では収録内容の詳細を

REDEMPTION (約2時間30分収録)
 『REDEMPTION』、『罪のあがない』と命名されたこのDVDは、
2001年5月26日にロスの殿堂オリンピック・オーディトリアムに
おいてXPWが開催した興行を収めたものですんや。
『罪のあがない』とは意味深なタイトルですが、では実際は誰が罪を
あがなうことになるんでっしゃろな。ま、それはご覧になってのお楽
しみってことで、早速収録内容の詳細説明へと移行いたしますワ。

�@Xcalibur & Super Dragon vs. Rising Son & Ultrataro Jr.
  全員覆面を被りコスチュームを着込んでいるのではっきりしまへ
 んが、多分日本のインディの選手が正体やと思われるタッグ戦。
 で、軽量のライジング・サンなどはミステリオでお馴染みの“61
 9”などを披露し、ただのイロモノではないところを主張。
 試合はドラゴンがライジング・サンを仕留めよりましたが、フィニ
 ッシュ技に使用した頭頂部からの逆さ落としにはチョット首をか
 しげてしまいましたワ。  
�A"Mr. 80's" Dynamite D vs. Kraq w/Angel
  80年代プロレスの復興を目指すDと、巨漢黒人クラックの一戦。
 クラックには今夜も“オカマちゃん”のエンジェルがくっいており、
 試合中にチョコマカと介入してはベタな『局部ネタ』を披露。尚、
 試合の方はと言うとDが勝利を収めております。
�BNosawa w/Paul T. vs. "Mr. 80's" Dynamite D
  クラックを撃破し花道を引き上げるDをノザワが急襲。すかさず
 実況席からは「真珠湾攻撃や!」とノザワの卑怯極まりない(笑)
 戦法を揶揄する声が(大笑)。また当時XPWにはノザワらを先兵
 として大仁田(今や国会議員)が乗り込んで来るって話もあって、
 実況のなかにも“ONITA”なる単語が何度も聞けます。ア、肝心
 の試合ですが、連戦の疲れが出たか、Dがノザワのみちのくドラ
 イバーにより敗退しとりますワ。
�C場面は変わって...
  デス・マッチ王のベルトを保持するメサイア、クローナス、グラ
 イムス、クラック、レジー・ボーデン嬢らから構成されるブラック
 ・アーミーがリングを占拠。彼等を束ねる“悪のCEO”ロブ・ブ
 ラックがXPW世界王座のベルトを保持するサブゥ&マネージャ
 のレイジを呼び出しや。そやけどこの時点でサブゥはXPWを離
 脱しており、今夜の防衛戦の行方が注目されることに...。
 またサブゥの代わりでもないんやろけど、レイジがWCW崩壊に
 より職を失ったばかりのバンピーロとICPのシャギー2ドゥープ
 を呼び寄せたんですが、なんとこいつらがこの場に及んでレイ
 ジを裏切ってブラック軍と一緒にレイジを袋叩きに。
�DPogo the Clown vs. Kronus
  どうも『キチガイ・ピエロ』のポーゴはブラック軍に対してお怒りの
 ご様子で、クローナスが披露したファイヤーバード・スプラッシュな
 ど物ともせず、得意のスコップ攻撃でクローナスを叩きのめしてし
 まいました。
�ELady Victoria vs. Angel
  ブラック軍に対する抵抗勢力の一翼を担うメキシコ・モスト・ウ
 ォンテッド軍からビクトリア嬢が登場。今夜の相手はブラック軍の
 マスコット(?)“オカマちゃん”のエンジェル。女性とオカマの闘い
 なので大体内容は予想がつくと思われますが(笑)、内容は皆様
 お察しの通りの展開で、女性がオカマを下しております。
�FSteve Rizzono w/Enterprise vs. Homeless Jimmy
  続いてエンタープライズ軍から登場したのは軍の参謀格である
 リゾーノ。一匹狼のジミーとの一戦に挑みましたが、ジミーが持ち
 込んだ手押し車一杯の凶器の前に流血を強いられて防戦一方。
 これではアカンと判断したかエンタープライズ軍の三下GQマネー
 が介入し、なんと試合はリゾーノがズル勝ち。すかさずリゾーノの
 勝利を称えるテーマ曲『歓喜の歌』が場内に流されましたとさ。
�GSupreme vs. Vic Grimes
  連敗続きのブラック軍、ここで必勝を期して巨漢のグライムスを
 戦線へ投入。そやけど対戦相手が初代デス・マッチ王のスプリーム
 やよって、これは荒れた試合になるやろなァと思ってましたんや。
 けどグライムスが持ち込んだピザ・カッターによりスプリームが流
 血させられたものの、余りエゲツない展開にはなりまへんでした。
 で、あぁ今夜はこの程度で終わりかと落胆していたら、試合の後半
 にグライムスを補助しようとスプリームとは遺恨のある現デス・マ
 ッチ王のメサイアが介入。試合こそスプリームが勝利を得たものの、
 試合後はメサイアや他のブラック軍、バンピーロ&シャギーも加わ
 ってのスプリームへの集団リンチ。メキシコ軍のヘルプがあと少し
 遅れたらスプリームはどないなったやろって思うと、恐ろしくって
 恐ろしくって今晩は寝付けそうにもないですワ(笑)。
�HVampiro & Shaggy 2 Dope vs.
 Damien 666 & Halloween w/Lady Victoria
  2001年春のWWFによるWCW併合に伴い職場を失ったバン
 ピーロのXPWでの初試合。WCW在籍時から付き合いのあった
 ICPのメンバーであるシャギー2ドゥープを引き連れての試合で、
 バンピーロがメキシコ・モスト・ウォンテッド軍のハロウィーンをフ
 ォールしましたが、はっきり言って顔見世って範疇を飛び出すこ
 とはなかったですワ。
�ILizzy Borden vs. Major Gunns
  女性同士の試合(?)でしたが、ボーデン嬢の警護係であるブラ
 ック軍のクローナスとクラックが乱入。ガンズ嬢をスケベな体位に
 押さえつけてボーデン嬢による公開スパンキング大会へと移行。
 全く試合にはならんかったけど、下品なカメラ・ワークが効奏しと
 るし、これはこれでOKかもね。
�JDeath Match No.1 Contendership
 Kid Kaos vs. "White Trash" Johnny Webb
  メサイアの保持するデス・マッチ王座への挑戦権が懸かったこ
 の一戦。例によって有刺鉄線トラップ、画鋲トラップ、蛍光灯トラッ
 プ等がふんだんに盛り込まれた大流血戦が展開されよりました。
 またウェブが画鋲を口に含んで相手に吹き付けるって技(?)を披
 露してくれ、技としての有効度はともかくこれまでにない新鮮なシ
 ーンとなってましたワ。で、試合はウェブのペースで進んでいたの
 やけど、最後にケオスとはエンタープライズ軍として同じ釜のメシ
 を食っているリゾーノとGQマネーが介入。蛍光灯4本をテープで
 縛った凶器をウェブに見舞い、ケオスが卑怯な勝利を得てますワ。
�KXPW Championship
 The Messiah w/Rob Black and Lizzy Borden vs. Josh Lazie
  サブゥのXPW離脱により主の居なくなったベルトを保有するこ
 ととなった元サブゥのマネージャであるレイジ。仕方がないからメ
 サイア相手に防衛戦をやろうと決心したんやけど、やっぱりメサイ
 アの敵ではなくボコボコに。ベルトもこれでメサイア&ブラック軍
 へ渡るのかと思われたんですが、ここに元ECWのニュー・ジャッ
 クが登場し...。
�LXPW Championship
 The Messiah w/Rob Black and Lizzy Borden vs. New Jack
  やっぱりニュー・ジャックは強かった。サブゥのベルトが譲渡され
 たのか、それとも改めて王者決定戦をやることになったのかいま
 いち判然としませんが、とりあえずXPWのベルトが懸かったタイ
 トル戦の火蓋が切って落とされましたんやけど、序盤〜中盤にかけ
 てニュー・ジャックの凶器攻撃が大爆発。十八番の工業用ホチキス
 攻撃からギター・ショットへのつなぎも滑らかに押せ押せの試合展
 開でした。けど最後に笑ったのはメサイア。しかも反則攻撃からの
 フォールではなく、旋回式のフェイス・クラッシャーによるクリーン・
 フォールや。 
�M結局、『罪をあがなった』のは...。
  メサイアの戴冠で幕とならないのがXPW。まずはニュー・ジャ
 ック救出へスプリームが登場し、ここからブラック軍総出でのニュ
 ー・ジャック&スプリーム攻撃に移行。そこにバンピーロ&シャギ
 ーまでが加わるんですが、ここでなぜかブラック軍とバンピーロ&
 シャギーが決別。しかもニュー・ジャック&スプリームへと寝返っ
 たものやから一気に勢力地図が塗り替えられ、これをきっかけに
 興行の大トリであるニュー・ジャックによるグライムスへの自殺ダ
 イブ(殿堂ロス・オーディトリアムの2階席)へと...。
 そう、メサイアの戴冠こそあったものの『罪をあがなった』のは連
 敗続きで最後に流血にまで追いやられたブラック軍の悪のCEO
 であるロブ・ブラックであり、ブラック軍の面々でしたんや。

【DVD特典映像】
 ・『BAPTIZED IN BLOOD �V』のプロモが収録されておりますん
 やけど、僅か数分の収録時間ながら各試合のフィニッシュ・シーン
 が全て収められており、極論するならこのプロモだけで、本編は不
 要となると言っても過言ではない代物。
 けどこれではプロモの役目が果たせんのやないやろか。ホンマ、X
 PWのやることは奇々怪々ですワ。 


注:左に掲載したジャケット写真はVHS版のものであり、現行の
   DVDは別のデザインのものに変更されております。


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