では収録内容の詳細を
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THE EPIC ENCOUNTER (2003-4-12)
(約3時間7分収録) |
私どものHPによく遊びに来ていただいている『キングコングニーさん』
が、収録内容の情報を報告して下さいました。
・‘03.4.12、ROHのホームリングであるフィラデルフィアはマーフィー・
レクレェーションセンターにて行われた興行の模様を収録。
・今までの興行では会場全体が明るい照明のもと行われていましたが、
今回は照明を落とし、レーザー光線やスポットライトの演出が加わりました。
☆:前回突如現われ、スペシャルKと用心棒スラッガーの前に立ち塞がった
大男が会場入り。
☆:アレクシス・ラリーと、新ROHタッグ王者AJ&レッド組のプロモ。
「いつ何時、何処でも貴方達二人が組めば敵なしだわ。邪魔者がいたら
あたしが追っ払うしね。」とアレクシス。そこへポール・ロンドンが現れ、
ロンドン「へい、AJ!俺とお前がタッグチームの筈だろ?このベルトは
俺のものだろ?」
AJ「残念ながら、前回お前は病院にいてチャンスを逃した。幸運にも
レッドと組んでこのベルトが獲れたんだ。今の俺の相棒はレッドって訳さ。」
ロンドン「俺はタッグ王者獲得の為に一年間プランを練ってたんだぜ。
それにレッド!お前はどうみても幼すぎるじゃないか?」
AJ「悪いが結果はこういうことだ。納得出来ないなら新しい相棒を見つけ
て俺達に挑戦してきたらどうだい?」
@:Backseat Boyz vs. Da Hit Squad
入場時に札ならずコインを渡され、「う〜ん、悪くねぇな」と呟くカジミアが
お茶目。ROH登場以来、ここまで連戦連勝中のバックシート・ボーイズ、
今夜の重量級コンビDHSには少々てこずり気味。
が、連勝中の勢いが味方しマフィアがマックを誤爆した隙をつきTギミック
で逆転勝利。フォールされたマフィアはさっさと退場、マックはリングに戻
りキチンと握手。
☆:バックシート・ボーイズがまだ残るリング上にマイキー・ウィップレック率
いる、(放蕩息子集団)スペシャルKの面々が登場。マイキーがマイクを
取り、「俺は選手としてカクタス・ジャックの相棒だった...それからヨシ
ヒロ・タジリもな。また俺はトレーナーとしてもSAT、デバイン・ストームら
の優秀なチームを送り出した。
そして今、俺はROH最高の新しいチームを作り出そうとしている。
こいつらスペシャルKだ。」
と、いうアナウンスをした途端、ダン&マルコス、カーネージ・クルー、が
異議を唱えリングイン。すると、アシッドがマイクを取り、
「そこまでお前等が口々に一番だと言い張るなら、今ここで三つ巴戦
やって勝ち残ったチームが次回俺達に挑戦したらどうだ!」ということで
急遽、
A:Carnage Crew vs. Dunn & Marcos
vs. Dixie / Hydro (Special K )
スクランブル・タッグチーム・ルールで開始。デヴィートとロコがダンを捕獲
しセカンドロープからの危険なスパイク・パワーボムを敢行で混戦に終止
符かと思いきや、マイキーが乱入してカーネージ・クルーの二人にウィッ
パー・スナッパーを炸裂させノックアウト、その隙にハイドロがダンに被さり
フォールを略奪。
リングに用心棒Kが上がり、マルコスにボディバッグを決めたところへ
前大会で現れた大男が登場して睨み合い。スラッガーにサングラスを
吹っ飛ばされるがKの面々が間に入り衝突を回避、しかしリング下で薬を
きめてハイになっていたエンジェル・ダストが無謀にも飛び掛り、逆に
フルネルソンで抱え上げられそのままフェイスバスター風に叩きつけられ
K.O。
B:Jay & Mark Briscoe vs.
AJ Styles / Amazing Red( w / Alexis Laree )
AJとレッドのタッグ王座初防衛戦。この4人が揃った時点で好勝負が
約束されたも同然ですが、正に期待にそぐわぬ攻防の数々。
ラストの締めくくりは、場外のAJ目がけてマークがウラカンラナ狙いで飛ん
できたところをそのままAJが捕まえてコンクリート床へスタイルズ・クラ
ッシュ、リング上ではレッドがあわやジェイ・ドリラーの餌食...
と、切り替えしてリバースで持ち上げそのまま首がめり込む形で落とし、
その場飛びのレッドスター・プレスでタイトル防衛。
会場はスタンディング・オベーション。
C:BJ Whitmer vs. CM Punk ( w / Colt Cabana )
パンクが入場すると、待っていたように前回レイヴェンのセコンドに付い
たトリニティ(♀)がリングインしてコーナーに座り込みレイヴェン・ポーズ。
コーナーに上がり見得を切ったと思ったらリング下のカバナ目がけてプラ
ンチャー、がカバナはそれを受け止めてそのままバックステージへ。
今回は登場しないレイヴェンからのメッセージか?
試合はお互い引かないグラウンドの展開でスタート。
それを破るようにウィットマーが場外のパンク目がけて飛ぶも飛距離が
若干足りなく自らの後頭部を床に痛打。一進一退の攻防の後、両者エプ
ロンでの激しいエルボーの応酬からバックを取ったパンクが場外のテーブ
ルへ崩れ気味のジャーマン一閃、そのまま両者とも起き上がれずダブル・
ノックアウト。二人共担がれて退場。
D:Homicide vs. Christopher Daniels ( w / Allison Danger )
まったりしたレスリングを展開し、最後はホモサイドがクラッチをきめ3カウ
ントを奪取。試合後握手を求めるホモサイドにダニエルズが躊躇している
と、突然CWアンダーソン、ジャック・ヴィクトリー、サモア・ジョーが乱入して
きて二人を襲撃、するとホモサイドの弟子でもあるマフィアが救援に駆け
つけリング上を一掃、最後に背中あわせでダニエルズとかち合い暫し
睨み合いを続けるが、ニヤリと笑ったダニエルズがマフィアのTシャツを
引き千切るとその下には【P】と入ったTシャツが。
マフィアまさかのプロフェシー入り。
☆:バックステージでのBJウィットマー。
「試合の事は何も思い出せない。こんなに打ちのめされたのは初めてだ。」
そこへ、CMパンクが入ってきて
「凄い試合だったぜ。ファンもお前に賞賛の声を浴びせていたし、これで
レスリングを辞めるとか言わないでくれよな。」
ダメージの残るBJを病院に搬送しょうとしているとドアの向こうで騒ぐ声がし、
カメラが覗くとホモサイドの連れてきたギャングがスタッフ?を襲撃し財布を
奪ってゆくところ。
E:Alexis Laree vs. Ariel
女子対決はダイジェスト収録。胸のポッチが目立つアレクシスが、肉感的な
お腹のアリエルを下しました。
F:Hotstuff Hernandez vs. Samoa Joe
ROH王者になってから一段と凄味のましたジョーは、ノンタイトル戦でほぼ
同じ体格を誇る怪物ヘルナンデスと対戦、力負けしないどころか場外へトッ
プロープ越しにノータッチ・トペを敢行。しかし最後はチャンピオンが最近
頻繁に見せるサブミッション(今日は三角締め)でタップアウト勝ち。
試合後ジョーはリング中央に持ち出したイスに腰を据え動かず。
マイクを取り、「ここ、フィラデルフィアでタイトル戦を行わない訳にはいか
ないだろう?」
と、次の3Way戦に自分も加わりこれにタイトルを賭けることをアナウンス。
G:Matt Stryker vs. Colt Cabana vs.
Tom Carter ( a.k.a. Reckless Youth ) vs. Samoa Joe
ジョーをフォールすればチャンピオンになれるとあって、他の3人が共謀
して戦う展開もすぐにそれぞれのエゴ爆発で、実力ある4人入り乱れての
見応えある試合を展開。
最後はジョーがカバナを胴締めスリーパーで極めているところへカーターが
フロッグ・スプラッシュ、しかしそれでも放さないジョーがカバナからタップ
アウトを奪い王座防衛。
☆:会場の外でアイス・バーグと、デイヴィッド・ヤングが殴り合い。
H:Bryan Danielson vs. Paul London
スローな展開に終始した40分に渡る3本勝負。
一本目はアメドラのトップロープからのバックドロップに体を浴びせてロン
ドンが先取。
二本目は徹底的に左足を攻められたロンドンが片エビの前にギブアップ。
この後、ロンドンは右足一本での苦戦を強いられるも“肉を切らして骨を
断つ”伝家の宝刀、シューティング・スターを抜き、激戦に幕。
試合後ボロボロで立ち上がり握手を交わす両者に会場もスタンディング・
オベーションで「Thank you both!(二人共ありがとう!)」チャント。
I:I−Quit Bankhouse Riot
Dusty Rhodes / Homicide / Iceberg / Homicide’s Crew vs.
CW Anderson / Jack Victory / David Young
/ the Bar Room Brawlers
一周年記念大会でサモア・ジョーが起こした観客との乱闘に端を発した
コリノ軍とホモサイド軍の確執を、清算させようと企画されたアイ・クイット
乱闘マッチ。
CW、ヤング、ヴィクトリーが三人がかりでホモサイドを痛めつけていると
会場からは、「ウィ・ウォント・ダスティ!」コール。するとミュージックと共に
登場したのは80年代のNWAに現れ、正体はローデスじゃないかと噂され
たテンガロン・ハットにライダー・コート、手にはブル・ロープで覆面を被った
ミッドナイト・ライダー。
エプロンで三人と対峙しエルボーのフリをかましていると、背後から正真
正銘のローデス登場。次々にバイオニック・エルボーを叩き込みアッと
いう間にリング上を一掃。
マッチは会場のあちこちで全員、額から流血。ローデス爺は攻撃の的に
なることもなく、セルをする必要もなく(笑)、ホモサイドが痛めつけるヴィク
トリーにマイクを突きつけ「アイ・クィット」をゲット。
☆:ホモサイドとローデス。
ローデス「見たか、コリノ。これからはホモサイドの天下だ。手出ししよう
もんなら俺がいつでも出てくるぞ。」
ホモサイド「コリノ!お前は最後に料理してやる。」
☆:カバナとパンク。
カバナ「レイヴェン、いくらお前でも俺達の絆は断ち切れなかったな。」
パンク「今夜、トリニティを使ってメッセージを送ったようだが俺にはマイン
ド・ゲームは通用しないぜ。」
カメラの前では息が合ったような二人だったが、撮影が終わるとカバナが
ふざけ始めて、いらつくパンク。
☆:カーネージ・クルー。
興行後、リング撤去作業中のリングクルー・エクスプレス(ダン&マルコス、
アウトキャスト・キラーズ)を馬鹿にする二人。
☆:プロフェシーのプロモ。
ダニエルズが次大会でのマイケル・シェーンへの報復を宣言すると同時に
新メンバーのマフィアを紹介しているところへ納得のいかないモンスター・
マックがやってくるが、逆に三行半を突きつけられる。マックは感情が高ぶり
ながらも、「O.K、そういうことだな。次回でDHSとしては最後の試合になる
が激勝して最後の花道を飾ってやろうじゃねぇか。
なるほどお前等の言う通りかもしれねぇな、今までのモンスター・マックは
死んで“ブルックリン・ブローラー”スティーヴ・マック様の誕生だ!」と叫んで
控え室のブロック塀を殴打。
☆:本興行のダイジェスト。 |

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