では収録内容の詳細を

GO FUNK YOURSELF (約2時間収録)
 このDVDは、2000年7月22日にロスの殿堂オリンピック・オ
ーディトリアムにおいてXPWが開催した興行を収めたもので
すんや。DVDのタイトルとなっている興行名でもお分かりになる
と思いますが、本興行の目玉は御大テリー・ファンクの参戦。
どうもこの興行はXPW設立1周年を記念して催されたもののよう
でして、1周年を祝うとともに更なる飛躍を誓って御大を招聘した
んでしょうな。ではXPW設立1周年記念興行へどうぞ。 


�@前口上
  実況及び解説陣のラリー・リベラ&クリス・クロスによるスタ
 ジオ収録の本日の見所説明。
�A場面は変わって...
  サブゥとマネージャーのレイジが何やらアジテーションを行な
 っておりますと、ブラック軍団を引き連れた悪のCEO、ロブ・
 ブラック氏が登場。WCWやECW(と言うよりポールE個人)
 に悪態をつき、当然サブゥといざこざが勃発。ここに御大テリー
 も登場し、今夜の『掴みはOK』となりました。
�BPogo the Clown vs. Nosawa
  東京愚連隊のノザワが軽快な動きを活かして巨体のポーゴに挑
 んだ試合でしたが、やはり体格の壁は越え難くノザワは哀れ圧殺
 されてしまうことに。試合後は盟友のキクザワも介入して再度ポ
 ーゴに二人掛りで攻撃を仕掛けるも、これまた一蹴されてしまい
 ました。
�CThe Westsiders (Chronic & Bigg Rott)& Carlito Montana
 vs. Mexico's Most Wanted(Halloween & Damien 666 &
 Ray Mysterio Sr. w/Lady Victoria)
  もともとはウエストサイダーズとメキシコ軍のハンディ戦とし
 て2対3での図式であったはずなんやけど、試合前にモンタナが
 ウエストサイダーズに加勢したよって、急遽3対3のタッグ戦に
 変更となったもの。この試合の見所はやはりレイ・ミステリオ・
 シニア、そうWWFで人気爆発となったミステリオの親父さんで
 すワ。多分皆さんも息子同様に凄い空中殺法が披露された事やろ
 と思われたでしょうが、それがなんとシニアはラフ攻撃一筋。
 しかも工業用ホチキスまで持ち出してモンタナの額に針を打ち込
 むんやから驚きでした。試合はメキシコ軍のマスコットであるビ
 クトリア嬢がテーブルに葬られた直後、これに冷静さを失ったダ
 ミアンがフォールされましたんや。けどこの時のカウントが光速
 式であったため、またまたシニアが暴走。今度はレフリーの額
 に工業用ホチキス攻撃をお見舞いして...。
�D"I Quit" Match
 Steve Rizzono vs. Kid Kaos
  WWFではマンカインドとロック様の間で行なわれた事で有名
 な試合形式。フォールではなく、相手の口から「まいった、堪忍し
 てくれ」って言わしたら勝ちって方式や。
 今夜はブラック軍の『狡猾な小番頭』リゾーノと、ケオスとの間
 で行なわれるんですが、先に入場したリゾーノはエプロン下に身
 を隠してケオスへの闇討ちを計画(大笑)。
 すかさず実況陣からは「真珠湾攻撃や!」って言葉も掛ります。
 しかしこんな困った歴史認識が米国には根付いているんやねェ。
 さて試合はリゾーノがケオスを変形のドラゴン・スリーパーに捕
 えて、ケオスの口から「まいった」を引き出したのですが、なんと
 本当はケオスは「まいった」とは言っておらず、実はリング下に潜
 んでいたブラック軍のスタッフが「まいった」と言った模様。
 ここら辺りマンカインド対ロック様をよく研究しておりますが、
 当然試合は再開続行となりまして、ブラック氏の仕込み杖を奪っ
 たケオスがリゾーノから正真正銘の「まいった」を吐かせました。
 また試合後にリゾーノ救出に現れたスマザーズ(渋い脇役!)と
 ケオスには新たな抗争も勃発し、ここでロブ・ブラック氏が強権
 発動。今夜のセミで、ケオス対スマザーズの『敗者XPW脱退戦』
 が行なわれることとなりましたんや。
�E"White Trash" Johnny Webb w/Jessica Darlin
 vs. Homeless Jimmy vs. kronus
  現在こそおちゃらけ・キャラのウェブですが、この当時はまだ
 まだ活きの良い怖いもの知らずのファイター。ジミーはお馴染み
 の凶器で満載のカートを押して現れ、『客人』のクローナスも重
 厚な闘い振りで二人に応戦。未熟ゆえのミス・ムープ等も散見さ
 れますが、ジミーの捨て身のダイヴなど見逃せない場面もあって、
 ある意味、今夜一番XPWっぽい試合ってのがこのカードかも。
 試合はウェブがクローナスを破っています。
�FXPW King of the Death Championship
 Supreme w/Kristi Myst vs. The Messiah w/Lizzy Borden
  XPW最大の暴虐戦がこれ。初代デス・マッチ王のベルトを勝
 ち獲ったスプリームにメサイアが挑んだ試合ですワ。
 もともとデス・マッチ王座は2000年2月26日、ワン・ナイト
 ・トーナメントである『キング・オブ・デスマッチ・トーナメン
 ト』にて決定されたもので、その時の模様は当HPでも『BAPT
 IZED IN BLOOD』としてアップ済みですが、今夜はトーナメン
  ト方式ではない事から両者とも力配分など気にせず、一点集中
 で十二分にデス・マッチの真髄を見せてくれました。
 試合形式は有刺鉄線方式で、2つのニュートラル・コーナーには
 五寸釘板。4方面あるリング下には有刺鉄線トラップ、白熱灯ト
 ラップ、画鋲トラップ、有刺鉄線スパイダー・ネット方式の蛍光
 灯トラップが仕掛けられ、両者が引き連れてきた女子マネ同士の
 キャット・ファイトも盛り込んで、どんどん各種トラップが踏み
 抜かれて行きます。で、試合はスプリームがメサイアを画鋲トラ
 ップへ叩き込み王座防衛を果たすんやけど、ここにブラック軍が
 総出で介入。スプリームの丸っこい巨体を抱え上げ、エプロン下
 の有刺鉄線スパイダー・ネット方式の蛍光灯トラップへと投棄。
 阿鼻叫喚の地獄絵巻が現出し、哀れスプリームは救急車で搬送
 される羽目に。担架で担ぎ出されるスプリームを、一人の観客が
 掲げた『ECWはXPWを恐れている』ってプラ・カードが見送って
 おりました...。 
�G"Loser leaves XPW" Match
 Kid Kaos vs. Tracey Smothers
  前述したように�Dの試合結果を受けて急遽決定した『敗者XP
 W離脱戦』。十八番の肘爆弾がかわされてしまってはスマザーズ
 に勝機もなく、クルッとケオスに丸め込まれてXPWからの離脱
 が決定。W★ING時代には“悪のジェイソン”として暗躍して
 いたこともあって、なかなか渋い味で魅せてくれる芸達者なスマ
 ザーズさん。ワシは大好きなレスラーなんやけど、今度は何処の
 リングでお目に掛れますことやら。
�HXPW Championship
 Sabu w/Josh Lazie vs. Terry Funk w/Rob Black
  いよいよ本日のメイン・ディッシュ。シーク爺との抗争の時代
 から連綿と続く遺恨戦が、今宵シーク爺からサブゥにバトンが引
 き継がれXPW編としてロスの殿堂オリンピック・オーディトリ
 アムで再現。マニアの皆様の涙腺は緩みっぱなしやないでっか。
 試合は例によって御大テリーの正気とも狂気ともとれぬ魅力が大
 爆発。試合開始直後こそリングで闘っていたものの、すぐに戦場
 を客席へと移行し、XPWのロゴを模ったハリボテの入場ゲート
 を破壊し、機材フロアーからサブゥを客席へ突き落とすなどと大
 暴れや。しかもロブ・ブラック氏の介添えもあって火炎攻撃まで
 サブゥにお見舞い。けどさすがにサブゥもシーク爺の甥、御大の
 火炎攻撃をシーク直伝のファイアー・ボールで迎撃すると、御大
 からの3カウント奪取。両者の激闘はECWもののDVDに決定
 稿が収められており、これと比較すると薄味なのは否定できんけ
 ど、でも充分平均点はクリアしてる試合やと思いますワ。
 
【総評】実は本DVD、ワシは以前VHSテープで購入鑑賞してお
 りまして、今回はDVD特典映像を期待してのDVD版購入とな
 ったんですワ。で、本DVDには特典映像は付加されず、また�H
 試合における入場シーンやプロモ映像等も大幅にカットされてお
 り(VHS版より12分短縮)、この点では落胆いたしました。
 でもそれもVHS版と比較出来るワシやから感じた不満点であり、
 もしXPWってどんな団体やろって興味を持たれ、とりあえずど
 れか1枚DVDを購入してみよかって方になら本作は自信を持っ
 てお勧めできますな。 
  尚、本DVDには�Cなどの試合に顕著ですが、リング下でカメ
 ラを構えてウロチョロしている東洋系の女性が映っております。
 で、多分彼女はサブゥの奥さん(日本人)で、通称“ミブゥ”と
 呼ばれている方のはず。サブゥのファンなら先刻ご存知でしょう
 が、蛇足として付け足しておきますワ。


トップへ
戻る