では収録内容の詳細を
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NIGHT OF CHAMPIONS (2003-3-22)
(約2時間57分収録) |
私どものHPによく遊びに来ていただいている『キングコングニーさん』
が、収録内容の情報を報告して下さいました。
・‘03.3.22、ROHの本拠地フィラデルフィアのマーフィー・レクレーション
センターで行われた興行の模様を収録。
☆:仙台でゼロワン興行に参戦したコリノから送られてきたビデオ・プロモ
(前回興行と同日の‘03.1.15に撮影されたもの)。
試合後のシャワー・ルームより。
「ホモサイド、俺に関ると火傷するって忠告した筈だぞ。プロフェシーも
同様だな。クリストファー・ダニエルズ、試してみたらどうだ?
それとも俺のほうから行こうか?」
☆:バックステージで薬をきめ、レイヴに合わせ踊るスペシャルKの面々+
マイキー・ヘンダーソン。独りナーバスになって座り込むジョディ・フレイシ
に薬を勧めるが、今夜ロゥ・キーとのシングル戦を控えていると断り一人
退室。
☆:プロフェシーのプロモ。まずは総帥ダニエルズ。
「前回はタッグ・タイトルを失ったが、大した事じゃねぇ。それから今夜
FWAのベルトを獲り返しに来たダグ・ウィリアムス。もう一度やっても同じ
ことだぜ。」
続いてROH王者エグゼイヴィア。
「サモア・ジョー!今夜俺に挑戦するらしいが、お前が以前倒した事の
あるロゥ・キーを俺は倒してる、即ち俺はお前より強いってことだぞ。
お前も所詮はその他大勢と一緒の負け犬さ!」
コリノの妹、アリソン・デンジャー。
「スティーヴン、仕掛けてくるならくればいいわ。一言いえるのは、
今夜全てが終わった時、全てのベルトはあたし達のものだってことよ。」
@:Matt Stryker vs. BJ Whitmer vs. Alex Arion vs. Dixie ( Special K )
BJが最軽量のディキシーをエクスプロイダーで沈めて、オープニング・
マッチを制覇。体も出来ていて実力もあるストライカー、ROH初勝利が
欲しいところでしたが、いかんせんMr.ビーン似のルックスではプッシュ
しづらいか(笑)。
☆:リング上でマイキー・ウイップレックがSATとクワイエット・ストームを前に
なにやら説法中、突如後ろからスペシャルKの面々が急襲して急遽、
A:SAT / Quiet Storm vs. Special K ( Angeldust / Dixie / Deranged )
でスクランブル・タッグマッチのゴング。抜群のコンビネーションで若造組を
圧倒するもマイキーが試合に介入してスペシャルKが逆転のフォール勝ち。
試合後、用心棒の黒人大男スラッガーがストームにボディバッグをきめて
いると、客席から同じ様な黒のスーツを身につけサングラスをかけた大男
が現れスラッガーとリング中央で睨み合い。
また、会場奥では前回ホモサイドの親衛隊として現れたストリート・ファショ
ン二人組みがセキュリティと小競り合い。
B:Dunn & Marcos vs. Backseat Boyz
珍しく噛ませ犬ダン&マルコス組にもハイスポットを当てさせ、しかも必殺
の合体技Tギミックのリバースも許した上、しかし最後はTギミックをきめて
バックシート・ボーイズの順当勝ち。
試合後アシッドがマイクを手に「俺達がNo.1インディ・タッグチームだ!」と
アピール。控え室に戻る途中、その発言は聞き捨てならないとするDHSと
睨み合い。
C:Doug Williams vs. Christopher Daniels
昨年、ダニエルズが英国FWAに乗り込んで奪取した同ヘビー級王者ベル
トの防衛戦であるとともに、勝者には次期ROH王座挑戦権が与えられる
一戦。お互いのテクニックを駆使した好勝負を展開。
最後までダニエルズの首に的を絞ったウィリアムスが十八番のローリング・
ジャーマンでタイトルを奪回。
☆:何の前触れもなくCWアンダーソン、サモア・ジョー、シンプリー・ルシャスが
リングイン、CWが客席にいるホモサイドの親衛隊を挑発していると裏から
ジャック・ヴィクトリーが現れこれを襲撃。
CW、ジョーもこれに加わっているところへホモサイドとDHSが現れ急遽、
D:CW Anderson / Samoa Joe / Jack Victory
vs. Homicide / Da Hit Squad
で試合開始。荒れ模様の中、介入してきたルシャスにコップキラーを決めた
ホモサイドがCWに捕まり、アームブリーカーで戦意喪失に追い込まれた
ところへヴィクトリーが持ち込んだゴミバケツにトドメのスパイン・バスター、
ここでレフリーがノーコンテストのゴングを要請。
まもなく、ホモサイドの親衛隊が手にナタやバットを持ちリング上を占拠。
☆:王座を奪取した、ダグ・ウィリアムスにインタヴュー。
「次に俺がここに戻ってきて時は、ROH王座も頂くさ。」
E:Mace / Hotstuff Hernandez vs. Carnage Crew
本来はCSCとして、カーネージ・クルーと対戦する筈だったのがメイスが
一言、「相棒のバフィには重荷だワ、ウフッ」ということでTWAのモンスター、
ヘルナンデス(大柄、スキンヘッドでケインちっく)を起用。メイスは相変わら
ずのオカマ殺法で翻弄、ヘルナンデスは怪物振りを発揮、しかし場外フェン
スでヘルナンデスを痛めつけておいて、メイスを捕獲したデヴィート&ロコが
コーナー二段目からのデンジャラス・ツープラトン・パイルドライバーを決めて
フォール勝ち。
K.Oされたメイスはバフィの御約束、マウス・トゥ・マウスで蘇生。
F:Jay & Mark Briscoe vs. AJ Styles / Amazing Red
レッドは今宵も日の丸入りの日本と入った鉢巻を巻いて参戦。さて、試合の
ほうですが、この四人が戦えばどうなるものか、迷わず観ろよ、観れば分か
るさ、ダァーッ!
ということでまた一つベスト・マッチが築かれました。試合を決めたのは【コー
ナーに座ったマーク目がけてAJが後ろ向きにレッドをトス→そのまま肩に
乗ったレッドがフランケン・シュタイナー→それを“そのままキャッチ”したAJが
スタイルズ・クラシュ一閃】という凄まじいコンビネーション。
G:Jody Fleisch vs. Low Ki
両者とも並外れた運動神経と、オリジナリティ溢れる動きが出来るのでカー
ドを組んだ時点で好試合が予想されようというものですが、まさにその通り
の期待を裏切らない攻防を展開。最後、両者後ろ向きでコーナー最上段に
立ち上がったところでロゥ・キーがキー・クラッシャー敢行!
これには仕掛けたロゥ・キーの方がダメージ大きく、右腿付け根辺りを抑えて
もんどり打ちますが何とかカバーして激戦に終止符。
☆:試合後のフレイシ、ダメージ残る身体でバックステージに戻ると相変わらず
スペシャルKの面々がラリって踊りまくり。ふらふらのフレイシも魔法の薬を
舌の上にたらしてもらったらアラ不思議、ノリノリでダンスおっぱじめました。
H:CM Punk / Ace Steel vs. Raven / Colt Cabana
パンクはリングイン早々マイクを手に観客をアジリまくり、早速ブーイングの嵐。
片やブリーフ・ブラザースのテーマで入場したレイヴェン組には歓迎の声援。
リング上にはイス、ゴミバケツ、テーブルが。一進一退の攻防が続いた終盤、
コーナーからリング下へのムーンサルトを敢行した時に左足を痛めて悶絶し
戦線離脱。孤軍奮闘のレイヴェン、テーブルに横たえられるも寸前でパンク
のコーナーからのエルボーを誤爆させ、その隙にスティールを捉えてレイヴ
ェンズ・エフェクトで3カウント奪取。
レイヴェンはマイクを手にし、
「確かここはROH、前回俺が負けた時のように潔く握手してもらおうか?」
が、立ち上がったパンクは中指を突きつけソレに怒ったレイヴェンがレイヴェ
ンズ・エフェクトの体勢に入るとまたもやリング下にエスケープ。
「じゃあ、お前の相棒に喰らわしてやろうか?それとも助けに来るか?」と、
失神しているスティールに再びレイヴェンズ・エフェクトを敢行。
が、リングに戻ったカバナが寝返り、パンクと共にレイヴェンを襲撃。
そしてパンクがレイヴェンに屈辱の逆レイヴェンズ・エフェクト。
☆:ホモサイドのプロモ。
「今夜はやってくれたな、ジャック・ヴィクトリー。次の興行では覚悟しとけや、
俺もバンクハウスの父、レジェンド=ダスティ・ローデスを呼んでるからな。
そう、次の興行で史上初のアイ・クイット・バンクハウス・マッチで決着をつけ
てやる。お前のメンバーを揃えておけ、俺のメンバーと血と暴力に彩られた
テキサス・スタイル、アメリカン・ドリーム・スタイルを見せてやる。」
と、今度はホモサイドの親衛隊が出てきてラップ調に口上をかましている
ところへロゥ・キーが現れ、「お前ここで何してるんだ?ココはお前みたいな
チンピラの来る場所じゃないぜ。」
と牽制。その場が険悪になるが、ホモサイドが二人の間に割って入りひと
まず収める。
I:Samoa Joe vs. Xavier
エグゼイヴィアの保持するROH王座戦。開始早々、バックからCWアンダ
ーソンとマイケル・シェーンが現れ、プロフェシー陣のダニエルズとアリソン・
デンジャーを襲撃/撃退。挑戦者のジョーはコスチュームも一新、会場の
「ジョー!」チャントの後押しを受けて猛攻を開始。が、伊達にここまで強豪を
退け防衛を重ねて来た訳ではないところをエグゼイヴィアも見せて互角の
展開。しかし底力で勝るジョーが、払い腰でダウンさせたところへ膝を叩き
込み、胴締めスリーパーという総合のような流れでチャンピオンを失神させ
てタイトル奪取。
☆:レイヴェンのプロモ。
「CMパンク、お前は確かに前回のマインド・ゲームを制したさ。
見事なもんだ、見直したぜ。その上、レイヴェンズ・エフェクトからも逃れ
やがって。でも、覚えておけ俺のリベンジは必ず行われるからな。
それは次の興行かも知れないし、そうじゃないかも知れないが、常に怯えて
自分の肩越しに気配を感じ取って待ってた方が身の為だぜ。
ようこそ、レイヴェンのクロックワーク・オレンジ、快楽の館へ。」
☆:全てのタイトルを失ったプロフェシー総帥、ダニエルズのプロモ。
「これが、プロフェシーの最後だと思うか?違うな。俺はこれからジョーの
王座に照準を絞るし、モーガンが戻ってきたら早速タッグ・タイトル奪還に
向けて始動する。が、その前にマイケル・シェーン、お前には今日の落とし
前をつけてもらうぜ。俺達の復活はシェーン、お前で始まりコリノで締めくくっ
てやる。いいかこれで終わりじゃねぇぞ。新しいメンバーが控えているし、
今回降りかかった事は俺達を殺しやしない、かえって強力にしてくれたって
もんだ。終わってみりゃ今まで以上のプロフェシー誕生だ。」
☆:同日、海を越えたゼロワンのバックステージ(徳島)でネットにより今日の
結果をチェックするスティーヴ・コリノ。
「女にコップ・キラー喰らわして喜んでるなんざ、全くお前って奴は最低だな、
エッ!ホモサイドよ!」 |

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