では収録内容の詳細を

このDVDはリージョン『1』なので注意して下さい!

UNDERTAKER : HE BURIES THEM ALIVE
(約53分収録)
 自称十数年間『ビンスの尻にキス』して来た男、アンダーテイカー。
この作品は過去にVHSテープでのみ発売されたタイトルをDVD化
したものでして、94年後半のテイカーの活躍が手堅く編集されとり
ますんや。当時のテイカーはバリバリ(笑)の悪魔ギミック真っ最中。
よってこのDVDに収録されたテイカーの姿は、大型バイクを会場内
狭しと乗り回す最近のテイカーしか御存知存ない若きWWEウォッ
チャーさんには結構新鮮に映るんやないかと思われますな。
では早速収録内容を報告しまっさ。
あ、この手の作品には珍しくインタビュー等は徹底排除(悪魔が普
通に喋るのもヘンやしね)され、ミリオン・ダラー・マン(テッド・デビア
ス)が司会進行を務めておりますワ。

@Undertaker vs. Undertaker
  94年の『サマー・スラム』からの収録。ニセ・テイカー(正体はブ
 ライアン・リー)を本家テイカーが迎え撃つ試合や。
 まずはニセ・テイカーの待つリング横へ棺桶が運び込まれ、ポー
 ル・ベアラーが棺桶の中から骨壷を取り出すんです。
 で、ベアラーが骨壷の蓋を開けるとアラ不思議、骨壷から怪しい
 レーザー光線が照射され、花道に本家テイカーが登場...。
 どないでっか、この試合までの馬鹿馬鹿し過ぎる演出は。
 ま、肝心の試合はニセのロープ渡りや墓石式パイルを本家がこ
 とごとく跳ね返して圧勝するんやけど、試合自体には語るべきと
 ころはおまへんな。試合開始までの演出を楽しめばOKですワ。
AUndertaker vs. Kwang
  放送日時不明の『マンデー・ナイト・ロー』からの収録。マーシャル
 ・アーツ・キックを得意とする覆面レスラーのクワン(正体はプエルト
 リコの顔役サビオ・ベガ)をテイカーがチョーク・スラム一発で沈めた
 試合や。あ、この試合ではクワンの毒霧攻撃を浴びたテイカーが、
 それならワシもお返しと毒霧を吐くところが見所かな。それとこの試
 合は一部編集によるカットがありましたデ。
BUndertaker vs. Yokozuna
  94年の『サバイバー・シリーズ』からの収録。この試合は既に
 レビュー済なので詳しくはここを押して
 あ、この試合も一部編集によるカットがありましたワ。
CUndertaker vs. Jim 'The Anvil' Neidhart
  放送日時不明の『スーパー・スターズ』からの収録。ナイドハー
 トには故オーエン・ハートが付いていて、テイカー対『はぐれカナ
 ダ軍』って図式かな。この試合、途中からベアラーが棺桶を引っ
 張り出して棺桶マッチの様相を呈して来たんやけど、ナイドハー
 トがテイカーのビッグ・ブート一発で棺桶に叩き落され、棺桶内に
 充満する怪しき毒気にあてられたか戦意喪失のまま退場。
 いかにも『スーパー・スターズ』枠の試合って感じでした。    
DUndertaker vs. Jerry 'The King' Lawler
  最後に控えますはテイカー対キングさん。これはコロンビア・ビ
 デオが仕切るビデオ・シューティング・マッチみたいや。
 試合はキングさんが例によってセコくメリケン攻撃を繰り出して
 客席のヒートを煽るって展開。テイカーも対戦相手がキングさん
 では、黙ってキングさんのベタなネタに付き合うしかないのやろ
 ね(苦笑)。ま、キングさんに暫く付き合ってやや唐突気味に墓
 石式パイルでキングさんを棺桶に埋葬...。
 ミス・マッチと言えばそれまでの内容やけど、ワシはテイカーより
 キングさんの芸心に打たれましたワ(苦笑)。


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