では収録内容の詳細を

ONE YEAR ANNIVERSARY SHOW (2003-
2-8)
(約4時間7分収録)
 私どものHPによく遊びに来ていただいている『キングコングニーさん』
が、収録内容の情報を報告して下さいました。

・‘03.2.8にニューヨークのクィーンズで行われたROH一周年記念
大会の模様を収録。
長時間を一枚に収めた為か、通常に比べ画質が少々落ちてます。

☆:【ROH一周年記念】と描かれた、御祝いケーキのアップに続いて、
☆:雪の積もるNYの夜道を会場入りするロゥ・キーの独白。
  「一年前、ROHの誕生とともに新しいロウ・キーも生まれた。これま
  でも、これからも俺の前に立ちはだかる奴は覚悟して挑んでこいや。」
☆:この一年を振り返るプロモビデオ。
☆:会場入りするポール・ロンドンの独白。
  「去年はあと一歩のところでタイトルを逃し辛酸を舐めたが、今夜は
  ベルトを手に家路に着きたいね。」
@:Chad Collyer vs. EZ Money vs.
  Colt Cabana vs. Michael Shane
  4人の影の実力者が揃ったなかなか渋いカードがオープニング。
  この4人の中では身体が大きく、キレも今一のマネーが勝利を
  かっさらいました。
◎フラッシュバック:‘02.11.9興行から、トミー・ドリーマーが登場して
  シェーンにお仕置きの模様。
☆:会場入りするAJスタイルズ。
  「ROH王座挑戦権を賭けてロゥ・キー、ロンドンと対戦とは、今夜の
  戦いも難関だな。だが、タイトルをプロフェシーの手から取り戻すのが
  先決だ。」
A:Texas Wrestling Academy
  ( Fast Eddie / Don Juan / Hotstuff Hernandez ) vs.
  Carnage Crew ( Loc / Devito / Masada )
  HBK主宰のTWAはヘッド・コーチのルーディボーイ・ゴンザレスを帯同。
  途中まではレスリングを展開するもそこはカーネージ・クルーのこと、
  ホイールで次々と相手を襲撃しDQ負け。コーチのゴンザレスまで襲われ
  たところで『YMCA』のテーマが鳴り響き、暫く欠場していたバフィ&メイス
  のクリストファー・ストリート・コネクションが登場して会場の声援を受け
  カーネージ・クルーを制裁。御約束のディープ・キスで締め。
◎フラッシュバック:‘02.8.24興行から、ブリスコ兄弟対決の模様。
B:Mark Briscoe vs. Jay Briscoe
  ブリスコ夫妻が見守るなか、久々の兄弟対決。相変わらず息の合った
  攻防を見せます。ジェイ・ドリラー三連発で兄貴が面目躍如。
  試合後抱き合って今までの遺恨を清算。
☆:夕暮れの屋上に立つ、ダ・ヒッド・スクワッド。
  「あれから一年たったなんて、信じられないぜ。去年一年間の戦いが
  凄惨だったって?今年はそれ以上に、俺達の血と汗と肉体を削って
  物凄いもんをお前等ファンに見せてやっからよ!」
◎フラッシュバック:‘02.6.22興行から、
  ロゥ・キー vs. アメージング・レッド。
☆:ホモサイドから一言。
  「今夜は俺の故郷NYで試合が出来て光栄だぜ。去年は一度もタイトルに
  挑戦することが出来なかったが、それもこれもコリノ、お前のせいだ。
  今夜は病院に担ぎ込まれないよう用心しろよ。」
C:Steve Corino vs. Homicide
  ブーイングの中、コリノはシンプリー・ルシャスとサモア・ジョーを従えて
  入場。早速マイクを握り会場いじり。
  「どいつもこいつも、俺様に立ち向かう勇気もないくせに吼えやがって!
  お待ちかねの新メンバーを紹介してやる。若きキング・オブ・オールド
  スクール、マイケル・シェーンだ!」
  と、シェーン入場。続いて舞台袖に待機する二人(ROHコミッション)に
  向かって、「よく聞け、スティーヴ、そしてフェインシュタイン(某事件で一躍
  有名人/笑)!お前等じゃなく、俺様がルールだ。もう一人のメンバーを
  紹介してやる、CWアンダーソン!!」
  と、先日ROHとゼロワンのWブッキングで解雇になったアンダーソンを
  呼び入れる。
  「いいか、たった俺達5人のプロフェッショナルで全員潰してやるぜ!
  ロゥ・キー!次はお前だ、覚悟して待てや!」すると、ホモサイドがマイク
  奪い、「ロゥ・キーは決して、お前等の軍門には下らないぞ!俺達には
  NYのファンがついているんだ。お前等の様な何処の馬の骨とも判らない
  連中に引っ掻き回されてたまるか!」
  と、マイクでコリノを一撃しそのまま試合へ。DQ裁定なしのグルージ
  マッチ・ルール。既にアドレナリン噴出しまくりのホモサイドが猛然と
  チャージ。コリノも徐々に自分のペースに持ち込み一進一退の攻防の中、
  リングサイドではエキサイトしたファンとアンダーソン、ジョーが罵り合い。
  試合はコリノのコブラ・スリーパーで落ちたホモサイドがまさかの失神負け。
  と、ここで事件勃発。ホモサイドの地元NYのファンが呆気に取られる異様
  な雰囲気の中、なおも観衆を挑発するコリノ軍に数名のファンがフェンス
  越えて乱入、演出か?と思いきや失神している筈のホモサイドが反対側
  から忍び寄ってきたファンを押さえつけたところで正真正銘の暴動である
  ことが判明!
  バックステージからもレスラー総出で、事態を収拾...
  と、いうより更にエスカレート、あちらで「ハンマー手にした奴がいるぞ!」
  か、こちらでジョーが巨漢二人を失神させ、ロゥ・キーは黙々と鉄拳をブチ
  み、あちこちで騒乱状態、デヴィートだけは薄ら笑いを浮かべて場数を
  踏んでるなぁと思わせますが、意外だったのはゲイのメイスの凶暴ぶり(笑)。
  コミッショナーの二人が何とか収めようとするものの、今度は興奮したレス
  ー(特にホモサイド)が「ふざけんな!首にするなら、してみろ!!」と
  異常事態。揺れまくるハンディ・カメラに収められた一部始終なのですが、
  御丁寧にも他の二台(別のハンディ・カメラと俯瞰カメラ)で撮った映像も
  続けて収録、コレって後に裁判沙汰になった時の為?
◎フラッシュバック:‘02.9.21興行からダニエルズ/モーガン
  vs. アメドラ/モデスト戦。
☆:ダニエルズからのコリノへのメッセージ。
  「お前はルシャス、ジョーを引き抜いたのは全てビジネスの為だと抜かすが、
  プロフェシーは俺にとって極めてパーソナルだってことを解っていないよう
  な。代償は高くつくぜ、おっぱじめたいならいつでも来いや!」
◎フラッシュバック:‘02.7.27興行から、ダニエルズ vs. ロゥ・キー vs.
  スパンキーvs. ダグ・ウィリアムス4Way初代ROH王座戦。
D:Outcast Killaz vs. Dunn & Marcos
  両チーム入場後、アナウンサーが唐突にCWアンダーソンをリングに招き
  入れる。「オイラは語りに来た訳でも、暴力を振るいに来た訳でもねぇ(先
  ことがあるので会場ブーイング)。いいか、お前ら若造4人に選択肢を与
  てやる。このまま大人しく帰るか、俺にぶちのめされるかだ!」と、そのまま4
  人を襲撃。
  マイクをとり、「誰かオイラに挑戦する、金玉のある奴はいねぇのか?」
  ここでCMパンクが颯爽と登場。「ゴタゴタ抜かして、4人のキッズを痛めつけ
  に来ただけか?オイ!誰か挑んでこいだと?お前こそ俺に挑戦して来い!」
  と、いう訳で急遽、
E:CW Anderson vs. CM Pank
  でゴング。最後はアンダーソンの必殺スパインバスターを切り返したパンクが
  丸め込み、会場の溜飲を下げました。
◎フラッシュバック:‘02.9.21興行から、
  マイケル・シェーン vs. ポール・ロンドン。
F:“American Dragon“ Bryan Danielson vs. Samoa Joe
  前回興行で好評だった同カード。今夜はNYということで、WWEスタイル
  のアンチテーゼでもあるのでしょうか、前回同様ハードヒッティングな攻防
  展開に観衆も沸いております。アメドラが起死回生の丸め込みで前回の
  リベンジ。
◎フラッシュバック:‘02.9.21興行から、ロゥ・キー vs. エグゼイヴィア。
  アリソン・デンジャーの紹介で、王者エグゼイヴィアがリング・イン。
  「今夜、この王座挑戦権を賭けて3人の負け犬が戦うそうだが、俺様がここに
  いて誰が這い上がるのか見届けてやるぜ。」
G:Paul London vs. AJ Styles vs. Low Ki
  3Wayの#1コンテンダーズ・マッチ。やはりこの3人は身体能力がズバ抜け
  ています。ロンドンは他の二人とは初顔合わせとのことですが、天才は天
  を知るってことでしょうか?
  試合はセカンドロープからのキー・クラッシャーを浴びたAJに、ロンドンが
  止めのシューティング・スターを決め#1コンテンダーに。
  試合が決まると場内からは「Best of the year!(年間最高試合!)」
  チャント。
  百聞は一見にしかず是非観て頂きたい、私は至福の時を過ごしました。
  「R!O!H!」。
  試合を見届けたエグゼイヴィアがリングに上がり、「なるほど、たいしたも
  だな。お前がその勢いで俺様を叩きのめすところを、この俺自身見てみた
  いぜ。だが、お前に与えられたチャンスは一度、今すぐ俺様とタイトル・シ
  ットだ!」と、いう訳でそのまま、
H:Xavier vs. Paul London
  アリソン・デンジャーがロンドンを後ろから襲ったところでゴング。再三の
  デンジャーの介入にアレクシス・ラリー(♀)が救援に入るも、最後はタイツを
  掴んだフォールで現王者が辛勝。
◎フラッシュバック:‘02.4.27興行から、
  SAT vs. アメージング・レッド/エディ・ゲレロ。
I:Da Hit Squad ( Monsta Mac / Mafia ) & Mikey Whipwreck &
  SAT ( Joel and Jose Maximo ) & Divine Storm ( Quiet Storm / Chris Devine
  / Trinity ) vs. Special K ( Deranged / Izzy / Dixie / Hydro / Slim J / Hydro
  / Angeldust / Yeyo / Slugga / Jodie Fleisch / Brian XL )
  ROHスクランブル・ルールで行われる一戦。大所帯ですが基本的にリング上
  はノー・タッチで一対一の対戦。ハイ・フライング、オリジナル・ムーヴが飛
  交う中、会場人気一番のマイキー・ウイップレックの芸は一際光っています。
  そのマイキーが試合中盤まさかの裏切りで、それまでのチーム・パートナ
  全員にウイッパー・スナッパーを連発、セコンドにいたトリニティ(♀)には用心
  棒のスラッガーがボディバッグを一閃し、失神した彼女とともにマイキーと
  スラッガーはバックステージへフェードアウト。
  試合は終盤に向けて数人が入り乱れ、益々各自の大技が連発される展開へ。
  最後はマフィアのセカンドロープからのバーニング・ハンマーで幕。
◎フラッシュ・バック:‘03.1.11興行から、
  ロゥ・キー/AJ vs. クリストファー・ダニエルズ/エグゼイヴィア。
☆:ダニエルズとアリソン・デンジャー。ダニエルズはこれから伝えるメッセージは
  個人的なものだと言って、ギミックの一部である衣装を脱ぎ捨て裸でカメラに
  向かう。
  「コリノ、俺達が最初に出会ったのは‘98、WWFの道場だったな。
  そしてお前がECWに行き、コメディ・マネージャーからECW王者に昇りつ
  たのを俺は他の誰よりも喜んだもんさ。
  そして次はNWAのベルトを腰に巻いたよな。この時も俺は誰よりお前を
  誇らしく思ったさ。
  そしてそのベルトを失ったあと、お前は日本へ渡りゼロワンで最高のガイジン・
  スターになりやがった。そうさ、お前の道程は誰もが羨むものだが俺は決して
  嫉妬せずいつでもお前を応援してきたよな。
  そんな俺の前にお前は現れ、いきなり刃を向けたんだ。
  さぁ、かかって来いよ。俺はお前が最初の一石を投じるのを待ってるぜ。」
☆:タイトル奪取ならず落ち込むロンドンの元へAJが現れ、
  「お前はチャンピオンになれなかったし、俺もベルトはない。でも俺達が組めば
  タッグ王座が狙えるぜ。」
☆:CMパンクのプロモ、カバナが茶々を入れるが気を取り直して。
  「俺はROHをリスペクトしてる。ここに集うアスリート達も同じさ。ただ一人
  例外を除いてはね。レイヴェン、次回の興行であんたと対峙するが酒やドラッ
  グ、悪魔の囁きをコントロール出来なかったあんたは尊敬外だ。」
☆:レイヴェンのプロモ。
  「パンク、お前みたいな若者を見るたびに俺が若造だった頃を思い出すぜ。
  俺も若い頃はオールド・タイマーを見る度に辟易したもんさ。お前はピンピ
  してるが、俺は永年の凶器によるダメージでボロボロ、だがお前に一歩踏
  出す勇気はあるかな?
  知ってるか?人は道を選ぶ事が出来るが、逆に道が人を導く事もある。
  そしてある時は否応なく残された道を行かざる終えないってことを。
  フ、フ、フ...ようこそ、レイヴェンズ・クロックワークオレンジ、
  ハウス・オブ・ファンへ。」
☆:冒頭で映し出されたケーキに丸ごと齧り付くロゥ・キー、アメドラ、ロンドン、
  マフィアの元へオーナーのロブ・フェインシュタインが現われ、皆にこの一年の
  感謝を告げるといきなり顔にケーキを押し付けられてグシャグシャ。
  バックステージ中、爆笑に包まれる中「誰か、ケーキ要らない?」とおちゃらけ
  る、事件を起こす約一年前のなごやかな一場面でした(苦笑)。


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