では収録内容の詳細を

このDVDはリージョン『1』なので注意して下さい!

MICK FOLEY : GREATEST HITS &
MISSES
(収録時間はレビューを参照下さい)
 私どものHPによく遊びに来ていただいている『USA−Pさん』
が、収録内容の情報を報告して下さいました。

またUSA−Pさんには差し出がましいですが、ワシは後日発売となった
日本版DVDを購入しておりますので、これを鑑賞して気付いたところを追記
させていただきました。

○Disc 1 - 本編(約2時間)

@ Cactus Jack vs. Big Van Vader
 WCW Saturday Night 4.17.93
 ミック曰く、「ボクシングのアリvs.フレジャーのような一戦」だそうですが、
 ベイダーのミス(?)パンチによる鼻骨骨折等、のっけから痛々しい試合。

 ※ミックの前説によると顔面パンチはミックがベイダーに事前に依頼した
 ものらしく、ただベイダーがちょっと“やり過ぎた”そう。
 また当時のWCWは流血戦の放送を中止していた頃で、今回の映像は
 ミック自身の秘蔵コレクションから未編集のものを蔵出しして来たんやて。
 ベイダーのセコンドに付くハーリー・レイスの姿といい、これらミックのコメ
 ントといい、のっけからファンタジー大爆発ですな。
 【※以降の文責:道頓堀次郎】

A Cactus Jack & Maxx Payne vs. The Nasty Boys
 Chicago Street Fight WCW Spring Stampede 4.17.94
 マックス・ペインを相棒に、ジェリー・サッグス&ブライアン・ノッブスから成
 ナスティ・ボーイズと対戦。ミックの自伝本によるとデス・マッチ・ハイが得ら
 れたとあったのやけど、ワシには全てに作り物臭いストリート形式のタッグ
 戦としか映りませんでしたワ。
 尚、この一ヵ月後の94年5月24日のPPV『Slamboree 1994 - A legends'
 reunion』において相棒をケヴィン・サリバンに変更したカクタス(ミック)は、
 ナスティ・ボーイズを撃破し晴れてWCW認定のタッグ王座に就くんです。
 【この項の文責:道頓堀次郎】
 
B Catus Jack vs. Sabu
 ECW Hostile City Showdown 6.24.94
 『THE BEST OF CACTUS JACK』にも収録されとりますが、こちらはポー
 ル・Eがトレード・マークである携帯電話でカクタスの後頭部を殴り、これが
 元凶となってサブゥにフォールされるって内容のフィニッシュ・シーンまで含
 めた完全版。『BEST OF〜』ではうやむやのまま映像が途切れており、ワ
 シはこちらを観るまでずっとこの試合は不透明決着であったと理解しており
 ましたワ。あ、ミックの解説によると当時はまだWCWの所属であったそう。
 それとこの当時はまだECWは『EXTREME CHAMPIONSHIP WRES
 TLING』の略ではなく、『EASTERN CHAMPIONSHIP WRESTLING』
 の略。団体のオーナーもポール・Eではなく、先代のタッド・ゴードン氏です。
 【この項の文責:道頓堀次郎】

C Cactus Jack vs. Chris Candido
 Smokey Mountain Wrestling 11.18.94
 ジム・コルネットが辣腕を振るうSWM(Smokey Mountain Wrestling)にて
 “プロレス界の聖子ちゃん”ことタミーを従えたキャンディートと対戦。
 タミーのヘア・スプレー攻撃なんてベタなネタも含め、NY(WWF)でもアト
 ンタ(WCW)でもない何ともドロ臭いプロレスが堪能出来まっせ。
 【この項の文責:道頓堀次郎】

D Cactus Jack vs. The Sandman
 Texas Death Match ECW 2.4.95
 舞台は再びECWに戻り、オースチンより先に缶ビールのガブ飲みをネタと
 していたサンドマンとテキサス式デス・マッチで対戦。テキサス式とは相手
 をフォールした後に10カウントが数えられ、そこで相手が立ち上がれない
 合にやっと勝利が認められるルール。けどサンドマンは試合の最初っから
 故か意識が半分以上彼の地にあるようなんですワ。
 普通に考えるならトレード・マークの試合前の缶ビールのガブ呑みが過ぎ
 と思えるけど、ミックによる前説も何やら意味深でして...。
 となれば鎮痛剤等もしくは御法度のクスリでもキメていたとも想像出来るしな。
 ま、プロレスってジャンルに“真相”なんて求めても徒労に終わるだけや。
 え、こんなレビューではご納得いただけまへんか(苦笑)。
 それとサンドマンの横に居る女子マネのウーマン(←芸名)をまんま『女性』
 んて字幕では訳してあるけど、不勉強も甚だしいでっせ!!。
 【この項の文責:道頓堀次郎】

E Cactus Jack & Raven vs. Terry Funk & Tommy Dreamer
 ECW November 2 Remember 11.18.95
 『NOVEMBER TO REMEMBER '95』レビューを御参考下さい。
 ちなみに『THE BEST OF CACTUS JACK』にも収録されているそうです。

F Cactus Jack vs. Mikey Whipwreck
 ECW Big Ass Extreme Bash 3.9.96
 『THE BEST OF CACTUS JACK』にも収録されているそうです。
 
 ※不肖の弟子であるマイキー君を相手にECWでのラスト・マッチ。
 【※以降の文責:道頓堀次郎】


●DVD Extras
:Post Vader Match Interview -
 WCW Saturday Night 4.24.93 (2:43)
 ベイター戦を終えた後のインタビューです。【この項の文責:道頓堀次郎】

:Cactus Jack vs. Sting WCW -
 Beach Blast 6.20.92 (12:41)
 コーチマンとの音声解説付き… と言うか、当時の実況の音声の上に
 二人のやりとりが収録されているのが勿体無い気も…
 
 ※コーチマンとの解説はホンマに無粋。DVDの利点を活用し、何故二重音
 声で収録しなかったのやろか。それならまずは当時の音声で楽しみ、追っ
 コーチマンとミックとのやりとりで楽しむって事も出来たのにな。
 【※以降の文責:道頓堀次郎】

:Cactus Spits On The WCW Belt -
 ECW Hostile City Showdown 6.24.94 (5:24)
 WCWベルトへの唾吐きプロモだけでもいいのに、その後に更に長い
 ヘイマンのマイク・アピールまで収録されているのはミックの愛情… 
 なんでしょうかね。
 
 ※『THE BEST OF CACTUS JACK』にも収録されおりますワ。
 本編Aの試合で触れた様にWCW認定のタッグ王座に就いたカクタスです
 が、WCWとECWの選手交換交流の波に乗ってECWへゲスト出演。
 サブゥと戦い敗退した現役のWCWタッグ王者(ミックの事)がベルトに唾棄
 て、WCWからの離脱を匂わすんやから盛り上がりますわな。
 続いて収録されたポール・Eも脂ぎった表情で暑苦しくアピールしております。
 【※以降の文責:道頓堀次郎】

:"Cane" Dewy Promo -
 Mick's All Time Favorite Wrestling Promo (8:48)
 息子のデューイ君をネタにしたサイン・ボードを客席に見たミックのアピール。
 ミックの憤りは十二分に理解出来るけど、この舞台が『大人の劇場』ECW
 あるため、ワシには額面通りには受け止められんのや。
 で、そんな『分かったつもりのアホなファン』に警鐘を鳴らしたのが、次から
 始まる“アンチ・ハードコア宣言”シリーズ。
 【この項の文責:道頓堀次郎】

:"Anti-Hardcore" Promo -
 Cactus Jack Denounces The ECW Fans (8:26)
 ハードコア団体ECWでの『ヒール』として… という目的のものですが、
 後のミックの辿った道(特にテイカーとのヘル・イン・ア・セル)の事を思うと、
 この時の宣言は結構重いものではないかと思います。
 尚、『THE BEST OF CACTUS JACK』にも収録されています。
 
 ※『BEST OF〜』ではデューイ君と自宅でくつろぐミックの姿をホーム・ビ
 オで撮った“アンチ・ハードコア宣言”シリーズも収録されていたので、どう
 ならシリーズ全てを収録してキチンと字幕を入れて欲しかったワ。
 演者と観客との永遠に埋まらないであろう溝について触れられているはず
 この“アンチ・ハードコア宣言”シリーズ。ワシみたいな『分かったつもりのア
 なファン』に向けて作られていたはずなんやから...。
 【※以降の文責:道頓堀次郎】

:Cactus Jack vs. Sabu Rematch -
 Hamburg, PA 9.30.94 (16:22)
 これもコーチマンとの音声解説付き。実況の上に二人のやりとりが収録
 されていまして、サブゥの事など色々話したりジョークを交えたりして解説
 してくれるのですが… せめて音声選択が出来たら良かったなぁ… と。
 
 ※音声選択については先にも述べた通り、USA−Pさんと全く同感や。
 あ、これは本編Bの再戦でして、もうこの時にはWCWとは縁が切れてい
 たそう。サブゥがビール瓶でカクタスの頭を殴るのやけど、WWEの試合の
 様に“割れやすい小道具”なんて貧乏団体のECWには用意出来ん。
 従って“本物のビール瓶”は不気味な音をたててカクタスの頭で跳ねるだけ。
 5発程殴ってやっとビール瓶は砕けたけど、ホンマに気分の悪くなる音や。
 【※以降の文責:道頓堀次郎】

:ECW Farewell Speech -
 Following the match with Mikey Whipwreck 3.9.96(3:17)
 Fの完全版。『THE BEST OF CACTUS JACK』にも収録されているそう
 です。

 ※ECW退団にあたってのスピーチでして、『BEST OF〜』ではスピーチ終
 了後に向こう正面最前列の何時もプラ・カードを用意している“サイン・ガイ”
 に握手を求め、これまた常連客の一人である障害を持つ少年に着用して
 たTシャツを投げてやるシーンは収録されておらず、こちらの方がより完全
 に近い形での収録ですワ。
 また肝心のスピーチ内容が『BEST OF〜』のレビューに記載した以前週プ
 ロ絡みで出たVTRからの流用のものと、今回の日本版DVDでの字幕とで
 結構ニュアンスの違うところが散見されますんや。
 どなたか、英語に達者であってECW周辺にも詳しい方がキチンと訳してく
 へんやろか。【※以降の文責:道頓堀次郎】

:"Jack" Foley & Les Thorton
 Vs. The British Bulldogs - WWF 9.13.86 (6:47)
 自伝によればまだ大学生兼レスラーだった頃のミックの若々しいお姿が
 拝める試合。典型的な引き立て役ですが、容赦の無いクローズラインとか
 バンバン受けてます。

:WWE Confidential Feature -
 Mick's long absence is explained (5:57)
 コンフィらしく手堅くコンパクトにWWEへの再登場、ハードコア王座進呈ま
 でをまとめたもの。 

●隠しトラック
 ◆チャプター選択で「Cactus Jack vs. Chris Candido」に合わせ
 「→」でデュード・ラブのエントランス・プロモ(0:51)。

 ※日本版DVDでもキチンと再生されました。
 【※以降の文責:道頓堀次郎】

 ◆エクストラ選択画面で「Main Menu」に合わせ、「←」を数回押すと
 十代のミックがホーム・ビデオ装置で友人達と撮影したプロレスごっこ
 (バックヤードって感じではなく、もっと牧歌的なもの)が再生されます。
 WWEの番組でも何度も放映されている、あの家の屋根から地面へ
 向けて飛び降りるって内容でして、ここでは飛び降りてからの友人達
 とのドタバタ劇も収録されており、少なくてもワシは初めて見ましたワ。
 【この項の文責:道頓堀次郎】

○Disc 2 - 本編(約3時間)

@ Intorducing... Mankind!

A Mankind vs. Shawn Michaels
 WWE Mind Games 9.22.96
 『HARD KNOCKS & CHEAP POPS』の映像特典、『SHAWN MICHELS :
 FROM THE VAULT』にも収録されている試合です。

B Cactus Jack vs. Hunter Hearst Helmsley
 Falls Count Anywhere WWE Raw is War 9.22.97
 チャイナとHHHがリング上でも実生活でも蜜月であった頃(?)の試合。
 極悪非道の徒であるHHH相手ではデュード・ラヴ(ミックの持つ一番陽気な人
 格を表現したキャラ)やマンカインド(ミックの持つ一番陰気な人格を表現したキ
 ャラ)では相手にならんと遂にカクタス・ジャック(ミックの持つ一番凶暴な人格を
 表現したキャラ)がWWFに降臨。HHHをテーブル葬で片付けとりますワ。
 【この項の文責:道頓堀次郎】

C Mick Foley vs. Terry Funk
 WWE Raw is War 5.4.98
 試合自体よりも実況席に座ったオースチンの方が目立つ進行、内容なので
 すがそれでも収録したのはミックなりのテリーへのリスペクトなのかもしれ
 せん。

D Dude Love vs. Stone Cold Steve Austin
 WWE Over the Edge 5.31.98
 『HARD KNOCKS & CHEAP POPS』にも収録されとります。
 日本国内でWWFが定期的に放映されてからはオースチンもミックもベビー側
 での役回りが多く、なかなか直接対決なんて事はなかったのやけど、こうし
 一騎打ちが収められているのでファンの方も一安心やないかな。
 【この項の文責:道頓堀次郎】

E Mankind vs. The Undertaker
 Hell in a Cell WWE King of the Ring 6.28.98
 映画『ビヨンド・ザ・マット』でも使われ、いまだに「お家でマネすんなや」CM
 でも使われるヘル・イン・ア・セル戦の完全版。

 ※マンカインドの名前が一気にワールド・ワイドなものとなった、言わば出世試合。
 これ、なかなか完全版がDVD化されなかったので、皆さんも首を長くして待って
 いたんやないでっしゃろか。例のパンダのWWFとの係争によりロゴ・マークにボ
 カシが入ってしもとるけど、これだけを目当てに本DVDを買っても損はないはず。
 まずは必見や。そしてこの試合の舞台裏を克明に明かしたミック著の自伝本(翻
 訳版はまだか?!)をお読みになると、ミックが本DVDに寄せているコメントとの
 差異が明らかとなって、ますますプロレスって芸の深みに触れられる事と思いま
 すワ。【※以降の文責:道頓堀次郎】

F Mankind vs. The Rock
 WWE Raw is War 1.4.99
 ビンス率いる“企業軍のチャンプ”であったロック様を相手に、世界王座戦へと打っ
 て出たマンカインド。多勢に無勢かと思われるやろけどマンカインドにはHHHらDX
 軍がサポートに付き、これで頭数的には双方五分五分。当然試合は企業軍がロッ
 ク様の王座を守ろうと不法介入を行い、DX軍も負けじとマンカインドを援護射撃。
 そして最後に“ガチャーン!”とガラスの割れる音が会場内に鳴り響き、ビンスら企
 業軍の宿敵であるオースチンまで現れて...。
 世界最高峰のベルトを手にする事となったミック(マンカインド)ですが、多分これは
 放映は99年年明けであっても、98年年末の収録のはず。
 ならばWWFからミックへの大きな大きなクリスマス・プレゼントやったのかもね。
 あ、この台本に最終的なOKを出したビンス御大。結末なんて当然知っていての御
 出馬なんやけど、マンカインドの戴冠にあれだけ悔しそうな表情が出来るとはホン
 マにアンタは掛け値なしで名優でっせ(笑)。
 【この項の文責:道頓堀次郎】 

G Cactus Jack vs. Triple H
 Street Fight WWE Royal Rumble 1.23.00
 『TRIPLE H : THE GAME』『HARD KNOCKS & CHEAP POPS』にも収録
 されています。

 ※名勝負なんやけど、何も先に2度もDVD化されている映像を収録せんでもエエの
 やないやろか。どうせならまだDVD化されていない00年2月(Gの試合の一ヵ月後)
 のPPV『NO WAY OUT』でのHHH対カクタスによるヘル・イン・ア・セル戦を収録し
 て欲しかったワ。それとも今回はテイカーとのヘル・イン・ア・セル戦(Eの試合)だけ
 にしておいて、『NO WAY OUT』でのヘル・イン・ア・セル戦収録を目玉にまた将来
 別のタイトルのDVDをワシらに購入させようって魂胆やろか。
 あんまり悪どい商売しとったらアカンで。ワシ、J−SKYで放映された試合をテープで
 録画所有しとるから裏商売したってエエんやからな。あ、これはBの試合の大いなる
 後日談(実際、この試合に向けてネタとして使われた)とも取れて、ホンマにプロレスっ
 て芸は奥深いなァ。
 【※以降の文責:道頓堀次郎】

●DVD Extras
:Mankind Teasers -
 WWE fans get their first look at a disturbing newcomer
 #1 (0:16)、#2 (0:23)、#3 (0:16)、#4(0:21)
 WWEに登場する前の煽りプロモですが、本人の顔は見せずに切れてイビツ
 なった耳のアップと語りで見せる陰気なモノ。

:Music To My Ear -
 Mankind talks about his symphony of destruction (1:16)
 暗い地下室で陰気に語ってくれます。

:Mind Games -
 J.R., Mankind and Paul Bearer prior to
 the Shawn Michaels match (1:57)
 マイケルズとの世界王座戦に向けてPPV直前にJR相手のインタビュー。
 もうあんな“ビンゴ会場”へ戻りたくなんてないってマンカインドが吐露しており
 ますが、当夜の試合はECWの本拠地ペンシルベニア州のフィラデルフィア
 して、となれば“ビンゴ会場”とは確実にあの汚いECWアリーナを指すはず。
 マンカインド(いや、ミック・フォーリー氏)の本心は。そしてミックの晴れ姿を
 の目で確かめようと会場に詰め掛けていたであろうECWファンはこの言葉
 どのように聞いたのやろか。【この項の文責:道頓堀次郎】

:Jim Ross Interviews Mankind -
 Originally aired on Raw 6.9.97 (5:23)
 『THREE FACES OF FOLEY』にも収録されているJRとのスキット。

 ※JRの偽善者振りを詰りまくる内容で、これ笑い事ではない内容ですワ。
 【※以降の文責:道頓堀次郎】

:The Birth Of Mr. Socko -
 Mankind visits Mr. McMahon in the hospital 10.5.98 (2:45)
 『FUNNIEST MORMENTS』にも収録されているMrソッコ誕生のスキット。

 ※テイカーにボコられて入院中のビンスをミックがお見舞い。その際にソッコが
 初登場となるんですワ。またこの後に続けて医者に扮したオースチンが現れ、
 ビンスをド突き回した挙句に点滴を浣腸として尻にブチ込むなんて大笑いの名
 場面があったのやけど、ここではタイトルの趣旨から外れるからやろか、バッサ
 リとカットされておりました。あれは収録しても良かったのになァ。
 【※以降の文責:道頓堀次郎】

:Mick & Al Snow In Vegas -
 An obnoxious fan stalks the boys (1:04)

:More Mick & Al Snow In Vegas -
 Mick and Al ride the rides, join a lounge band and
 visit a gentlemen's club  (2:07)
 『HARD KNOCKS & CHEAP POPS』にも収録されていますが、「More Mick &
 〜」は完全版、かな? いずれにせよ、仲の良さそうな二人です。

:Commissioner Foley & Kurt Angle -
 The Commish books a Match (1:17)
 現役引退後にコミッショナーとしてブラウン管へ復帰したミック。ここではカート君と
 二人で息の合ったダブル・ボケ漫才をかましてくれとります。
 【この項の文責:道頓堀次郎】

●隠しトラック
 ◆チャプター選択画面で「Mankind vs. Shawn Michaels」に合わせ、「←」で
 缶入りラビオリのTVCM(0:30)。
 (『ビヨンド・ザ・マット』にも一部使われているもので、コミカルな一品。)

 ※日本版DVDでも字幕付きでキチンと再生されました。
 【※以降の文責:道頓堀次郎】

 ◆エクストラ選択画面で「The Birth Of Mr. Socko」に合わせ「→」で
 DX製作「have a BAD Day」(1:53)。
 (RR00年の路上戦の煽りにも使われたスキット。色々と泣き言を並べる
 偽ミックに… )

 ※日本版DVDでも字幕付きでキチンと再生されました。
 ちなみにニセのマンカインドを演じているのはミディオンって選手。
 ターザン後藤夫人のデスピナさんの弟(真偽の程は定かではない)って
 役どころで日本にも来日経験があり、当時のWWFでもそれなりにプッシュ
 された事はあったのですが、知らない間にフェード・アウトしてしまいましたな。
 【※以降の文責:道頓堀次郎】

【総評】
 全日本やIWA日本時代が無いとは言え、ミックの総集編としてボリューム
 満載の一品。確かにECW時代に行った数々の有刺鉄線戦や『ROYAL RUMBLE 
 1999』のvs.ロック、『NO WAY OUT 2000』のHHHとのヘル・イン・ア・セル戦
 収録して欲しかったし、去年のハードコア王座進呈式も収録して欲しかったが、
 このDVDはあくまでミックが自らの経歴を振り返って、彼にとって重要だと思う
 ものを… というセレクトなんでしょう。

【総評】
  今これを見ている君はプロレスのファンだね。
 それに恋人もいないみたいだな。
 恋愛を犠牲にしてまで見てくれてありがとう。
 期待は裏切らないよ。
  以上、DISC−1冒頭のミックの前説からの引用ですが、
 本DVDの本質を端的に表しておりますな。
 【この項の文責:道頓堀次郎】


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