では収録内容の詳細を
このDVDはリージョン『1』なので注意して下さい!
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NO WAY OUT 2004
(収録時間はレビューを参照下さい) |
私どものHPによく遊びに来ていただいている『USA−Pさん』
が、収録内容の情報を報告して下さいました。
本編 (2:32:35)
@:Torrie Wilson & Sable come down to the ring
『JUDEGEMENT DAY 2003』等、ビキニマッチで張り合った二人が共に登場。
去年に続いてプレイボーイ誌でのヌード披露の御報告。
:OPプロモ
A:WWE TAG TEAM TITLE - HANDICAP MATCH
Rikishi & Scotty 2 Hotty vs. Basham Brothers & Shaniqua
オープナーとしては凡庸な一戦。番組開始を盛り上げる大事なカードの筈
なのですが…
B:Jamie Noble vs. Nidia (Jamie Noble must wrestle the match blindfolded)
「タジリのミスト誤爆」アングルを経て、盲目状態ギミックを得たニディア。
多分、ベビーターンも前提にした整形の為なんでしょうが…
試合の方は男女戦のハンディ役の小道具、目隠し用黒マスクを活かした
ネタ集ですが、それでも表情が見えないジェイミーの方がずっと表現豊かに
見えてしまうのはキャリアの差なのかセンスの差なのか。
『KING OF THE RING 2002』から続いたバカップルの完結編となる
この試合を経てニディアはRAW移籍となりましたとさ。
C:Kurt Angle interview
謎の襲撃を受けたカート、犯人は… と述べていると現れるシナと乱闘に。
(しかしこのストーリーラインも尻切れでしたね… )
D:World's Greateset Tag Team vs. A.P.A
SD!組らしく、PPV大会までのストーリーラインは弱いものの試合で見せる
試合その1。ベテランタッグ屋A.P.Aに引けをとらない技術と連携のとれた
WGTTの良さが光る一戦。
E:Goldberg,Paul Heyman & Brock Lesnar
『SURVIVOR SERIES 2003』に始まった新旧怪物対決ストーリー、
『ROYAL RUMBLE 2004』を経ての第三章。SCSAまで巻き込みはじめる
ストーリーはWM20へ続きます。
F:Hardcore Holly vs. Rhyno
ストーリーラインは弱いものの試合で見せる試合・その2。
とは言え、両者共に技術はあるんだけど華に欠けるんで好みは分かれそう
ですが…
:『THE MONDAY NIGHT WAR』CM。
:『Smack on TV!』CM。(ヴィンス編)
G:WWE CRUISERWEIGHT CHAMPIONSHIP
Rey Mysterio with Jorge Paez vs.
Chavo Guerrero with Chavo Guerrero Sr.
レイのセコンドには世界王座に輝いた事もあるというホルヘ・パエスが、
チャボにはSrが帯同してのクルーザー王座戦。
試合巧者のレイ、チャボによる試合もさる事ながらバンプのとりっぷりやチャボ
との連携等、Srが光まくる一戦。
:『MICK FOLEY : GREATEST HITS & MISSES』CM。
H:Chavo Guerrero interview
ジョシュが新王者チャボにインタビュー。まだ荒い気分のままにエディの控え
室のドアに「中毒者」だの「負け犬」だのとこきおろすのは『ROYAL RUMBLE
2004』からの遺恨の続きとなるのか、それとも???
I:TRIPLE-THREAT MATCH
(Winner is the #1 Contender for the
WWE Championship at WrestleMania XX)
Kurt Angle vs. John Cena vs. Big Show
US王者であるビッグ・ショウが狙う2冠挑戦を阻止したいものの、互いに譲ら
ぬカートとシナ。それぞれの持ち味と見せ場を生かした3WAY戦ではあるが…
『VENGEANCE 2003』のメインと見比べてみるのもいいかもしれません。
:『WWE ORIGINALS』CM。
J:WWE CHAMPIONSHIP
Brock Lesnar vs. Eddie Guerrero
序盤こそエディを力で圧倒し、馬鹿にしきっていたレスナーだったが、次第に
エディのスピードと知恵と技術に真っ向勝負となる好試合。
闖入者の乱入といった余計な事も途中にあるものの、それは勝敗を決するもの
にはならず、それぞれの意地と技術とをぶつけ合った果てにベルトを掴んだのは…
● EXTRA
<PAGE1>
・PROMOS
:Rey Mysterio vs. Chavo Guerrero (0:27)
:Eddie Guerrero vs. Brock Lesnar (0:30)
:Highlights of the Smackdown! Royal Rumble - 1.29.04 (9:14)
Iのプロモでも使われていたSD!ロイヤルランブルのハイライト。
リキシを二人がかりで追い出してからのエディとカートの一騎打ちは普段の
SD!組のレスリングの濃さが滲み出ています。
:The Making of the Rey Mysterio "Crossing Borders" Music Video (3:12)
コンフィデンシャル放送分のプロモ作成風景。
:The "Crossing Borders" Music Video (2:50)
『WWE ORIGINALS』に収録されている曲で本大会PPVテーマソングの
プロモ。でも、歌詞と音楽のリズムと映像が合ってないような…
若干アレンジを変えたかな?
<PAGE2>
・SUNDAY NIGHT HEAT
:Funaki interviews Jamie Noble (1:00)
:Big Show interview (1:05)
「カートもシナもメじゃねぇ。WMでは俺が2冠になるんだ」ってな意気込みを
話すものの、生来の人の良さが目に出すぎていてちっとも迫力とか凄みも
ありませんが、それはそれでそういうビッグ・ショウが私は好ましく思えます。
:Ultimo Dragon,Paul London & Billy Kidman vs. Tajiri ,Akio & Sakoda
(7:43)
華は無いが技術はあるキッドマン、体のバネと柔軟さに加えてムードをつく
れるロンドン、各々の持ち味と連携が光るヤクザ軍。
クルーザー級ならではの小気味良い6人タッグ戦。
・POST MATCH
:Eddie Guerrero's post-match celebration (2:25)
本DVDの一番のウリです。試合後、バックステージに戻ったエディが電話を
かけたのは…
というものですが、「何で携帯電話にマイクがセットしてあるの?」とか言うのは
野暮です。
訥々と妻に語るその姿は普段の陽気なものでもラティノ・ヒートでもなく、苦労を
し、挫折も乗り越えた男の静かな、そして優しくて熱いものです。
【総評】
『Road to WrestleMania XX』と題されたこの大会。去年は共同開催だった
のに今年はSD組の単独開催… ってのは娘婿の為なのかどうかは解りません
が、大会間の期間が短かったせいかストーリー・ラインや試合内容はまとまっては
いると思ってもやや物足りない印象があったのですが、私的には兎に角メインで
全てチャラですね。
互いに持てる技術もスタミナも意地も、全て出し切った試合に熱狂する観客達。
家族と抱き合い、ベルトと客席から渡された国旗を掲げて観客の声援に応える
勝者と打ちひしがれる敗者…
WM20前のネタふり的な位置付けにもある大会ですが、それに留まらぬ熱い
一戦ではなかったかと。
加えてdvd特典の試合後のエディ! これを観た後だとよりWM20でのスキット
などに思い入れが強まりましたね… |

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