では収録内容の詳細を

JUGGALO CHAMPIONSHIT
WRESTLING Vol.3 (約120分収録)
 このHPでも一部常連さんの間でなかなかの評判であるJCW(JUGGAL
CHAMPIONSHIT WRESTLING)
過去にDVDが第1弾、第2弾と発売されており、ここにやっと第3弾が届きま
した。収録日時がはっきりしないのですが、どうやら興行場所はオハイオ州
コロンバスやそうで。では内容をご報告いたしまっさ。

○まずは...
  巨漢殺しを自認するトム・ダブ(見るからにヘタレ)のインタビュー。
@M-Dog 20 vs. Josh Prohibition
  リング上ではおネェちゃんがこの試合は『第2試合』であるとのプラ・カード
 を掲げているけど、では『第1試合』はどこへいったんやろか。解説者が何
 ら説明しとるけど、ワシには聞き取れませんでしたワ。
 さて試合ですが、M−ドッグがセカンド・ロープを使って場外月面水爆を狙
 た際に、なんとセカンド・ロープが外れてしまうアクシデントが発生。
 ま、パンツの紐も切れそうなダルい試合やったので、ロープが自らM−ドッ
 へ罰を与えたのかもね。それと試合中に超大物(←ワシ的に)シェイン・ダ
 ラスが現れて大暴れ。得意のマイクではXPWの悪口も飛び出しているみ
 いや(誰かここだけでもヒアリングしてくれまへんか)。

 私どものHPによく遊びに来ていただいている『キングコングニーさん』が、
シェイン・ダグラスのマイク・アピールを報告して下さいました。

  「オラ、オラ、オラ!JCWだかなんだか知らねぇが、試合は低レベルの
  バックヤード級だし、こんなロープまでぶっ壊れやがってろくなもんじゃね
  なぁオイ。俺様のXPW(彼が仕切っていた頃なのでしょう)のケツにキスでも
  しやがれってんだ!アッ?!
  俺が”フランチャイズ”シェーン・ダグラス様だコラ!」

  と、いったことを言って会場の観衆を煽りまくっております。
  うるさい実況も、
  「おいおい、じゃあロープ直していってくれよ!」とか、
  「バックヤード・レスラーでもなけりゃ$5ポッチでリングに上がらないだろ?
  とか、いちいち突っ込みを入れています。

○場面は変わって...
  東京愚連隊(今でも?)ノザワのインタビュー。
ANozawa vs. Bitch Boy Briar Wellington
  何故か大人気のノザワ、先の試合でセカンド・ロープがなくなった事(結局
 最後まで修理されんかった)でいかにも試合を組み立てにくそうでしたが、
 ブレアーをスクール・ボーイで丸めて勝利をゲット。
○場面は変わって...
  大荒れ、アブドーラ・ザ・ブッチャーのインタビュー。
○場面は変わって...
  控え室では長時間トイレで『踏ん張っている先客』に他の選手達は尿意を
 抑えきれず失禁寸前。で、やっとトイレの扉が開いたんですが、ずっと『踏
 張って』いたのはキマラ(fromウガンダ)。しかもキマラは何を食っていたの
 か、控え室には只ならぬ激臭が漂って...。
○場面は変わって...
  怪しい黒覆面ネゴシエーターが仕切るキマラのインタビュー。
BKamara vs. Tom Dub
  『巨漢殺し』を自認するトムですが、やはりというか当然というかキマラに
 圧殺されてしまいましたワ。正直、つまらない内容でした。
○場面は変わって...
  マッド・マン・ポンドのインタビュー。
CMad Man Pondo vs. Necro Butcher
  透け透けのエッチな衣装に身を包んだ(名前が聞き取れない)女子マネを
 従えたポンドが迎え撃つのはネクロ・ブッチャー(変質者っぽい佇まいが実
 に素敵)。MAWやIWA−MIDSUTH、CZWなんかでも身体を張ったデス
 ・マッチを提供し続けている両者の対決は蛍光灯がふんだんに盛り込まれ
 た激しいものとなりました。ただ折角の激闘も本DVDの作りが会場録りの
 音声をほとんどオフにして、実況&解説者のダミ声ばかり聞かせるものや
 から臨場感に欠ける事が甚だしくて。尚、試合はポンドの危機に上着を脱
 ぎ捨てトップ・レスとなってネクロ・ブッチャーの気を引いた女子マネの奮闘
 もあってポンドに凱歌が。
 けどこれに怒ったネクロ・ブッチャー、オッパイ丸出しの女子マネをテーブル
 上でパイルドライバーに処する大暴挙を決行や。
     
DAbdullah The Butcher vs. The Rude Boy
  過去発表された2枚のDVDにおいてそれぞれブッチャーの魔手によって
 血海へ沈められる醜態を晒していたルード・ボーイ。
 三度目の正直でまたまたブッチャーに挑んだのやけど、過去最大級の奮闘
 もブッチャー側のマネージャーの介入もあって無効試合(?)に。
 ま、Bに続いてなんだかなァって試合でしたワ。
 それとブッチャーについてですが、ここへの参戦って銭のためなんやろか。
 れともやはりプロレスが好きなので銭金は二の次にしての登場?
 どっちにしても画面のブッチャーからはレスラーとしての『業』が全く感じら
 ませんでしたワ。
○場面は変わって...
  当団体の主役である、ラッパーのICP(インセイン・クラウン・ポシー)のイ
 ンタビュー。
EICP(Violent J & Shaggy 2 Dope) vs. Kid Cock & Feminem
  キッド・コックなんてヒンシュクもののリング・ネームを名乗っているのは最
 後期ECWで活躍していたキッド・キャッシュ。JCW参戦(どうせ一回限りの
 とっ払い契約なんやろけどね)にあたって変名を使ったか。
 さて試合なんですが、ICPの2人はプロレス好きが高じての興行運営なの
 でしょうが、どうにこうにもワシには楽しめませんでした。
 そう、これまで当HPでプロレスって芸に対して心の広いところを表明して来
 たつもりの道頓堀次郎でしたが、このJCWだけは笑えませんのや。
 それどころか、なんかこれでワシ自身が実はプロレスって芸に対して心の
 い嫌な奴なんではないかと自問してしまう始末...。ま、エエか。ワシ、ロッ
 クは好きやけど、ラップは嫌いやからなァ(エ、関係ないでっか?)。
 でも会場内の雰囲気や詰め掛けているお客も、通常のプロレスとは違って
 いかにもICPのラップ目当てって感じやし。
 それと試合の最後にはまたまたシェイン・ダグラスが現れて大暴れ。
 まさかダグラスさん、こんなJCWを主戦場にするんやないでしょうな。


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