では収録内容の詳細を

THE RISE + FALL OF ECW
(DVD*2枚)
(DISC-1 : 約2時間50分収録)
(DISC-2 : 約3時間27分収録)
★★DISC−1★★へ

★★DISC−2★★
  
 ディスク−2は全てボーナス映像で構成されております。

@2 out of 3 Falls Dog Collar Match for
 ECW World Tag Team Championship Match :
 The Pit Bulls vs. Raven (w/Beulah) & Stevie Richards
 Gangstas Paradise - Philadelphia, PA (09-16-95)
  95年9月16日の定期戦『Gangstas Paradise』より選出された試合。
 レイヴェンとスティーヴィ君が犬の首輪・マッチでピット・ブルズの面々と
 激突するのやけど、助演陣が底抜けに豪華なので要注目でっせ。
 泡沫ダッドリーであるダッドリー・ダッドリー&ダンス・ウィズ・ダッドリー、
 ビューラとフランシーンのキャット・ファイト、タッド・ゴードンとビル・アルフ
 ォンソのオトコ版キャット・ファイト、ビッグ・ディック・ダッドリーにトミー・ド
 リーマーに911と、これでもかのネタの波状攻撃が貴方を襲います。
 あ、『Hardcore History』ってDVDにも収録されているので、既にご覧の
 方もいらっしゃるかも知れまへんね。
A2 out of 3 Falls Match :
 Rey Mysterio Jr. vs. Psichosis
 Hardcore TV - Philadelphia, PA (10-17-95)
  95年9月16日の定期戦『Gangstas Paradise』で初めてECWアリーナ
 に紹介されたミステリオとシコシスによる『エクストリーム・ルチャ』
 『Path Of Destruction』ってDVDにも収録されておりましたが、ここでミ
 ステリオに敗れたシコシスが3本戦で再戦を申し出るってのが、ここまで
 のストーリーや。で、電光石火のウラカンで1本目をミステリオが先取。
 後の無くなったシコシスは体格差でミステリオを追い込み、強烈な墓石
 式パイルでミステリオを沈め、これでスコアーは1対1。運命の3本目は
 シコシスによるトップ・ロープ&場外フェンス越えのトペで始まり、高度な
 ルチャ・ムーヴとECW流の椅子攻撃が交錯する内容へと展開。
 結局シコシスがミステリオを下すのですが、客席にここまで受けるカード
 をこのまま終わらす事は勿体無いと、95年11月18日の定期戦『Nove
 mber To Remember '95』でメキシカン・デスマッチとして、装いも新たに
 またも両者の対戦が組まれるんです。
BLadder Match for ECW Championship Match :
 Mikey Whipwreck vs. The Sandman (w/Woman)
 Hardcore TV - Philadelphia, PA (10-28-95)
  95年10月28日の定期戦から選出されたのは、梯子戦にてサンドマ
 ンの保持する世界王座にマイキー・ウィップレックが挑戦するって図式の
 試合。で、試合前に一波乱。なんとWCWを解雇されたばかりのスティ
 ーヴ・オースチンが堂々の登場(初登場は、10月7日のECWアリーナ
 における定期戦?)ですワ。この後にWWF(当時)に転出して文字通り
 大爆発するオースチンのマイク・スキルですが、その原型はここでも確認
 可能。まずは梯子によじ登ってWCWって団体そのものにお約束の悪態
 をつき、続いてマイキーとサンドマンもバッサリ。またサンドマンのマネで
 あるウーマン女史には、ウーマン女史の旦那がWCWのブッカー職に就
 くケヴィン・サリバンってこともあってか、やけに念入りにコッテリとネチネ
 チとベタベタといじくってやって...(苦笑)。  
 試合そのものはマイキーの奮闘もあってサンドマンが王座から滑り落ち
 る結果となるのですが、特典映像としてここに納められた理由は、やは
 り冒頭のオースチンのマイクにあるんでしょうな。
 尚、マイキーの獲得したベルトにオースチンが挑戦した試合は95年11
 月18日の定期戦『November To Remember '95』で、サンドマンを加え
 て95年12月9日の定期戦『December To Dismember』において3WA
 Y方式で行われた再戦の模様は『Deep Inpact』ってDVDで確認可能。
 前者は本編にも収められておりますが、タイツを下げられ肛門を客席に
 無様に晒してフォールされるオースチンの仕事っ振りはホンマに必見や。
CECW World Television Championship Match :
 2 Cold Scorpio vs. Sabu
 CyberSlam - Philadelphia, PA (02-17-96)
  96年2月17日の定期戦『Cyberslam '96』より選出された試合。これ
 も詳しくはアップ済のレビューを参照して下さいな。  
DThe Final Confrontation - Loser Leaves Town Match :
 Tommy Dreamer (w/Beulah) vs. Raven (w/Chastity & Lupas)
 WrestlePalooza - Philadelphia, PA (06-06-97)
 (Alternate Commentary)
  本編でも触れた、レイヴェンのWCW転出の際の試合。冒頭、レイヴェ
 ンはECW離脱を嗅ぎつけた客席からの『You Sold Out !』チャントを一身
 に浴びておりましたが、それから披露されたのはドリーマーとの長く激し
 かった抗争に幕を下ろすにふさわしき内容でしたワ。またレイヴェン敗
 退後のジェリー・“ザ・キング”・ローラーによるECWマット制圧の模様
 手抜かりなく収録されております。ここら辺りの詳細は97年6月6日の
 定期戦『Wrestlepalooza '97』のレビューも併せて参照して下さいな。
 尚、EやF同様にこの試合にも副音声での解説が収録されており、ここ
 ではトミー・ドリーマーとマイケル・コールが当時を振り返っております。
 画面の中のビューラの行方をしつこくドリーマーに問うマイケル(苦笑)、
 キングのお客の煽り方を褒めるドリーマー、なかなか楽しめる副音声で
 したワ。
EECW World Television Championship Match : 
 Tazz vs. Bam Bam Bigelow
 Living Dangerously - Asbury Park, NY (03-01-98)
 (Alternate Commentary)
  本編でも触れた、リング陥没事件(?)が発生する試合。DやF同様
 に副音声での解説が収録されており、ここではタズとマイケル・コールが
 当時を振り返っております。リング陥没事件(?)についても微妙な言い
 回しでタズがコメントを寄せているので注意(字幕もありまっせ)。
 ただ非常に残念だったのが入場テーマ曲の差し替え。著作権の関係で
 当時のテーマをそのまま使えなかったのは分かるし、本DVDでは出来
 るだけ原曲に似せたものを被せており、デリケートな仕事振りやないか
 とも思いました。それだけにここでのタズの入場テーマ曲の差し替えは
 納得が行きませんワ。なんと心肺機能停止の効果音から始まるWWF
 (当時)版が収録されておりますんや。これ、歴史の捏造でっせ。
 尚、試合の周辺は98年3月1日のPPV『Living Dangerously '98』のレビ
 ューに詳しいので、こちらを参照して下さいな。
FECW World Television Championship Match :
 Rob Van Dam vs. Jerry Lynn
 Hardcore Heaven - Poughkeepsie, NY (05-16-99)
 (Alternate Commentary)
  99年5月16日のPPV『Hardcore Heaven '99』より選出された試合。
 DやEや同様にこの試合にも副音声での解説が収録されており、ここ
 ではRVDとマイケル・コールが当時を振り返っております。 
 尚、RVDとリンはその頃何度もシングル戦で戦っており、どれもこれも
 が高い内容のものでしたんや。PAL版のDVDなのが残念ですが、99
 年2月12日の定期戦『Clossing The Line '99』や99年3月21日のPP
 V『Living Dangerously '99』などでの両者の絡みも一度はご覧になって
 いただきたいですワ。あ、この99年5月16日の試合は『Extreme Evol
 ution』ってDVDにも収録されておりますな。
GSteven Richards Apologizes for Leaving ECW
 【リチャーズの懺悔】
  97年5月17日の定期戦『The Buffalo Invasion '97』においてテリー・
 ファンク、サンドマン、レイヴェンと4WAY戦を行ったスティーヴィ君。コメ
 ントによると6月(6日の定期戦『Wrestlepalooza '97』やろか?)にはテリ
 ーの保持する世界王座への挑戦も内定していたらしいのですが、この
 試合の最中にテリーの投げた場外鉄柵によって首を負傷。当時はポー
 ル・Eとの折り合いも悪かったらしく7月にはWCWへ転出してしまいま
 す。けど、転出先のWCWではレイヴェンから、「俺の負け役で入団した
 んだ」とバッサリと切り捨てられ、傷心のまま再度12月にはECWへ逆
 戻り。しかし復帰直後のクリス・チェッティ戦でまたも古傷を痛めて...。
 一番辛かった頃を振り返るスティーヴィ君、当然いつものアホ・キャラで
 はありませんでした。
HTazz Seeks Paul Heyman's Blessing
 【タズのポールについての回想】
  00年1月23日のWWF(当時)のPPV『Royal Rumble 2000』に出場
 の決まったタズ。この日は無敗街道を突き進むカート・アングルに初め
 て土を付けるって重要な役目が控えておりました。で、会場のMSGへ
 自宅から車で向かっている途中、携帯電話でタズはポール・Eに連絡を
 入れたそう。するとポール・Eは「夢(MSG出場)が叶って良かったな」
 と言ってくれたらしいです。その当時を思い出して感極まり涙ぐむ、モニ
 ター画面の中のタズ。なんか本DVD、全体的にタズとポール・Eの友情
 物語って趣きがありますが、ここの場面なんて、その際たるものです。
IPaul Heyman: Travel Agent
 【ジェリコ、トラベル・エージェントとしてのポールを語る】
  ECW在籍時の航空券にまつわる思い出を振り返るジェリコ。ある時な
 ど、ポール・Eはクリス・ベノワをジェリコの義兄に見立て、ベノワを死亡
 した事にし、遺族割引を使って安価でジェリコをカナダから招聘したそう
 ですワ。ポール・Eもこそこそと悪い事をしてたんやねェ(苦笑)。

【隠しトラック情報】
 @エクストラ画面で“Mikey Whipwreck vs. The Sandman”を選択し、右
 ボタンを何度か押すと、サンドマンとの一戦に向けてパブリック・エネミ
 ーと一緒に深夜のセントラル・パークで猛特訓(?)を行うマイキー・ウィ
 ップレックの様子が再生されます。定期放送番組『Hardcore TV』にて放
 送されたようですが、ECWってこの手のプロモが底抜けに面白かった
 からなァ。以前ガオラでECWの放送があった時も、試合そのものより、
 プロモの方に惹かれたものですワ。プロモばかり集めたDVDなんてのも
 出してくれへんやろか。

 Aエクストラ画面で“Rob Van Dam vs. Jerry Lynn”を選択し、右ボタン
 を何度か押すと、リンとの一戦で負傷した唇の右側上部(鼻の右下?)
 の傷をカメラに示すRVDの姿が再生されます。
 
 ※他にも“Tazz vs. Bam Bam Bigelow”に、両者の抗争プロモが隠され
 ているとの情報がありますが、少なくともワシの所有する日本版DVD
 では再生されませんでした。皆様の情報、お待ちしております。


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