では収録内容の詳細を

このDVDはリージョン『1』なので注意して下さい!

THE ULTIMATE RIC FLAIR COLLECTION
(DISC-3)
(DVD3枚組:合計約10時間30分収録)
DISC−3

★★ The "Nature Boy" Heads North :
The royal Rumble ★★

○The "Nature Boy" Heads North
  88年11月、テッド・ターナー氏がNWA/ジム・クロケット・プロモ
 ーションを買収して始まったのがWCWなんですが、当時はNWA
 王座って響きと歴史がお気に召したか、WCWって団体名ながら同
 団体の王者はNWAのベルトを保持するフレアーでした。
 けど91年9月、フレアーはWCWが認定するNWA王者(ややこし
 い話やなァ)って身分のまま、なんとWWFへ移籍してしまうんや。
 ここではフレアーがWCW時代を総括(藤波との試合の模様もあり)
 し、WWFへの移籍についても併せて語っております。

○1992 Royal Rumble (1/19/92)
  ・最初の数字は失格となった順番
  ・()の中の数字はリング登場の順番
  ・()の中の選手名は、失格させられた相手選手名
  Elimination order (entry number in paranthesis):
  1,(2.) "Million $ Man" Ted DiBiase (by The British Bulldog)
  2,(4.) Jerry Saggs [Nasty Boys] (by The British Bulldog)
  3,(5.) Haku (by The British Bulldog)
  4,(12.) Nikolai Volkoff (by Repo Man)
  5,(11.) Greg "The Hammer" Valentine (by Repo Man)
  6,(10.) Repo Man (by Big Boss Man)
  7,(1.) "British Bulldog" Davey Boy Smith (by Ric Flair)
  8,(9.) "Texas Tornado" Kerry von Erich (by Ric Flair)
  9,(7.) "El Matador" Tito Santana (by Shawn Michales)
  10,(6.) Shawn Michaels (by Tito Santana)
  11,(8.) Barbarian (by Hercules)
  12,(14.) Hercules [Power and Glory] (by Big Boss Man)
  13,(13.) Big Boss Man (by Ric Flair)
  14,(19.) "Superfly" Jimi Snuka (by The Undertaker)
  15,(16.) Jake "The Snake" Roberts (by Randy Savage)
  16,(24.) Col. Mustafa (by Randy Savage)
  17,(20.) The Undertaker (by Hulk Hogan)
  18,(22.) The Berzerker (by Hulk Hogan)
  19,(23.) Virgil (by "Hacksaw" Jim Duggan)
  20,(17.) "Hacksaw" Jim Duggan (by Virgil)
  21,(27.) Skinner (by Roddy Piper & Rick Martel)
  22,(28.) Sgt. Slaughter (by Sid Justice)
  23,(18.) Irwin R Schyster (by Roddy Piper)
  24,(30.) The Warlord (by Sid Justice & Hulk Hogan)
  25,(25.) "The Model" Rick Martel (by Sid Justice)
  26,(15.) Rowdy Roddy Piper (by Sid Justice)
  27,(21.) "Macho Man" Randy Savage (by Sid Justice)
  28,(26.) Hulk Hogan (by Sid Justice)
  29,(29.) Sid Justice (by Ric Flair)
   Winner, and new WWF Champion : (3.) Ric Flair
  91年9月のWWF電撃移籍以降、秋の『サバイバー・シリーズ』
 では自身のチームを勝利に導き、その余勢を駆ってフレアーは92
 年1月の『ロイヤル・ランブル』へと参戦することに。
 尚、91年の『サバイバー・シリーズ』ではアンダーテイカーとホーガ
 ンの間でWWF王座戦が行われ、一度はホーガンがテイカーを破
 って4度目の王座返り咲きを果たしたものの、団体がこの試合を無
 効としてベルトは団体預かりとなっているって伏線もおます。
 その上、WCWから乗り込んできたフレアーが、自身の保持するN
 WAのベルトこそが『真の王者のベルト』と主張して譲らず、事態は
 ますます混迷度を深める事に(苦笑)。
  さてそんなこんなでWWFの『統一』王座が懸けられた92年のラ
 ンブル戦が始まりました。まずはデイビー・ボーイ・スミスとミリオン・
 ダラー・マンの顔合わせで試合が始まり、即刻ミリオン・ダラー・マン
 が失格。そして3番目の入場って大きなハンディを背負ってフレアー
 の入場となりましたんや(セコンドはミスター・パーフェクトこと、カー
 ト・ヘニング)。しかもリングに待ち構えるデイビー・ボーイ・スミスは
 『サバイバー・シリーズ』以来の確執のある間柄。
 で、序盤はデイビー・ボーイ・スミス、中盤はこれまた確執のあるロ
 ディ・パイパー、後半はアンダーテイカーやハルク・ホーガンらの標
 的とされヘトヘトのフレアー。それでも後から後からリングに入って
 くる選手達にいちいち一発喰らってはフラフラッと数歩歩いて前の
 めりに倒れてやるって大サービスを身体を張って決行ですワ。
 そしてそんな奮闘振りが認められたのか、ホーガンとシッドの土壇
 場でのイザコザ勃発にフレアーがちゃっかり便乗し、シッドをリング
 下へ突き落として何と驚きの『統一』WWF王座奪取!!。
 なんかほとんどやられっぱなしで、自力で失格させた相手選手も僅
 か数名。棚ボタと言えば実に棚ボタ、台本通りと言えば実に台本
 通りなんやけど、とりあえずはフレアーさん、王座奪取おめでとう。
 そして長時間の労働、お疲れ様でした。
 
【この章のボーナス映像】 
○Bobby "The Brian" is Excited 
  フレアーを迎え入れる準備に追われ、ボビー・“ザ・ブレイン”・ヒ
 ーナンさん、てんやわんやの大忙し。
○Flair's WWF TV Debut(from Prime Time Wrestling, 9/9/91)
  NWAのベルトを持つヒーナンさん、スタジオのスタッフに命令して
 フレアーのために赤絨毯を用意させる気の使いよう(苦笑)。
 そして遂にフレアーがWWF登場となったのですが、NWAのベルト
 こそが『真の王者のベルト』と主張するフレアー、当然スタジオの一
 般参加客からは大ブーイングや(ま、結構皆さん楽しそうやけどね)。
○Funeral Parlor
  アンダーテイカーの後見人であるポール・ベアラーさんが主催す
 るオカルト・コーナーに、フレアーとヒーナンさんが招かれました。
○Flair attacks Piper
  フレアー、実況席にビンスやマッチョ・マンらと陣取るロディ・パイ
 パーを襲撃。いや、一方的なタコ殴りって方が的を得てるな。
○The "Real" World Heavyweight Champion
  フレアーとヒーナン、例によってNWAのベルトを自慢しとります。
○Rumble Post-Match Interview
  ランブル戦を制してWWF王者となったフレアーを、ヒーナンやミス
 ター・パーフェクトが祝福。そしてWWFのベルトを渡されたフレアー、
 あれ程『真の王者のベルト』と拘っていたはずのNWAのベルトの
 事はすっかり忘れて「人生最高の時だ」と大喜び(苦笑)。


★★ Sting : Defining an Era ★★

○Sting : Defining an Era
  フレアー、スティングとの抗争史を語る。

○Ric Flair vs. Sting
 (from Clash of the Champions XXVII, 6/23/94)
  上の章でWWFの王者となれた事をあれ程喜んでいたフレアー
 でしたが、93年2月にまたまたWCWへと移籍してしまうんや。
 多分WCWから大金を積まれたんやろね。で、ここに収録された
 のは『世界王座』のベルトを持つフレアーと『インターナショナル王
 座』のベルトを持つスティングとのWCW版『統一王座戦』や。
 しかしなんやね。ワシ、このスティングとの試合を観て、漫才に例
 えるならまるでフレアーが一人で『ボケ』も『ツッコミ』もやって、一
 人で話にオチを付け、しかもそれで大喝采を受けているように見え
 ましたワ。実際、いかにも即興の掛け合い(コール&レスポンス)
 が苦手そうなスティングを前にして、いちいちくどいまでのビッグ・
 セルを行い、観客達に毒づいてヒートを買い、フォールに入るとロ
 ープを悪用して「末席のお客さん見えてますか、ワシ悪い事してま
 っせ」ってアピールを行い、自分の持ち時間を果たしたと思った途
 端に逆さ押さえ込みでスティングからフォール勝ちをゲット。
 これ最初は、他の試合のように名勝負でもないのにどうして本DV
 Dに収録されたのか不思議に思ったのですが、よく名レスラーを
 讃える際に『ホウキ相手でも試合を構築する』って言いますやろ。
 でもそれって具体的にはどんなものなんやってプロレス・ファン以
 外の方から尋ねられた時、「ほら、これがそうやデ」って手軽に見
 せてあげるためにここに収録されたなやないやろか。
  あ、試合終了後にはスティングのマネージャーであったシェリー・
 マーテル嬢のハートまで盗み、我が世の春を満喫していたフレア
 ーの前にホーガンが現れて新たな抗争へと発展してますワ。
 【お詫び】:文中スティングがまるでホウキであるかのように記述い
 たしましたが、スティング・ファンの方には申し訳なかったです。
 ホウキでお気に召さずば、枯れ木でも便所のタワシとでも読み替
 えていただけますでしょうか。

【この章のボーナス映像】
○Kicked out of The Horsemen
  テリー・ファンクの紹介でリングに現れたのはフレアー、アンダー
 ソン兄弟、スティングから構成される『新・4人の騎士』の面々。
 しかし突然オレイ・アンダーソンがマイクを掴み、スティングに対し
 てフレアーとの『統一王座戦』をやれと強引に勧告や。
 当然異を唱えるスティングに対してはフレアーの鉄拳が飛び、これ
 にてスティングは『新・4人の騎士』から追放ですワ。
○Reeking of Sex Appeal !
  お馴染みのフレアーのインタビュー。
○Ladies and Gentlemen...Sting !
  フレアーとの試合を直前に控えたスティングのインタビュー。イン
 タビュアーはジーン・オカーランドさんでっせ。


★★ Celebration :
A Special Night in Greenville ★★

○A Special Night in Greenville
  フレアー、『グリーンズビルの素敵な夜』を語る。
 『グリーンズビルの素敵な夜』については後で詳しく述べまっさ。

【この章のボーナス映像】
○Flair's World Wide Wrestling Federation Debut
 Ric Flair vs. Pete Sanchez (3/1/76)
  76年、殿堂MSGにおけるフレアーのWWFデビュー戦。手元の
 資料によるとフレアーは50年生まれで72年のプロ・デビューであ
 るそうやから、この映像収録時にフレアーは26才でキャリア4年目。
 けどこの時点でもう粋にガウンを着こなしており、試合では早くも完
 成の域にある『フレアー芸』が確認可能や。
 ただ申し訳おまへんがワシは相手を務めたピート・サンチェスの素
 性を知りません。けどフレアーのブレンバスター一発でリングに沈ん
 だところを見ると、この人のポジションもある程度は想像出来ます。 
○A Workout with Piper (1/24/82)
  こちらはミッド・アトランティック時代の映像。まずは若手2人を相
 手にアマレスでの腕前を得意げに披露していたフレアーなんです
 が、そこへロディ・パイパーが現れてワシともアマレスで一勝負しよ
 うやないかとなりました。
 そしてアマレス独特のパーテレ・ポジションから各々1本づつを戦い、
 双方どちらもフォールを取れずに始まった二回戦目に事件が勃発。
 パーテレ・ポジションに入ったパイパーの横腹目掛けて突然フレア
 ーが蹴りを放ち(見え見えの展開ですな、へへへ)、続いて力のこ
 もった逆水平チョップをお見舞いや。
 ま、すぐにパイパーの逆襲にあって3カウント(正式な試合やないの
 にね)を奪われたフレアーなんですが、相棒グレッグ・バレンタインを
 呼び込んで二人掛かりで憎きパイパーをボコボコに。
○PWI Wrestler of the Decade (11/15/89)
  フレアー、プロレスリング・イラストレイテッド誌が選出する『80年代
 を代表するレスラー』に。 
○The Final Nitro (3/26/01)
  2001年3月、ビンス・マクマホン御大は崩壊が伝えられていたも
 のの他の何処の娯楽企業も手を出さなかったWCWというかつての
 敵対団体を買収。これによりWWFの『RAW』とWCWの『NITRO』
 が同時間帯の生放送で視聴率を競い合った所謂『月曜戦争』に終
 止符が打たれることとなったんでしたな。
 で、ここには『NITRO』の最終回、3月26日の放送分からフレアー
 の熱い熱いマイク・アピールが収録されております。
 この夜の『RAW』は日本でもJ−SKYが放送しており、内容を記憶
 されている方も大勢居られるかと思いますが、ビンス御大はとことん
 『NITRO』を憎々しく思っていたのか、生放送中の相手の番組内に
 ズカズカと土足で踏み込んでWCWのレスラーやファンに嫌味を垂
 れる始末。
 正にWCWって敵対団体と『NITRO』って商売敵番組を蹂躙しまくっ
 たものでした。そしてその際、『NITRO』を生放送している会場から
 ビンスの横暴さにブチ切れてマイクを握ったのがフレアーでした。
 ジャック・ブリスコ、ドリー・ファンク、ハーリー・レイス、ロード・ウォリア
 ーズ、スティング、レックス・ルーガー、スタイナー兄弟、バフ・バグウ
 ェル、リッキー・スティムボート、自身リック・フレアーらの名をあげて、
 いくらWWFがWCWを買い取ろうとお前(ビンス)に俺達を支配する
 ことは出来ないと徹底抗戦を宣言。
 続いて控え室に居るのであろうスティングの名を上げ、俺と試合をす
 るのだとアピールや。
 この映像、アメ・プロの歴史を語る際には避けて通れない貴重な内
 容でして、こうしてここにDVD化された事を喜ばしく思いますワ。
 追伸:熱く熱く徹底抗戦を宣言したフレアーが、現在は毎週WWEの
 『RAW』で熱演中...。でもこれを糾弾するのは野暮でっせ(笑)。
○Ric Flair vs. Triple H (from RAW, 5/19/03)
  前日のPPV『審判の日』においてケビン・ナッシュ相手に大凡戦の
 タイトル・マッチを行ったHHH。翌日の『RAW』ではナッシュにボコら
 れたので体調不良であり本日は休養すると宣言や。しかし分からず
 屋(笑)のGMオースチンが、元世界王者なら誰でもいいからそいつ
 と世界王座を懸けてタイトル・マッチをやれとHHHに強要。
 しかしHHHもそれならばと機転を利かし『エボリューション』の僚友に
 て、過去世界王座に堂々通算16回も輝いたフレアーを指名。
 加えて控え室では「判っているやろ、アンタはゴングが鳴ったら黙って
 リングに横たわってくれたらエエんや」と憎々しく詰め寄る始末...。
 でフレアーもHHHの態度を苦々しく思いながらも(ここら辺りの心理
 描写は最高やった)一度はこの申し出を了承したようなんや。
 するとそこに『エボリューション』とは敵対関係にあるHBKことショーン
 ・マイケルズが現れ、「奴のためにリングに寝る事は駄目だ」と忠告。
 「私にHHHが倒せると思うか?」とのフレアーの問いには、「俺はア
 ンタが勝つと思う」と凛として返答するマイケルズ。
 途端にフレアーの目に、リムジンを乗り回し、飛行機で駆け巡り、辣
 腕を振るい、美女達の唇を盗み続けて来た誇り高き王者の闘志の炎
 が灯る...。
  以上は残念ながら本DVDには未収録の本試合へのネタ振りなん
 ですが、なぜここに収めなかったのやろか。フレアー、HHH、HBK
 の各々の『本音』と『台本』とが交錯する彫刻的に美しい場面やのに。
 ここがキチンと収められていたら、以下の本DVDに納められたHHH
 戦と、試合&生放送終了後の『フレアー感謝祭』の意味性も桁外れに
 違って来るんやけどなァ。
  ではサウス・キャロライナ州はグリーズビルから生放送された『RA
 W』にて収録されたHHH戦と、生放送終了後の『フレアー感謝祭』
 について語りますワ。まずはHHH対フレアーなんですが、前述したよ
 うにフレアーがゴングと同時に『寝て』くれるものと安心していたHHH
 に対し、フレアーの忘れかけていた『王者の誇り』が爆発するんです。
 ま、『RAW』での『物語』は別にして、21世紀版の『4人の騎士』こと
 『エボリューション』を結成して毎日毎晩フレアーの側に居り、直接的
 間接的にフレアーから『フレアー道』を伝授して貰っているHHHにとっ
 ては、これも王道継承の1ステップなんやろな。
 試合はフレアーによる王道スポットの連発って感じで、HHHも負けて
 はなるかとフレアー直伝の『コーナー激突〜場外落下』スポットを師
 匠相手に披露するなか、フレアーが四の字固め、レフリー誤爆からの
 サミングと『業界一ド汚い』ロー・ブローにて王座奪取寸前ってところま
 で漕ぎ着ける場面も。
 当然この演出はHHHによる師匠への日頃の感謝の意の表れのは
 ずでして、これでフレアーは『17回目の世界王座君臨』となったんや。
 直後にHHHの十八番ペディグリィを巡る攻防があってフレアーに土
 が付いたこの試合、フレアーとHHHの師弟関係が伺える非常にハー
 ト・ウォームな内容でした。
  この直後にケビン・ナッシュが現れて次回PPV『バッド・ブラッド』へ
 向けたネタを振り、『RAW』の生放送はここで終了。
 で、ここからが当日会場に居合わせた者だけが体験できた『フレアー
 感謝祭』のスタートです。
 まずは突然会場内にショーン・マイケルズのテーマが流れ、マイケル
 ズを先頭にバック・ステージに居た選手が続々とリング・イン。
 続いてガラスの割れる音とともに宴会の仕切り屋オースチンが現れ、
 フレアーらに缶ビールを手渡し。その後何故か(笑)『RAW』に『スマ
 ックダウン』のGMであるステファニー(←スッピンに近い可愛い顔に
 注目)、シェイン・マクマホン、御大ビンス・マクマホンまでが登場し、
 HHHとの世界王座戦を終えたばかりのフレアーと次々に抱擁。
 そして最後の最後にさっきまでフレアーと試合をしていたHHHが現
 れて、『世界王座』のベルト(元々はフレアーが作ったもので、詳細は
 DISC−1のレビューを見て)をフレアーの肩に掛けてやるって心憎い
 行いを。ババ・レイとHHHに肩車されたフレアー、感極まってのマイ
 ク・アピールが始まりました...。
 以上が『グリーンズビルの素敵な夜』の一部始終です。
  いやはやこれこそDVD特典映像の鑑や。この『フレアー感謝祭』、
 余りに唐突に始まって団体あげてフレアーへの敬意を示したものや
 から、いくら生放送終了の出来事であっても会場に居合わせた人達
 が発信源となって即刻ネット上で『フレアー引退』の文字が躍ったん
 でしたな。ワシもアチコチと海外のHPにアクセスしてフレアーが肩車
 さている画像を見つけ、もしやPPV『審判の日』のDVD特典映像と
 して収録されるんやないかって願っていた(叶わなかったけど)いわ
 く付きの映像を今こうして入手できてホンマに大満足ですワ。
 10時間強の3枚組フレアー特集DVD、実に見事な幕切れです。

【隠しトラック情報】
@トップ画面の【PLAY】にカーソルを合わせて【左矢印】を押すとアラ
 不思議。トップ画面左上のWWEのロゴ・マークへとカーソルが飛ぶ
 でしょ。こいつを選択するとで87年に収録されたフレアーのマイク・
 アピールが再生されます。
A『グリーンズビルの素敵な夜』の章を選び、【The Final Nitro】にカー
 ソルを合わせて【左矢印】を押すとフレアーの代名詞である「Woooo」
 についてのコメントが再生されます。『コンフィデンシャル』からの映
 像の様ですが現行のスーパースターズ達もフレアーに成りきって楽
 しそうに「Woooo」と吠えていて、なかなか微笑ましい映像でしたワ。
B『グリーンズビルの素敵な夜』の章を選び、画面下の【MENU】にカ
 ーソルを合わせて【右矢印】を押すとまたまた不思議。画面の中で
 フレアーが手にしている缶ビールへとカーソルが飛ぶでしょ。
 こいつを選択するとフレアーの入場の際に会場のタイタン・トロンに
 映されるエントランス・ビデオが再生されます。

【総評】
  早期に続編望む!!


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