では収録内容の詳細を
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Kaiju Big Battel : Terebi Sento
(約60分収録) |
私どものHPによく遊びに来ていただいている『USA−Pさん』
が、収録内容の情報を報告して下さいました。
◎リージョンは「0」みたいです。
全米に星の数程もあるインディのプロレス団体。それぞれが「オラん
トコはヨソとは違うだっぺよ!」と申しておりますが、その中でも怪獣の
ヌイグルミを着てのプロレスをするのが「Studio Kaiju」。
2001年に設立してから普段は地元を拠点に活動しているそうですが
呼ばれれば全国どこへでも出かけて『怪獣大戦闘(Kaiju Big Battel)』の
ライブをやっているそうな。
彼らによれば
「アメリカのプロレスと日本の怪獣映画の大混乱を融合させた低俗大衆
文化(lowbrow pop-culture)パフォーマンスが『怪獣大戦争』で、ライブは
あくまでもメディアミックスの一環。」
「私達はレスラーは雇いません。パフォーマーなら雇います」
と、何やらご高尚な事を言っておりますが、さてそれが本当かどうか、
怪獣のマグネット入りのケースからDVDを取り出し、「TEREBI SENTO
(本編)」「COMMERCIALS」「FIGHTOS」「BONUS(DVD-EXTRA)」
「CHAPTERS」の5つのメニューの中から一番上の本編を選んでいざ、
はじまりはじまり…
(尚、以下の記述にスペルミスのようなものがありますが、あくまでも正式
名称ですのでツッコミは不可です)
可愛らしいOPに続いてのスタジオからMCのアンソニー(胸ポケットに
あるのは○○○○星人のフィギュア…)、解説兼レフリーのJingi(仁義?)、
そしてマスコットのDinao Kang Jr.でお送りする「テレビ戦闘」。
見所や因縁、感想等のトークを盛り込みながら進行するTV番組風に
4試合収録されてます。
@Fighto 1 - Soup or Sandwich Type ?
( Kung-Fu-Chikcken-Noodle vs. Club Sandwich )
どこぞの倉庫かショッピングモールの片隅に設置されたリングを取り囲む
大勢の観客(階段まで一杯!)が見守る中、チキンスープの缶詰の被り物、
でなくて、悪人Kung-Fu-Chikcken-Noodleと棍棒を持ったサンドイッチの
ヌイグルミ、じゃぁなくて、ヒーローClub Sandwichの一戦 …の筈ですが、
Club Sandwichの図体がデカ過ぎてリングインも一苦労。
レフリーJingiとパートナーのコックさんに助けてもらいようやくリングに両者
揃って「FIGHTO!(ふぁいとぉ!)」
の掛け声と共に始まる第一試合、序盤は軽快なKung-Fu-Chikcken-
Noodleに翻弄されるも、一瞬の隙をついたClub Sandwichが徐々に試合の
ペースを握り、閃光と火花の散るチョップでダウンさせるとコーナー最上段
からのダイビング・ボディプレス「ライ麦パンが乗る痛み」で悪人は敢え無く
3カウント。
A Fighto 2 - Golden Banana Award for Tag Team Excellence
( Sky Deviler & Mota Nara vs. Los Plantanos )
続いては「黄金のバナナ賞」を賭けてのタッグ戦。
まだまだ青い果物兄弟ヒーローLos Plantanosに対するのは宇宙昆虫
チームのSky DevilerとMota Nara。
一匹での力に勝る宇宙昆虫チームを機転で分断、Los Plantanosの
PLANTAIN POWER溢れる兄弟合体技でSky Devilerを沈めてまたも
ヒーローの勝利に会場は大歓声に包まれます。
B Fighto 3 - Dancing of the Three-Way
( Amerikan Beetle vs. Dusto Bunny vs. Mung Wun(champion) )
星条旗を手に颯爽と登場のAmerikan Beetle、汚い兎の賢者Dusto
Bunnyのヒーロー二人に続き、現王者で宇宙昆虫チームの紅一点
Mung Wun。序盤に腹に攻撃をくらっただけでグロッキーになった
Mung Wunはとりあえず無視して、ヒーロー同士の戦闘が続きますが…
C Fighto 4 - Batteling for the Belt Champ !
( Uchu-chu vs. Dr.Cube )
最後は宇宙昆虫チームのUchu-chuと狂気の科学者Dr.Cubeとの因縁
の一戦。
「お前じゃ俺の相手にゃ不足だ」とばかりに手下のキューブ騎兵隊を襲い
掛からせるもUchu-chuは一蹴。
怪獣と下っ端戦闘員の格の違いを見せ付け、さて両者の対峙か…
と思いきや、そこに現れるのは東京の悪人Akuma。
互いにAkumaを買収しようとする小ネタを挟んでいつの間にやら3者は
リングだけに留まらず場外でも大混戦。
挙句にDr.Cubeがラダーまで持ち込んでの大荒れのリングは公正と礼儀の
レフリーJingiでも治められず…
と、その時、モニターにコミッショナーが登場。
この混乱の解決の為とヒーロー軍団での制裁を宣言。
次々に登場するヒーローの最後に出るのは男爵イモのSilver Potato!
見守るAnna Draminaちゃんの「どんなイモでもいいワケじゃないの〜
貴方は特別な男爵イモ、Silver Potato〜」
という日本語(英語字幕付)イメージソングクリップの流れる間もSilver
Potatoの猛攻は続き、最後はDr.Cubeへコーナーポストからの背面式
ムーンサルトプレスで『怪獣大戦闘』は大団円。
かくして正義は勝利をしたのでした…
●【MENU】 … [01]〜[31]はチャプター番号。()内は時間です。
・TEREBI SENTO (本編 (53:36))
・COMMERCIALS
チャプター[06][10][14][19]の「SPONSOR BREAK」を一本毎に分割
したもの。
実際に存在するバンドや公式サイトで販売している商品のCMもあれば
冗談のようなものまであります。
[PAGE 1]
・ REAL MEAT - @ ( :33)
・ PROTECTION - A ( :16)
・ FUNTIME - B ( :17)
・ BUFFET 1.5 - C ( :17)
[PAGE 2]
・ SENSTIVE - @ ( :13)
・ MIDORI PUNCHU - A ( :15)
・ REAL MEAT 2 - B ( :33)
・ THE LOT SIX - C ( :18)
[PAGE 3]
・ RIP AND TEAR - @ ( :11)
・ SLO RIDER - A ( :12)
・ KUNG FAUX - B ( :11)
・ HAMAJI - C ( :25)
・FIGHTOS
本編のそれぞれのFIGHTO(試合)からCM等を抜いたもの。
何故か「Fighto 4」が機能しない。
・BONUS
@ VIDEO TRAILERS
・ MASS MAYHEM ( 1:12)
・ FIRST FIGHT OUT - 12/32/02 ( 1:11)
・ RAMPAGE NYS - 11/14/02 ( 2:28)
・ TEREBI SENTO ( 1:38)
ビデオクリップ風の予告編。何故かケージマッチになっているのは
アメリカ人がケージマッチ好きってのもあるけど怪獣のリングインが
面倒だからなの?(笑)
金網からのダイブや流血、スープレックス等の見せ場が多彩で
収録時間の短さが惜しい。
A HELLO KAIJU
10体の怪獣の身長や体重、派閥等を記した怪獣大図鑑
(写真と文字のみ)。これで君も怪獣博士だ!(笑)
B WHAT IS KAIJU ?
「怪獣大戦闘」の世界設定(文字のみ)
・CHAPTERS
01:HELLO KAIJU
02:SPREADING SENSE
03:BATTEL #1
04:PAIN ON RYE
05:LET ME KNOW
06:SPONSOR BREAK - @
07:TAKE A LOOK
08:GOLDEN BANANA
09:BATTEL #2
10:SPONSOR BREAK - A
11:SPACE DISSENSION
12:PLANTAIN POWER
13:DEVIL MAW
14:SOPNSOR BREAK - B
15:BRAH-VO
16:BATTEL #3
17:U-S-A
18:BABY DADDY?
19:SOPONSOR BREAK - C
20:THE PINNACLE
21:BATTEL #4
22:ON THE HORN
23:BOUNCE CHECK
24:REEBOX?
25:LADDER DAY
26:EXPLOSION!
27:INTERRUPTION
28:CONCLUSION
29:GOOD NIHGT
30:CREDITS / OUTTAKES
31:PIEBALD VIDEO
1つの画面に4つのチャプター表示なので都合8P分あるのだが、
1つづつページを表示をさせなければならないので使い辛いです。
●【総評】
収録されている試合がどれもダイジェストなのが残念ではありますが、
画質・音質共にかなりいいうえに、火花や煙だけでなく効果音や「バキッ!」
「スタン」等のマンガの擬音を合成処理を追加していたりと、賑やかで楽しい
雰囲気が伝わってきます。
また、丈夫でも見かけはどうしょうもないヌイグルミですがメイン等には(多分
、インディの)レスラーを起用しているせいか、思ってた以上にプロレスをして
いたのも驚きで、これ迄のインディのバックヤード系やレジェンド系とも違った
毛色の団体だと思います。
でも、これもアメプロなんでしょうね… 観客の熱気も含めて…
さらに詳しく知りたい方は公式HP
KAIJU.com (http://www.kaiju.com/ へ。
様々なデータや資料に加えてTシャツや『精肉』とかも売っていて楽しい
トコですよ。 |

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