では収録内容の詳細を

レッツゴー2001 vol.2
浅野社長スペシャル!! (VHS-TAPE)
(約1時間収録)
  本作品はDVDではなくって、IWAジャパンが主に会場で販売している
 ビデオ・テープ。定価は税抜き1,905円で、ワシは2002年2月22日の
 IWAジャパン大阪府立体育館第2競技場大会にて入手いたしました。
 ただキチンと定価を支払ったのかといったら、これがそうではおまへん。
 この日は試合に先立って心斎橋のアメリカ村にあるタワー・レコードで浅
 野社長、シン、ゴージャス・松野揃い踏みのCDプロモーションがあり、こ
 こで発売されたばかりのCDシングル『愛が地球を救うのだ』を購入しレシ
 ートを貰うと、それが引換券となって大阪府立体育館で開かれているIW
 Aジャパンの売店にて(売れ残りの)グッズが何か一つ無料で戴けるって
 企画がおましたんや。
 で、山積みされた(売れ残りの)グッズ類からワシがチョイスしたのがこの
 ビデオ・テープ。中身なんて分からんけど、『浅野社長スペシャル!!』な
 んて書かれてあるんやから、そら何の躊躇もなく選んでしまいましたワ。
 ではでは先行発売されたDVD『オ・ト・コはつらいのよ』の続編として位
 置付けされるであろう本作、早速内容を報告いたしますワ。
 あ、このビデオは例の『新宿2丁目劇場』、浅野社長へのインタビュー、
 2002年1月13日の後楽園ホール大会の模様から構成されとります。

○2002年1月13日:食堂『花膳』
  例によって『花膳』でくつろぐ浅野社長のもとへ何時も懇意にしている
 東スポの楠崎記者が慌ててやって来ました。で、浅野社長がどうかした
 のかと聴くと、なんと『花膳』の傍に『花膳2号店』なるものが出来ている
 との事。慌てて(苦笑)現地に駆け付けた浅野社長ですが、そこには営
 業許可証を偽造した一宮章一と石井の姿が...。
 しかも今夜の後楽園ホール大会用としてIWAジャパンではこれまで一
 度も作った事のないSS席の券までが偽造されているのが発覚や(笑)。
@ウルトラ・セブン&宇和野貴史
 vs.グレート・タケル&佐藤竜騎士
  IWAジャパンの2002年第1試合なんですが、これがなんともお寒い
 内容。試合の大半を宇和野に任せて全くリングへ入ろうとしないウルトラ
 ・“高杉”・セブンへ「ちょっとは仕事をしろ!」って野次が飛ぶのですが、
 そんな野次で気持ちを入れ替えるようなウルトラ・“高杉”・セブンではな
 い事なんて野次を飛ばした当の本人も知っているはずやろに(苦笑)。
 試合は宇和野が佐藤を下して幕となっております。
○浅野社長、大いに語る(その1)
  浅野社長、ご機嫌で喫茶『タントラ』へ向かうと、お店では菊池広報が
 歩合制のバイトの真っ最中。で、お客さんとして先にお店に入っていた
 ユニバーサル・ミュージックの大枝さんらを交え、浅野社長のインタビュ
 ーが始まります。それにしても2001年は浅野社長に『すてきな16才』
 なるCDを出させて大損したはずのユニバーサル・ミュージックの面々、
 年が明けてもまだ浅野社長と関わっているとはエエ根性やね(苦笑)。
A平野勝美 vs. タイガー・ジェット・シンジュク
  平野のパワー・ボムをまともに喰らったシンジュクでしたが、フォールを
 狙った平野の腕を極めて見事に(?)タップを奪っております。
○浅野社長、大いに語る(その2)
  2001年の年度末興行直前、敵役のターザン・後藤が団体から無断
 で離脱するなんて大激震に見舞われたIWAジャパン。けどこの時はNO
 AHから若手(名前は失念した)を借りて急場をしのいだんでしたな。
 ここでは浅野社長とNOAHの三沢光晴との知られざる関係(って言って
 も浅野社長の“例の趣味”の事やないで、いやホンマ)が語られます。
Bインディペンデント・クルーザー級選手権
 アジアン・クーガー vs. ディスコ・フィリー
  なんとも曖昧なベルトを巡る試合に、なんとも曖昧なディスコ・フィリー
 なる外人選手。一応試合はサブミッションでクーガーが勝利を収めてお
 りますが、実になんとも曖昧な内容の試合ではありました...(苦笑)。
○浅野社長、大いに語る(その3)
  IWAジャパンのオーナーとしてワシらプロレス・ファンに顔を知られるま
 では全日本プロレス等のプロモートをしていたらしい浅野社長。ここでは
 全日本プロ時代の三沢と川田の思い出なんかを語っております。
 また前述したように年末興行にNOAHのヘルプを得たからやろね、IW
 AジャパンをNOAHのような団体にしたいとベタ褒めや。
 けどNOAHはIWAジャパンより後発のはずやろ。あ、インタビューの中
 では「3年あれば何とか」なんて後発団体NOAHに追いつけ追い越せ
 宣言をしている浅野社長ですが、ワシがこうしてこのレビューを書いてい
 る2004年7月現在のIWAジャパンはと言うと...(苦笑)。
 また菊池広報から好きな外人選手はと問われた浅野社長、カクタス・ジ
 ャックなんて答えておりますが、これを聞いたミック・フォーリー(カクタス・
 ジャック)さんの顔が見てみたいなんて思うのはワシだけやないやろな。
C松田慶三&山下義也&“ゴージャス”・ミッシェル・スター
 vs. YUJI・KITO&新岩大樹&ジャガー・ナット 
  まだまだ選手の皆さん全員正月気分が抜けないのか、20分を越すロ
 ング・マッチでしたがダイジェスト収録であった事がホンマに嬉しかった、
 実にトホホな内容のメイン・エベント。
 実際、オカマ・キャラのスターや、ヒール・サイドの悪行(って程悪い事は
 してないけど)に怒ったレフリーのグレート・カブキが得意のアッパー・カッ
 ト・パンチを見舞う場面が唯一場内を沸かしただけやもんなァ。 
 ただ試合は松田がなんとか締めたけど、ここからがハプニングの連発で
 したワ。まずは一宮がリングへ乱入し、スタンド席で観戦していた上野幸
 秀(元バトレンジャー)を自軍へ勧誘。これに上野が応え、一宮は気を良
 くしたか昨年末までは手に手を取り合っていた仲であるバッファロー・太
 野改め太野さんを再度ヒール・サイドへ勧誘するも失敗。で、太野さんを
 全員で寄ってたかってボコボコにしていると、太野さんを救えと浅野社長
 がリングへ上がり、これに続いて“守護神”鎖鎌を携えたミスター・ポーゴ
 までが出現!!!。
 ただ過去にIWAジャパンに不義理を働いたミスター・ポーゴには松田ら
 若手正規軍は拒絶反応を示し、浅野社長も「一方的にやって来て、(リン
 グに)上げてくれと言われても。(過去にいろいろとあったし)信用出来な
 い」と困惑顔(←よ、役者やねェ)。新年早々、ビッグ・トラブルに見舞われ
 たIWAジャパンですが、はてさてこれからどうなりますやら...。
○浅野社長、大いに語る(その4/完)
  どうやら風邪気味の浅野社長、これから銭湯のサウナ風呂へ入りに行
 くと満面のエビス顔。ただリングに上がり顔が売れたのか、サウナでは周
 りの人達からチンチンばかりを見られるので辛いとニタニタ...(苦笑)。
 他人から見られる以上に、アンタは他の(特に若い子の)チンチンばかり
 見ているんやないのってすかさず突っ込んだ道頓堀次郎でした(大笑)。


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