
(現ビッグ・ショー)が登場する。
・99-3-22 RAWより
ビール・トラックで乗り付け、ビンス、ロック、シェインを
ビールまみれに。これは一度は観ておくべきシーンやね。
・99-3-28 PPV『レッスル・マニア』より
ロックとの決着戦。遂にベルトはオースチンのもとに。
・この頃、WWFにはビンスさえ恐れる『大いなる力』の存在が
クローズ・アップされており、アンダーテイカーによる
ステファニー誘拐事件〜暗黒結婚式事件へと発展。
しかし『大いなる力』の正体こそビンスで...。
・リンダ夫人とステファニー、ビンスとシェインの所業に激怒。
なんとWWFの新たなCEO(最高責任者)にオースチンを選出。
WWF本部に出社した新CEOは早速やりたい放題を始めて。
・PPV『キング・オブ・ザ・リング』より
ビンス親子との株式争奪形式のハンディキャップ梯子戦。
・テイカーとの流血即敗退戦に向け、血の調印式
・PPV『フリー・ローデッド』より
テイカーとの流血即敗退戦に激勝、ビンスにもスタナー。
・ビンスの独裁時代の終焉〜JRによる送別の歌。
・それでも抗争は果てしなく。
<総評> 何も言いません、WWFが好きならこれは絶対に
外せない作品です。最近ハマった方はもちろん、WWFを
長く観続けて来た方も、再度歴史を振り返るつもりでどうぞ。 |

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